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2006/12/28(木)
お散歩..
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今日も、布団を出たのは10時過ぎだった..毎日、8時間以上眠っている..何で起きられないのかな?
窓を開けると、外はポカポカ良いお天気..窓辺で珈琲を飲んでいたら、「ママ、お散歩へ行こうよ〜」 そんな声が聞こえて来た..生きていれば、冬のポカポカ陽気の中をお散歩したら、喜んだろうなぁ〜 いつもの掃除をして、洗濯をして、化粧をして、バナナを食べ、アミノ酸を飲んで、一人でお散歩へ〜 家を出る前に、ルークママさんへメールを..「一人で偉い!ガンバレ!何かあったらSOSを頂戴ね」と..
激励されて、元気との散歩道を歩き出した..前の公園で、元気が大好きだった野良猫が日向ぼっこを そっと近づいて、「あのね、君の事を大好きだった元気が死んじゃったんだよ」と、野良猫に話しかけた.. 野良猫は、逃げる素振りも見せず、じっと私の話を聞いてくれた..猫ちゃん話を聞いてくれてありがとう
坂道を下りて、我が家の駐車場の前へ..この場所は元気の大事な縄張り..ここへ来ると涙が溢れる 鼻水をすすりながら、遊歩道の方へ歩き出した..狭い角を曲がると、ここでよく車を避けていたっけ.. そんな事を思い出しながら、遊歩道の入口へ..側の販売機で紅茶を買ったら、涙が止まらなくなった。 いつも、ここの販売機で飲み物を買って、少し先にあるベンチで休憩をした..今日もそのベンチに座った ベンチに座り、涙を拭きながら、煙草を一服..陽ざしはとても暖かだったが、木枯らしが身に応えた..
しばらくベンチに座り、ボーッとしていたが、あまりの風の強さに負け、遊歩道の先を目指して歩き出した。 バックに入れた元気の写真に語りかけながら歩く姿はおかしな人に見えただろうな..でも、気にしない。 高速近くの最終地点に着いた..ここで、ルークママさんにメールを入れた..「今から向かう」と返信が〜 日向ぼっこをしながら、ルークママさんを待った..上を見上げると、桜の木につぼみが出来始めていた。 美しい桜の季節に、元気とこのベンチに座り、こんな日が来るとも知らずに、のんびり桜を見ていたっけ..
ルークママさんが到着したので、我が家の秘密の場所へ案内する事にした..ちょっと遠いけど頑張ろう。 何しろずっと歩いていない..家の中をフラフラしてるだけの毎日..足腰の筋肉は完全に萎えてしまった 野を越え、丘を越え?..我が家の大好きな秘密の場所は遠い..でも、ルーク君はルンルンご機嫌。 元気も秘密の場所までの道程を、いつもご機嫌で歩いていたっけ..あそこへ行けば、解放して貰える。 そんな場所なのだ..いつ行っても誰もいない..人間もワンコもいない..プライベートドックラン状態..
今年の春..桜が散った頃に、コンビニでおにぎりを買って、彼と一緒に、この秘密の場所へ出かけた.. ここで走り回っていた頃とは違い、元気はカートの中だった..それでも、とても楽しそうな顔をしていた.. 時々カートから下りて、桜が散った汚い地面の上で、ニンヤリ笑っていた..その顔を見た私達もニンヤリ
この秘密の場所を、リードから開放されたルーク君が楽しそうに走り回っていた..その姿に元気を重ねた 崖をよじ登り脱走を企てた元気..慌てて、元気を呼び戻す娘..その姿は、ビデオに残されている.. そんな事を思いだしながら、ルーク君の姿を見つめていた..鳩を追いかけて、ワンワン吠えるルーク君.. 久し振りに、ルーク君と走ってみた..息が切れた〜でも、楽しそうに私を追いかけるルーク君に癒された
やっと、この場所へ来る事が出来た..でも..まだ、階段を降りて、下の公園へ行く気持ちにはなれない
「公園のニャンコ」 「販売機から見た遊歩道入口」 「桜の木の下のベンチ」 「我が家の秘密の場所」
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