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2006/07/15(土)
シコリ発見..
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今日は、朝から日差しが強いので、お散歩は中止した..久し振りに、8時過ぎまで布団の中にいた。
昨夜は、ショックが大きかったので、食欲も無くコンビニのおにぎりを2個、ほおばっただけだった。 元気が腫れた部分を、歯でカミカミするので、ずっと見張っていた..きっと、とても痒いのだろう.. 見張っていた割には、パソコンのテレビを付けっぱなしで、いつの間にか眠ってしまった.. 真夜中に目が覚めて、元気の足を点検したら、カミカミした後がついていたが、一晩中は見張れない。
昼間も、目を離した隙にカミカミしていたようだ..これじゃ何も出来ない..困ってしまった。 買い物にも行けない..シャワーも浴びられない..洗濯物も干せない..目を離す事が出来ない。 食事も元気の側で食べた..テレビもパソコンで見た..それなのに、豪雨の最中に昼寝をしてしまった。 幸い、元気も爆睡していたので、カミカミした後が無かった..昨日は、毛がごっそり抜けていたのだ。
元気がオシッコと言うので、ベランダへ連れて行った..やっぱり、左足をつけて歩いている。 ウンチをする時も、お尻を丸める際に、左足を使っている..骨が繋がっていないのに、不思議だ。 布団へ戻ると、右後ろ足でタイミングを取って横になっている..見ているのが、とても辛い。 自分の置かれている立場を、きちんと理解している..決して我がままを言わず、私を助けてくれる。 ご飯も、薬やサプリや漢方薬が入っていて、見るからに不味そうだ..でも、我慢をして食べてくれる。
元気を抱いた時、左の胸に違和感を覚えた..床に下ろして、確かめてみた..固いしこりだった。 しばし絶句..そのしこりは、とても固くて肌にへばりついている..多分、転移したのであろう.. とうとう、恐れていた事が..去年の10月に病気が発覚してから、9ヶ月..現実の物になってしまった。 バラバラの骨..胸の皮膚への転移..宣告された余命は、確かに迫って来ているのかもしれない。
鍼の先生から、メールが来た..断脚も放射線治療も、シニアのワンコにはお薦め出来ないと.. 生活の質が悪くなり、体力の回復に相当の時間を要する..アメリカでは、その世代には断脚をしない。 今まで、断脚をしないと言う考えで来たのだから、それを貫きなさい..東洋医学でも充分効果がある。 また、気持ちがふらつき始めた..元気の顔位に腫れ上がった足を引きずって、この先を生きて行くのか. 転移したであろう胸のしこりをどうするのか..答えが出なくなってしまったが、もう時間の余裕はない。
ショップの店長さんからもメールが来た..足が動くのは、しっかりした筋肉とコラーゲンの作用だと.. ビタミンCを多量に与えていた成果..そして元気には、自己免疫力が充分に備わっている.. 発病してから、10ヶ月も経つのに転移をしてなかったのも、元気の自己免疫力が備わっているから.. ここまで頑張って来た元気を、一杯誉めてあげる事..私がして来た事は間違いではなかった事.. もっと早く対処していたとしても、現状の獣医学では、骨肉腫に関しては、同じ結果になっていた。 むしろ、食事療法や、鍼治療、何よりも私の愛情がなければ、今よりもっと悪い結果になっていた。 後悔よりも、今までの対処が正しかったことに誇りを持ってください..と、私を励ましてくれた。
娘から、元気のお誕生日プレゼントが届いた..気持ちは嬉しかったが、心が寂しくなってしまった。
「今日は、ママの布団を取ってやった」 「娘からのお誕生日プレゼント」
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