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2006/10/09(月)
二人で..
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今日も、とても良いお天気だった..お天気が良くなれば良くなるほど、落ち込みが激しくなる..
朝から、何もしたくなかった..でも、いつものように、お花の手入れと、床のゴロゴロを始めた.. たくさん頂いたお花も、痛まないように手入れをして来たが、もうすでに限界を超えてしまった.. 贈ってくれた方々の気持ちを考えると、なかなか捨てられなかったが、思い切って処分する事にした。 最初に贈ってくれた時と、全く形態の変わってしまったお花もある..今まで、騙し騙し飾って来た.. お花を贈ってくれた方々に、心から感謝いたします..皆さんのお陰で、華やかな祭壇でいられました。
朝から体がだるくて、何だか熱いような気がしていた..何気なく体温を測ったら、37度4分もあった。 顔はほてってるし、心臓もバクバクしていた..これはヤバイぞ〜私は、めっほう熱に弱いのだ.. 毛布を被り寝ようとしたが、眠れない..急に、元気が逝ってしまった前日の事が頭に浮かんで来た..
普通に迎えた朝だった..朝食もちゃんと食べてくれた..オシッコもウンPも自力でしてくれた。 ルーク君と、コナちゃんが遊びに来てくれて、元気も上機嫌だった..いつものように吠えてはいたが.. 少し違ったのは、お菓子を食べない事と、腫れた足の部分の、液体の出る量が多かった事だ.. ルーク君達が帰った後、元気がお昼寝を始めたので、私もくつろぐ時間帯ができ、PCをやった気がする。 穏やかな時間が流れていいたような..そして、義妹からの電話がかかって来た..話が長くてうんざり.. 実に2時間..その間も、元気は安らかな顔をしていたので、異変が起きているなんて思わなかった。 この時義妹から電話がなければ、もっと早く話を済ませていれば、気づいてあげられたかもしれない。 もしかしたら、電話の後でうたた寝をしていたかもしれない..この辺の記憶は、あまり定かではない.. 夕食を終え、元気の食事も済ませ、足に被せてあったタオルをめくった時に、足の異変に気がついた。
○の先生が漢方薬を塗らなければ、地道に消毒していれば、早くから抗生物質を飲ませていれば、 液体で濡れていた患部にガーゼをしなければ、あんなに急に皮膚の壊死が始まらなかったかも.. 元気が嫌がるからと、漢方薬も、抗ガン作用のあるハーブや野菜も、アズミラもあまり与えてなかった。 大学病院へ連れて行かなければ、足の形が変わらずに、もう少しだけでも、小さな自由があったのに.. それでも、家の中やベランダを懸命に歩いていたのに、転んだら怪我をするからとすぐに抱いてしまって、 元気の歩く気力を奪ってしまった..もしかたら、私が元気を寝たきりにしてしまったのもしれない。 自分が選択して来た事が、全て元気の為になっていなかったのでは..後悔ばかりが浮かんで来た..
彼は、泣きじゃくりながら話す私の言葉を、元気の祭壇の前に座り、じっと黙って聞いていた.. 彼も泣いていた..私に泣いている顔を見られないように、決して後ろを振り向こうとしなかった.. そして、黙って立ち上がり、熱のある私に代わって、夕ご飯を作り始めた..私は、彼の優しさに甘えた。 私は、忘れられない..ご飯の時、一口事に「偉いね〜いい子だね」と誉めてあげた時の嬉しそうな目.. 私が疲れて、機嫌が悪かった時に、「ママごめんね..迷惑かけて」、そんな目で見つめていた元気を..
時は経っても何も解決してくれない..心の整理など出来ない..失った悲しみ、後悔は増すばかりだ。
「お花を贈ってくれた方々へ..本当にありがとうございました」
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