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2006/06/12(月)
梅雨の合間..
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朝、ベランダから外を見ると、ルーク君が真下の道路でお散歩をしていた..「ルーク君、お早う〜」
声をかけても、ルークちゃんには分からないようだ..元気を抱いて顔を見せたが、それでも気がつかない。 ワンコは、真上の物を識別するのがちょっと難しい..元気が鳴いたが、声が小さすぎて届かなかった。 ルークママが仕事へ行くので帰ってしまったが、元気は玄関へ行きルーク君が来るのを待っていた。 しばらく玄関で待っていたが、来ないのが分かったのか、寂しそうに自分の布団へ戻って行った。 会っても、最初の挨拶を交わした後は、知らん顔をしているくせに、やっぱり直に会いたいんだなぁ〜
梅雨の合間の貴重な空なので、買い物がてらお散歩へ出かける事にした..今日はまだ彼も一緒だ。 もう1ヶ月近く一緒にいるので、いなくなった時の反動が怖い..きっと、元気は彼を捜し回るだろう.. お散歩をしていても、彼がいるかどうか、カートの上から振り向きながら必ずチェックをしている..
左足の浮腫が酷いので、元気が嫌がっても歩かせる事にした..案の定、カートから下りるのを嫌がった。 それでも鬼の心になり、カートから下ろして歩かせた..歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まり.. 左足は、ほとんど地面に着かない..通りすがりの人が、可哀想にと言う顔をしてじっと見つめていた。 言葉には出さないけど、「どうしてあんな足で歩かせるんだろう」と言いたげな表情をしていた..
歩かなければ、他の3本の足の筋肉も萎えてしまう..1本を犠牲にしても、他の足を鍛えなくては.. いつもの倍以上を歩かせ、ベンチで休憩をした..ベンチを目の前にしたら、全く動かなくなった.. 私達がベンチに座れば、大好きなクッキーが食べられる..クッキーを食べている元気の顔は幸せ顔.. 買い物を済ませ、縄張りの遊歩道へ〜ここでも、無理矢理縄張り点検をさせたが、顔が辛そうだった。 いつものベンチに座り、お友達の姿を探したが、あいにく誰も来なかった..今日も会えなかったね..
私達がしている事が、正しい事かどうかは分からないが、部屋に閉じこめておく事など出来ない..
「ボク、本当は歩きたくないんだ」 「美味しいクッキーが貰えるんだ」
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