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2006/11/16(木) 月命日..
今日は、元気の2回目の月命日..元気が逝ってしまったあの日から、2ヶ月も経ってしまった..

暑かったあの日..美しい初秋の青空が広がっていた..今は晩秋..今日も、青空が広がっていた..
月命日のお花が届いた..大好きなお花屋さんと、1年間の契約を結んだので、定期的に届けてくれる。
痛んでしまったお花の整理をして、新しいお花を祭壇に供えた..とても、寂しくもの悲しかった..
窓辺に座り、青空を見上げていたら、涙がこぼれて来た..止めどなく流れる涙..止まらない涙..

どうして、あの日に逝ってしまったんだろう..手厚い介護をしていたら、もっと生きられたかもしれない。
私は元気が生きて行く為に何をしてあげたのだろう..元気の生きる力を奪ってしまった事だらけ..
大学病院へ連れて行った事が、ほんの少しの自由を奪ってしまった..元気の生きる力を奪ってしまった
元気の生きる力を信じて、それまでと同じように過ごせば良かった..私が元気の命を短くしてしまった。

どんなに後悔しても戻って来ない..まん丸の澄んだ瞳、キラキラ輝く瞳、やんちゃな瞳、無邪気な瞳、
得意げな瞳、私を見つめる優しい眼差し、可愛い寝顔、晩年の美しい寝顔、野生の名残の遠吠え、
飼い主思いの優しい心、優しい気遣い..目を見つめれば、言葉など最小限の必要性で良かった..
長くて美しい被毛が自慢だった..ツルツルのシュルシュルで、毛玉などほとんど出来た事がなかった..
親バカと言われようが、元気は自慢のキャバリアだった..もう一度見たいなぁ〜あの欽ちゃん走りを..

落ち込んでいたら、ルークママんからメールが入った..「お天気が良いから、城北公園へ行こうよ」..
「涙が止まらないの..きっと何かが起きるよ..元気が行くなと言ってるんだから行きたくないよ」..
「何にも起きないよ..元気が守ってくれるから大丈夫だよ..ルークと一緒に元気も走らせてあげようよ」
そう言う訳で、ルークママさんの運転で、城北公園まで出かけた..公園のベンチでお昼を食べてから、
ドックランへ向かった..ルーク君は、待ちきれないとばかりに、私達をランまでぐいぐい引っ張って行った。
ルーク君は、大きな犬が大好きで、金魚のフンのようにくっついていたが、あまり相手にして貰えなかった。
そんな姿が、元気と重なった..元気も大きな犬が大好きだった..そして、乗っかっては怒られていた。
それでもひるまずに、大きな犬の後を追いかけていた..今も虹の橋で、大きな犬を追いかけているかな。

ランでキャバリアと会った..1匹は犬見知り、人見知り..1匹は、我感知せずのマイペース型..
2匹共、今時のキャバだった..帰りがけ、遠くにキャバリアの姿が見えた..急いで駆け寄って行った。
「イブちゃん」と言うそのキャバリアは、元気と同い年だった..ずんぐり、むっくり、ぼってり、私好みの体型。
顔も、詰まっていて、お目目もくりくり..昨日、切ったばかりだと言う被毛は、ウェーブがかかっていた。
穏和な顔をした「イブちゃん」は、しつこくなで回す私に嫌な顔も素振りも見せずに、付き合ってくれた..

元気もランでワンコ達と遊んでいたかな..思い切り走っていたかな..元気なうちに連れて行きたかった。


  「ハピラブママさんに作って頂いた、元気のメモリアル..素敵に作って下さってありがとうございました」


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