|
2006/02/21(火)
チロル3日目..
|
|
|
6時半に隣りの部屋に起こされた..同じ時間に起きても、他人に起こされるなんて不愉快..
頭はボーッとするし、顔も浮腫んでいる..今日はスキーを止めて、部屋で寝てようかなと思った。 胃が痛くて、食欲もない..でも、食べないとお腹が空くので、無理矢理胃袋に詰め込んだ..
彼の友人夫婦から、「もう峰の原スキー場に着いた」と連絡が来た..まだ、8時半.. 久し振りに一緒にスキーが出来るので、重い身体を引きずりながら、支度を始めた。 支度を始めたら、元気がソワソワし始めた..また、置いて行かれる事を察知している.. 後を追われないように、完全に無視をしなくてはならない..そうすれば、諦めて大人しくなる。
スキー場に着いたら、もやが立ちこめていて、視界が悪かった..下の方が完全に見えない.. 雲の上に、アルプスが見えた..雲海が広がって、幻想的な風景..こんな景色は、初めて見た。 しばし、幻想的な風景に見とれ、滑走する事さえ忘れてしまった..
立ちこめるもやの中を滑り始めたが、下に行けば行くほど視界が悪く、思うように先に進まなかった。 雪質は、昨日より良好..コースも圧雪されていて、積もった雪に邪魔をされずに滑る事が出来た。 下で友人夫婦と落ち合い、何本か滑ってから、「山のキッチン」で昼食を取る事にした。
彼はラーメンとチャーシュー定食、私と娘はカツ定食、友人夫婦はチャーシュー定食ともつ煮定食.. とんカツが、とっても美味しかった..スキー場で、こんなに美味しい物が食べられるなんて感激.. 心もお腹も一杯になって、午後の滑走へ..と思ったらアクシデント発生..彼のブーツが壊れた.. 手動でビンディングにブーツをはめて、何とか滑り降りる事が出来た..
最悪の事態が発生..彼の友人夫婦の奥さんが、急な斜面で座り込んでいた..下りて来ない.. 一度立ち上がったが、へたり込んでしまった..旦那さんがリフトで上へ、彼が徒歩で向かった。 結局、スノーモービルを呼んで、下山した..新雪に足を取られ、両足の靱帯を損傷してしまった。 菅平の診療所でレントゲンを撮ったが、骨には異常無し..宿泊先の草津へ向かって行った..
チロルへ戻って、元気を雪原に連れて行ったが、歩きづらい雪質だっので、元気は自らUターン.. 自分の限界が分かっているようだ..何事も無理をしなくなって来た..ちょっと寂しいかな?
早めにお風呂に入り、夕食までの時間をゴロゴロと過ごした..こんな時間がとっても貴重.. 夕食は、軽めの洋食..隣のテーブルのシーズー犬三匹が、とっても可愛らしかった。 元気とシーズー三匹は、遊ぶ事も無く、喧嘩する事も無く、それぞれの位置でくつろいでいた。
何だか、アクシデントが多かった一日だったけど、元気が元気でいてくれるのが嬉しかった。
「歩きづらいから帰ろうよ」 「みきちゃん、ゆきちゃん、あきちゃん」
|
|
|
|