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2006/07/18(火)
手術中止..
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元気は、昨夜20時以降、お水を飲んでいない..夜中に起きて、「お水くれ〜」と、私を見つめていた。
昨夜は、遅くまで娘が付き合ってくれた..食事以外は、元気の頭を撫でながら添い寝をしていた.. 私は、全身の毛をブラッシングしてあげた..抜けた毛が、もしかしたら遺品になるかもと感じながら.. 元気は、私達の様子がおかしい事に気づき始めていた..ワンコは、人間の行動を敏感に感じ取る。 普段来ない日に娘が来て、遅くまで自分の側にいる..私は、平静を装いながらもオロオロしている。 真夜中、「元気、じぁ〜ね」と言う言葉を残して、娘が帰って行った..一人の心細い時間を迎えた。
朝を迎えて、元気の「お水くれ〜」攻撃が始まった..可哀想だが、心を鬼にして無視を続けた。 準備が整い、ルークママさんが来たら出かけようと思った矢先、担当のY医師から電話がかかって来た。 血液検査の結果、肝臓の数値が低く、このまま手術に臨む事は、危険度がかなり増えてしまいます。 飼い主さんがどうしても手術を希望されるのであれば、このまま強行に手術を開始する事も可能です。 選択するのは、飼い主さんです..危険度4から危険度5へ..危険度5は、そのまま死を意味する。 まだ、元気にご飯を食べ、元気にお菓子を食べ、側で生きている元気を今日死なせる訳にはいかない。
手術中止を選択した..Y医師から、一つの選択肢として、放射線治療を受ける事を提案された。 大学病院を当たってくれるとの事なので、結果が出るまで待機する事になった..どこの大学なのだろう。 Y医師から連絡があり、東大病院は、8月10日まで予約が取れないとの事..それでは遅すぎる。 もう一度、違う病院を探してくれた..一番早く予約が取れる病院は、藤沢市の日大病院だった。 予約を取ったので、体調が良かったら行って下さいとの事..7月27日に放射線治療を実施予定。 我が家からは、かなり遠いがそれは仕方がない..放射線治療で、腫れた部分が小さくなる事を願う。
もっと早く、Y医師に巡り会っていたら、元気の足の状態は変わっていただろう..チャンスはあったのに.. 飼い主からの質問には、的確に分かりやすく答えてくれる..今、何をすべきか明確にしてくれる。 同じ獣医なのに、何故こんなにも違うのだろうか..全ての獣医が、Y医師のようだったらと思ってしまう。 怠慢な獣医の診察で、命を失う動物達がいなくなるだろう..不幸な動物達が、いなくなって欲しい。
ご近所のルークママさんは、元気の手術が中止になっても、朝からずっと私達に付き合ってくれた.. 貴重なご自分の時間を、元気と私の為に割いてくれた..昼食も一緒だったので、心細さが無かった。 そして、午後の仕事が終わると、また駆けつけてくれて、病院へ薬を貰いに行く間、元気を見ててくれた。 元気は私がいない間、とてもお利口に過ごしていたそうだ..私が帰ると、玄関へ迎えに来てくれた!
ご心配頂いた皆様..本当にありがとうございました..優しい気持ちを、一生心に刻んでおきます。
「今日のママは、変だったんだ」 「この服を来てどこへ行くのかな?」
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