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2006/10/04(水)
シャンプーと思い出
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去年の今日は、嬬恋の「チョコラ」から帰る日だった..もう二度と、行けないなんて思っていなかった。
「チョコラ」のママ達にお別れをして、鹿沢温泉の先にある大好きな「たまだれの滝」へ立ち寄った。 ここの美しい沼で、珍しくお水を飲んでいたっけ..そして、周りに生えている草を食べまくっていた。 湯の丸高原を抜けて、百観音の道を通り、途中にあったチーズ専門店に寄り、ソフトクリームを食べた。 そして、知人の家の前にある「巨峰直売所」へ..毎年行くので、お婆さんとはもう顔なじみだった。
中軽井沢から、北軽井沢へ向かい、我が家が大好きなカフェ「ゆうゆ」で、遅い昼食を取った.. その時、彼からメールが来た..「大阪へ向かう途中で軽井沢を通るから、何処かで待ち合わせよう」 「珈琲工房須田」で、珈琲を買ってから、急いで待ち合わせ場所のプリンス通りの駐車帯へ向かった.. しばらくすると、大きなトラックがUターンして来た..元気は、彼が降りて来る前からハイテンションだった。 まるで、映画のワンシーンのような、素敵な再会だった..今でも、元気の嬉しそうな声が聞こえて来る。 こんな場所で、パパに会えるなんて思っていなかったもんね..ママも、とっても嬉しかったんだよ!
今日は、ルーク君を預かって、シャンプーをしてあげた..勝手が違うので、最初は戸惑ってしまったが、 体重が元気の半分以下なので、とっても楽チンだった..パピヨンの毛は、直毛なので乾くのが早かった。 元気の為に取ってあった「アルガンオイル石鹸」で洗った被毛は、素晴らしい光沢を放っていた。 ルーク君を洗いながら、最後に元気を洗った日を思い出していた..それは、5月の旅行前だった..
お風呂で滑らないように、バスタオルを敷いて、元気を立たせた..元気の顔は、少し不安気だった。 腫れ上がった不自由な足で、一生懸命立っていた..そして、私が洗おうとする自ら足を出してくれた。 いつもそうだった..毎日のお散歩後のシャンプーの時、何も言わなくても順々に自ら足を出してくれた。 足が不自由になってからも、それは変わらなかった..誰も教えたわけじゃないのに、そうしてくれた。 この時も、「アルガンオイル石鹸」で洗った..乾く事に、素晴らしい光沢のある被毛になって行った。 この日が、元気を洗った最後の日となってしまった..もう、二度と元気を洗ってあげる事が出来ない。
久し振りに、声をあげて泣いてしまった..悲しかった..寂しかった..元気を洗ってあげたいよ〜〜
「コスモス畑の前で、威張りん坊」 「こんなに元気に走っていました」
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