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2006/12/08(金)
想う事..
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今朝は、なかなか起きられなかった..彼が帰って来たのに布団の中..ショックが大きくて眠れなかった。
何気なく替えたチャンネル..そこには、足の不自由なキャバが、寂しそうにポツンと横になっていた.. 右後ろ足を下にして横になっている姿は、正に元気そのものだったったが、その目には輝きが全くなかった そのキャバと元気の違いは、その目の輝き..元気は、いつでも楽しそうに、嬉しそうに輝いていた..
生きる気力を無くしているようなキャバ..犬の気持ちを伝えられる人が、その犬の気持ちを聞いた。 歩けない自分は、家族のお荷物ではないのか..そう感じて、歩く事も、生きる事も諦めかけていた。 家族の諦めてないよ..何があってもあなたと一緒だよ..お荷物なんかじゃないよ..そう伝えると.. 急に目に輝きが..歩けない足で必死に飼い主の元へ進んで行った..その目は歩きたいと言っていた。 自分が歩けなくなって、家族から笑顔が消えた..だから、自分はお荷物なんじゃないかと感じていた。
私は、元気に笑顔を見せていただろうか..最後の頃は介護に疲れ、泣いたり、わめいたり、怒ったり そんな日々の繰り返しだった..それでも、私を見つめる元気の目は、いつも優しく穏やかに輝いていた。 言ってしまった言葉、やってしまった行動..元気は、そんな私をどう受け止めていたのだろうか.. 自分がいたら、ママが大変だ..自分がいなければ、ママも楽になれる..そう受け止めていたのだろうか。 あんなに言葉や態度を理解出来る元気に対して、どうしてあんな風に接してしまったのだろうか.. 急に天国へ逝ってしまった元気..私は心の準備が出来てなかった..やっぱり、私のせいなのかも..
今朝、彼に私が思っている事を話してみた..「君は、仕事を辞めてから、ずっと側にいてあげたでしょう」 お散歩へも毎日のように行ってあげてたでしょう..元気は、それで充分幸せを感じていたと思うよ」.. 君に出来る精一杯の事をして来たんだよ..だから、元気はそんな事を思って死んだとは思わない」.. そう言いながら、目に涙を浮かべていた..彼は、元気の側にいられなかった思いを引きずっている.. 元気の医療費を稼ぐ為に、今の会社に転職した..だから、元気と会う時間が極端に減ってしまった.. 元気の最後にも立ち会えなかった..最後の姿を見られなかった..彼の気持ちが痛いほど伝わって来た
昨夜は、泣きじゃくりながら電話をした私を心配して、ルークママさんが飛んで来てくれた..ありがとう。
「去年の12月8日 旅行前の健康チェックへ」 「ルーク君は元気を感じているのだろうか?」
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