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2006年9月
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2006/09/30(土) 何もせず..
昨夜は、ルーク君が来てくれたので寂しくなかった..ワンコと遊んでいる時が、一番心が安らぐ..

今日は、何もしなかった..何も出来なかった..ただ、ひたすら元気の布団の上で黄昏れていた..
涙も出ない、気力も出ない..体に力がみなぎらない..心に、空虚さだけが漂っていた..
心の隙間に、風が吹いて行く..これから、どう生きれば良いのか..どう立ち直れば良いのか..
こんな状態だから、元気が部屋にいたのだろうか..午後になって、それを感じる出来事があった..

私の心に重くのしかかっている事を、彼に話してみた..電話の向こうで、彼は優しく答えてくれた。
「君は、元気が生きてる間に、たくさんして来たでしょう〜それは、誰にも真似が出来ない事だよ」..
「仕事を辞めてから、片時も元気から離れなかったでしょう..元気はそれで充分幸せを感じていたよ」
「最後に出来なかったとしても、生きてる間に充分すぎる位して来たでしょう〜元気は分かっているよ」
「ボクは、最後に君の代わりに元気の面倒を見られた事が嬉しかったんだよ..ありがとう」って..
「そして、最後まで元気の世話をしてくれた事に感謝している..お疲れさま..そしてありがとう」

本当に、元気は幸せを感じてくれていたのだろうか..私と生きて来た事が幸せだったのだろうか?


        「もう、この場所でくつろぐ姿も、縄張りの見張りをしてる姿も見る事が出来ない」


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