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2006/11/18(土)
引きずる心..
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昨夜は、ショックのあまり、泣きながら眠ってしまった..泣いても、泣いても、涙は枯れる事がない..
テレビの画面に写った足の悪いワンコ..飼い主の不注意で足が不自由になって歩けなくなってしまった。 いつもその事を後悔しながら、生きていると言う旦那さんが、ワンコを抱きしめながら泣いていた.. 気持ちが痛いほど分かる..後悔するなと言われても、その気持ちをうち消す事など容易く出来ない.. ワンコのマッサージを懸命に施していた..かつての自分の姿を見ているようだった..お願いだから治って そんな気持ちでマッサージを施していた..浮腫んでいた足も、マッサージを施すと浮腫が取れて来る。 このまま、浮腫まないで欲しい..そう願いながら、毎日マッサージを施していた..きっと同じ思いだろう。
全く歩けなかったワンコが、車椅子をつけて歩いていたら、顔が生き生きしていた..嬉しいんだろうな.. 元気も自分の足で歩きたかったろうな..いつもカートの上から、「歩きたいよ〜」と言う顔をしていた。 お散歩へ行っても、転んだら大変だからと歩かせなかった..外を歩いたのは、あの玄関前が最後だった 歩かせないから骨が固まってしまった..歩かせないから血流が悪くなってしまった..みんな私のせいだ。
今日は、コナママさんとコナちゃんが遊びに来てくれた..手作りの人間用チーズケーキとお花を頂いた。 久し振りに、一緒に昼食を..コナちゃんは、少し聞き分けが良くなって来て、お利口さんになったかな? 元気の吠える姿が写っているDVDを見ていたら、鼻を鳴らしながら、テレビの周りを必死で探していた.. 「そんな所を探してもいないよ..元気は何処?」と言うと、元気の祭壇のある部屋へ飛んで行った.. やっぱり、コナちゃんにとって、元気のいる場所は祭壇のある部屋なんだ..ここで寝てたんだもん..ね。
夕方近くに、ルークママさんとルーク君も遊びに来てくれた..久し振りに、3人と2匹が揃った.. コナちゃんとルーク君は、元気の祭壇の前で、仲良くお供え物を食べて、山羊さんミルクを飲んでいた。 ルーク君は、昼間のお散歩で女の子を追いかけ回してお疲れのようで、コナちゃんと遊ぼうとしなかった。 平和な時間が過ぎて行った..ここに元気がいたら、もっと楽しかっただろうな..そんな事を想っていた。
心の悲しみ、寂しさ、辛さは、失った者にしか分からない..それを理解できるのは、自分が失った時だ。
「2回目の月命日..月日が経てば、元気が生きていた事も、死んだ事も忘れられてしまうのだろう」
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