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2006/12/23(土)
百か日..
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今朝は、あの日と同じように、雲一つない青空が広がっていた..あの日から、百日も経ってしまった..
今日は、とても寂しい..胸がえぐられるような寂しさだ..頭の中に、大学病院のワンシーンが蘇る.. 何度も、その場面が出て来る..待合室に座る私達の前を、カートに乗せられた元気が横切って行った 「あっ元気だ」、ルークママさんとそう叫んだ時には、廊下の奥に消えていた..あの時呼び止めていれば もしかしたら、腫れた足に針を刺す前だったかもしれない..もしかしたら、止められたかもしれない.. そんな思いが頭の中を駆けめぐって行く..気持ちの整理が全くつかないまま、百か日を迎えてしまった。
今、HPを続けようか、止めようか、迷っている..元気はいないし、新しい話題もないし、超〜暗いし.. 元気の思い出をたどるばかり、そして私の心の想いを綴るだけの日記..面白みなど、どこにもないだろう 日記だって本当の心の奥底にある気持ちを書けないし、明るい話題など何にもない..そう迷いながらも 元気の成長記録は、途中で止まっているし、元気が頑張った最後の姿も、メモリアルとして作りたいし、 心はいつも揺れている..元気がこの世に生きていた証として、このHPは続けた方が良いのだろうか..
世間は、クリスマス前の連休..あちこちで、楽しいクリスマス前夜を、迎えているんだろうなぁ〜 人間達のクリスマスパーティ、ワンコ仲間のクリスマスパーティ..本当は、私もワン友さんに誘われていた。 遊びに行っていれば、楽しい時間を過ごせただろう..でも今日は元気の百か日..自分だけ楽しめない こうして、一人ぼっちの時間を過ごしていると、自分だけが取り残されている気持ちが強くなって来る.. 卑屈な気持ちが私の心を占めて来る..何で私だけ一人ぼっちなの..何で私には元気がいないの.. 何で、誰も振り向いてくれないの..死んでしまった元気と私なんか、どうでもいいんだ..卑屈な心.. 泣いても、泣いても、泣いても、泣いても..元気は帰って来ない..分かっているのに涙が止まらない。
仕事中の彼から、メールが来た..「明日は、一日お休みだよ..一緒にクリスマスを過ごせるよ」..と 「今日は、無性に寂しくて、朝から泣いてばかりいたの..今も、泣いているの」..と返信を入れた.. 「その気持ち、分かるよ..ボクも、昨日の夜がそうだったから」..元気が、私達に何かを要求している。 食いしん坊だった元気が、クリスマスを察知して、ケーキとご馳走を食べたいと言ってるのかもしれない.. 明日は、ケーキの他に、ご馳走を作ってあげようね..よだれを垂らしながら、私達の横に座っているよね
明日は、クリスマスイヴ..10年振りに迎える元気がいないクリスマスイヴ..どう過ごせば良いのだろう。
「百日経ってしまった..空はあの日と同じ青い空だった..元気が生きていた事を忘れないで欲しい」
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