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2008/11/16 二十六回目の月命日
2008/10/16 二十五回目の月命日..
2008/09/16 三回忌..
2008/08/16 二十三回目の月命日
2008/07/24 誕生日♪

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2007/01/31(水) HP..
昨夜、トップページを更新しようと思って、久し振りにビルダーを開けた..何度か、更新に挑んだが..

結局、完成したのは、去年の冬と同じような物だった..だから、保存しないで終わらせてしまった..
もう元気はいないのだから、勇気をメインで作れば良いのに、それが出来ない..断ち切る事が出来ない
もう、更新する写真も話題もないけれど..せめて一周忌までは、元気のHPとして残したいと思っている
でも、やる事はたくさん残っている..それを完成させなくちゃ..元気が最後まで頑張っていた姿を..
元気が生きて来た証を..メモリアルとして、残しておきたい..それがいつ出来上がるのかは分からない

↓の写真は、トップページに使おうかなと思って作った..でも、壁紙が去年の物と全く同じだった..
だから、使うのを止めた..やっぱり、虹の壁紙にしようかどうか思案中..なかなか先へは進まない..
去年の2月..最後のスキー旅行になるかもしれないと思いながら出かけた..本当にそうなってしまった

コロンママさんに作って貰った、特注品のリメイクのウェアーを着て、雪原の上を楽しそうに歩いていた..
その姿はいつもの冬と変わらなかった..雪原の上を跳ねるように走っていた..不自由さは感じなかった
遊ぶだけ遊んだら、「もう帰るよ〜」って、いつものように自分から、ペンションへ向かい歩き始めた..
生後半年から、通い続けた「チロル」..この場所で学んだ事がたくさんある..それもこれが最後だった。

今年も、スキーへ行く時期が来た..元気はいないけれど、チロルへは行く予定..ダボスの丘で会おうね


  「毎年、ビデオを撮っていたのに、この時だけ撮らなかった..雪原での、最後の姿を残せなかった」

2007/01/30(火) 今日で..
勇気が二ヶ月になった..我が家に来て、まだ24日..彼が一言..ず〜っと前からいるみたいだね..

そう..何故か、ず〜っと前からいるような気がする..お互いを、自然に受け入れて生活している..
何の違和感もない..聞き分けは良いし、言葉もすぐに覚えるし、いたずらもほとんどした事がない..
してはいけない事も、2、3回注意すると止めてしまう..パピーなのに、ほとんど手がかからない..
教えてない事も、知っていた..元気が大好きだった事も試してみたら、それを受け入れ何度も要求した
今では、自ら「やってくれ〜」と、要求して来る..やっぱり、勇気には、元気が入ってるのかもしれない..

私達は、元気と同じ血を引くワンコを望んでいた..出来るなうら、元気のパパの血筋の子が欲しかった。
だから、その子が産まれるまで待とうと思っていた..でも、お正月のあの日、勇気に巡り会ってしまった。
何故、お正月の2日に電話をかけたくなったのか分からない..そして、電話口で「ベビーが産まれてるよ」
次の日に、元気の血筋じゃない事を分かっているのに、ベビーに会いに出かけた..そこに勇気がいた...
今でも思う..元気が導いてくれたんだと..そこに、我が家へ来るべきベビーがいるよと..ねぇ〜元気

形見の抱き枕が着ている洋服を取り替えた..元気が死んだ後着せていた洋服を、初めて取り替えた。
どろぼうスヌードをつけて、「げんき」のネーム入りの洋服を着せた..そして、元気が寝ていた場所へ..
空しかった..余計に悲しくなって来た..でも、この抱き枕がないと眠れない..私の大事な宝物だから

最近、胸の辺りでヒューと風が吹いて行く..どうしてなのだろう..今は、そう言う時期なのだろうか..


   「今日で二ヶ月..少しは大きくなったかな」       「着替えた抱き枕..空しいだけかな」

2007/01/29(月) 願い..
今日も、娘が遊びに来た..勇気が来てから、お休み事に会いに来る..連絡メールの文章も楽しそうだ

部屋の中は、勇気と楽しそうに遊ぶ娘の笑い声で溢れている..勇気も楽しそうに、娘と遊んでいる..
傍らには、元気の祭壇が..写真の中の元気が、寂しそうな顔に見える..「ボクの事忘れたのかな?」
そんな事を言われているような気がする..何をしていても何処にいても、元気の事を忘れた事などない
でも、最近元気の傍から離れる事が多くなった..昼食も、夕食も隣の部屋で食べる事が多くなって来た
ヒンヤリと温もりのない部屋..「ひとりぼっちで寂しかったよね」..そう言いながら、元気の元へ戻る..

何故、心の隙間が埋まらないのだろう..埋まらないどころか、益々隙間が大きくなって来た..何故?
勇気の体に触れながら、元気の体に触れたいと願う心..勇気を抱きながら、元気を抱きたいと願う心
勇気のご飯を作りながら、元気のご飯を作ってあげたいと願う心..元気の世話をしたいと願う心..

会いたい..元気に会いたい..抱きしめて、「ごめんね」と言いたい..叶わぬ願いが心を占める..


     「去年の1月29日 パパと一緒にお散歩へ〜パパが一緒の時は、大はしゃぎで歩いていた」

2007/01/28(日) ご対面..
昨夜、累ママさんご一家が、勇気に会いに来てくれた..勇気を引き取る時に、お会いして以来だった

チャイムが鳴った途端、玄関へすっ飛んで行った..そして、累ママさん達を尻尾フリフリでお出迎え..
廊下にまで行って迎える姿は、ちっちゃい元気を見ているようだった..元気も勇気もお客さんが大好き
このまま、大きくなってくれたら、物怖じしないワンコに育つだろう..元気のようになれるかもしれない。
それが私の理想..それが私の願い..元気のように、人間も、ワンコも、大好きな犬になって欲しい..

累ちゃんは、ちっちゃい勇気が恐いのか、嫌なのか..よだれを流し始めた..仲良くなれないかな?
私があげるお菓子も拒否した..いつもなら、美味しそうに食べてくれるのに..私に寄りつこうともしない
せっかく慣れてくれていたのに、ちょっと寂しかった..勇気がもう少し大きくなったら、遊んでくれるかな?
勇気は、お姉ちゃん、お兄ちゃんに抱かれて、上機嫌だった..時々、累ちゃんにアタックしていた..
今日のご対面は、うまく行かなかった..今度会う時には、うまく行く事を願う..遊べるようになるかな?

まだ、ワンコとの接し方が分からないから、嫌われちゃうんだな..早く、一緒にお散歩へ行きたい..
たくさんのワンコ達や、たくさんの人達に会えば、社会性が身について、自ずと接し方も分かって来る..
いつまで、閉じこめておけば良いのかな..3回目のワクチンが済めば、外へ出しても良いのだろうか?..
勇気も私も、引きこもり状態..こんな生活がいつまで続くのだろうか..何だかストレスが溜まって来た。

去年の今日は、コロンママさんから送られて来た洋服を着せて、楽しんでいた..楽しかったのは私だけ
元気は、じっと立っているのが一番辛かったのに、それも考えずにポーズを取らせて写真を撮っていた..
元気は、私の「待て!」の言葉に、辛さをじっと耐えていた..今更遅いけれど..ごめんね..元気..

累ママさん、累パパさん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、累ちゃん..勇気と元気に、会いに来てくれてありがとう


   「可愛い系で作って貰ったお洋服..今は形見となってしまった..未だに、元気の匂いがする」

2007/01/27(土) 捨てる?
今朝は、勇気に起こされて早起きをした..朝日が、眩しかった..朝日を見たのは、久し振りだった。

部屋の中を、少しずつ整理出来るようになった..まずは、引き出しの中から始めた..要らない物ばかり
ペンションの領収書が出て来た..昨年の2月、元気と最後に行ったスキー旅行..思い出箱の中へ..
化粧品の入った引き出しも整理..そう言えば、口紅とかも買ってないな..ファンデーションも減らない。
お化粧をしないから、鏡も見ない..たまに鏡で自分の顔を見るとびっくりする..汚い顔をしている..

人に見られてないから、綺麗にしようと言う気持ちが起きない..仕事をしていた時は、びしっとしていた
何十着もあるスーツも捨てなくちゃ..もう着る機会もないだろう..こんな事、一昨年も言ってたっけ..
元気との時間に追われていて、手つかずのままだった..今は、クローゼットの中で寂しくぶら下がっている
ヒールも、もう履けない..バックも使わない..全部捨てたくなって来た..ついでに自分も捨てるか..

今日は、珍しい友人から電話があった..仕事をしていた頃のお客さん..仕事を通じて友人となった。
一時、私の方が避けていて疎遠になっていたが、元気の事を報告してから、メールのやり取りが復活した
彼女自身も、ワンコとニャンコを亡くしているので、私の傷ついた心を分かってくれる..本当は優しい人。
毎日、自分のワンコとニャンコにお線香をあげる時、元気の分もあげてくれてるらしい..勿論、お水も..
「元気君に会いに行きたいよ」と言っていたが、彼女は現在、病気療養中で外出が出来ない体..
元気は、もうどこへも行かないから、しっかり体を治してから会いに来てね..その気持ちだけで嬉しい..

今日は、累ママさん、累パパさん、娘さん、息子さん、累ちゃんが遊びに来てくれた..詳細は明日記載


  「この寝顔..やっぱり元気と勇気は似ている」      「久し振りに見た、美しい朝日..」

2007/01/26(金) 毎日が..
昨夜の、夜空は☆が綺麗だった..どの☆も、キラキラ輝いていた..東京の夜空も、以前より美しい..

毎日がダラダラと過ぎて行く..私の人生は、これで良いのだろうか?..もう、先も短くなって来た..
このまま、この人生に埋もれていても良いのだろうか..30代の頃も、こんな気持ちになった事があった..
子育てもある程度終わり、暇な時間が増えてしまった..このまま終わりたくないと思い仕事に復帰した。
あの時は、まだ若かくて体力も気力も兼ね備えていた..今の私は何も備わっていない、ただのおばさん

一昨年の5月に仕事を辞めて以来、ただひたすら、元気と共に毎日を過ごしていた..いつも一緒だった
楽しい時も、嬉しい時も、悲しい時も、苦しい時も、辛い時も、寂しい時も、いつも元気が傍にいた..
私にとって、かけがえのない日々だった..でも、もう元気はいない..勇気は、まだ替わりにはなれない。
元気と過ごした11年間..密着した時を過ごした最後の1年半..忘れ得ぬ思いは、どうしようもない。
勇気との時間は始まったばかり..どんな事が待っているのだろうか..どんな思い出が出来るのだろうか

無職だから自分の収入がない..彼に何かあったら、どう生きれば良いのだろか..以前の私に戻りたい


  「去年の1月26日 散歩に行けずふてくされ」        「近所の花屋で新しく購入したお花」

2007/01/25(木) 再び..
今日は冬晴れ..素晴らしい青空だ..風が強く冬らしいお天気..外に出たいような出たくないような

また、引きこもりが始まってしまった..一時、外に出たいと言う気持ちになったのに、再びうつ状態..
何故かなぁ〜勇気は可愛いし、毎日が楽しいはずなのに、逆に元気を思い出して、落ち込んでしまう。
別に、元気と勇気を比較してる訳じゃない..勇気の影に、元気を感じるほど、勇気は元気に似て来た

元気に話しかけていた言葉を言ってみた..すると元気と同じ反応が返って来た..そんな馬鹿な事が
そう思って、もう一度同じ言葉を言ってみた..やっぱり、同じ反応だった..言葉の理解力は素晴らしい
勇気が今までに覚えた言葉は、「美味しい、美味しい食べる?..お腹空いた?..ご飯食べる?」
「お座り..待っててね..おいで..誰か来たよ..玉子ボーロ..お水?」..我が家に来てまだ20日。
そして、まだ2ヶ月に満たない..顔や、仕草も、どことなく元気に似て来た..だから、余計に辛くなる..

毎晩、勇気は腕枕で寝ている..その温もりを感じながら、元気を想う..こうして抱いてあげたかったと
元気は、腕枕が嫌いだった..でも、去年の1月のある日、自分から私の腕の中に入って来た事がある
彼が仕事で長い間帰って来なかった..寂しかったのだろう..私の腕の中へ、甘えるように入って来た。
甘えん坊の可愛いおじさんだった..最後の日..パニックっていた私は、抱いてあげる事さえしなかった。
この事が、私の心に悔いとなって残っている..きっと抱いて欲しかっただろうな..冬のあの日のように..

勇気が、元気人形を羽交い締めにして、かじっていた..元気ごめんね..ラッキーかあちゃま、ごめんね。


   「去年の1月25日 パパも一緒にお散歩へ」       「もう、この場所には置いておけない」

2007/01/24(水) 家族..
昨夜は、元気☆が見えなかった..見えない空に向かって「元気、おやすみ」..何だか、空しかった..

「おやすみ」を言いながら、空の上にはいない..今日は、どこへ行っていたのかな..そんな事を思う..
数日前は、ぎゅうちゃんちへ行ってたようだ..ぎゅうちゃんと、どんな話しをしていたんだろう..?
生きている時は、喧嘩もしないけれど、仲良しでもなかった..お互いの、邪魔をせずに接していた仲..
どっちかと言うと、元気が遠慮していたかな..病気になってから、自分は弱い立場なんだと認識していた
ぎゅうちゃんに睨まれると「すまないのぅ〜」..そんな顔をしていた..それはそれで見ていて楽しかった..
ぎゅうちゃんちへ行くと、元気はお決まりのソファーに寝ていた..決して、自分から下りようとはしなかった。
私達が手を差し伸べなければ、一日中でもそこに寝ていただろう..今でも、あのソファーを思い出す..

去年の今日は、3日振りにお散歩へ出かけていた..激坂で、元気を抱いたまま転びそうになって慌てた
遊歩道には、雪も残っていなくて、気持ち良さそうに歩いていた..念入りに縄張り点検をしていた..
途中で、シーズーに唸り飛ばされ、しょんぼりしていた..その後ろ姿が、とっても寂しそうに見えた..
威厳のあった後ろ姿が、小さく見えた..病気になると、こんな風になってしまうんだ..私も寂しかった。
胸を張って堂々と、そして生き生きと歩いていた姿が懐かしかった..もう一度、歩いている姿を見たい。

あんなに、面倒は見ない..可愛がれないかもしれないと言っていた彼が、勇気を家族だと認め始めた。
それはそうだろう..ちっちゃ〜い体で、目一杯尻尾を振りながらお迎えしてくれる勇気を拒絶出来ない。
そして、彼の膝に乗って「お帰り〜」の挨拶をしてくれる..その時の、彼の眼差しは優しさに溢れている。
その眼差しは、元気に向けられていた眼差しと同じ..これで、やっと勇気も我が家の家族になれた..

最愛の家族を亡くし、新しい家族を迎えた..私の心の隙間が、埋まるかと思った..でも、埋まらない。


  「一昨年の12月13日..ぎゅうちゃんに文句を言われていたが、その後は仲良く、くっついていた」

2007/01/23(火) 泣けた..
昨夜、ブログをアップしていたら、写真が消えたり、変わってしまったり..4時頃まで悪戦苦闘していた。

明け方、布団の中へ入った..勿論、私の腕の中には勇気がいた..そして、隣には形見の抱き枕..
布団の中が、とても暖かかった..久し振りに、温もりを感じた..それなのに、涙があふれて来た..
どうして、涙が出るのだろう..悲しい感情なのか、嬉しい感情なのか、自分の気持ちが分からなかった。

私の腕の中にいた勇気が、私を見上げていた..じっと、私を見つめていた..とても優しい目をしていた
そして、私の涙を舐め始めた..私を気遣い優しく舐めてくれた..まるで、そこに元気がいるようだった。
元気は、私が泣いていると、いつも優しく涙を舐めてくれた..元気な時も、病気の時も変わらなかった。
本気で泣いている時と、嘘泣きしている時と、きっちり見分けていた..私の心の中などお見通しだった
勇気も元気のようなワンコになるのだろうか..私の心の中を読み取れるようなワンコになるのだろうか..

勇気は、だんだん元気に似て来た..勇気の傍に、元気の存在を感じてしまう..とても不思議な事だ
言葉も、すぐに覚えてしまう..ある言葉を言った時に、元気と同じ動作をした..本当にびっくり仰天!
この子は、勇気?それとも、元気?..我が目を疑った..勇気は、一度でこの言葉を覚えてしまった。
2ヶ月にも満たないベビー..覚えた言葉や、仕草は、他にもある..元気が教えているとしか思えない。

もう、10日間も外出していない..買い物や、雑用は、彼がこなしてくれる..甘え過ぎかもしれない..


   「去年の1月23日 お気に入りの毛布の上で..今は、この毛布の上に、勇気が座っている..」 

2007/01/22(月) やっと..
またもや、ケージで寝かせるのに失敗した..どうしても、ケージから出たいと、キャンキャンわめき散らす。

もう、いいや〜キャンキャン鳴いてうるさいし..鳴きわめいている方が、お互いのストレスになってしまう。
そう思って、布団を敷いて寝る事にした..私は、元気がいなくなってから、布団を敷いて寝ていなかった
三つに折り畳んだ布団の上に、身を置いて寝ていた..数回、布団を敷いたが、その都度腰痛になった
元気が使っていた布団なので、使うなと言われてるような気がしていたが、思い切って敷いて寝てみた。
やっと、思い切り体を伸ばして眠る事が出来た..勇気も、安心したように、私の腕の中で眠っていた..
朝、起きた時、腰も痛くなかった..やっと、この布団の上で寝る事を許してくれたのかな?..と思う..

朝方、勇気に起こされた..お腹が空いて鳴いているのかと思って放っておこうとしたが、実にしつこかった
仕方がないので、床に降ろしたらウンPスタイル..お腹が空いたのではなく、ウンPがしたくて起こしたのだ
そう言えば、ケージに寝ていた時には、ケージ内で粗相をしていたが、布団に寝てる時は一度もない..
ちゃんと我慢していてくれる..まだ、この月数では我慢する事は難しいらしい..良い訓練になるかも?

今日は、娘が遊びに来てくれた..元気がいなくなってから、足が遠のいていたのに、いそいそやって来る。
勇気に会うのが楽しみらしい..勇気に会うのは2度目だが、勇気もそれなりに、家族だと認めている..
玄関のチャイムが鳴ると、尻尾フリフリでお出迎え〜「勇気た〜ん」と、娘の顔は笑顔に満ち溢れていた。
勇気と、楽しそうに遊ぶ娘の姿を見ていて、勇気を新しい家族として迎入れて、本当に良かったと思った
元気の最後を看取り、何も出来ない私の替わりに、元気を綺麗にしてくれた娘..傷が癒されるだろうか

勇気を見ていると、ちっちゃい元気がいるような気がする時がある..元気と同じ仕草をする時がある..


       「去年の1月某日の元気と、今日の勇気..どこかで繋がっているような気がする」

2007/01/21(日) 参った..
勇気は、昨夜もケージを拒否..寝かしつけてから入れても、目を覚まして、ピィーピィー鳴き始める..

ピィーピィーが、ギャォーンギャォーンに、そしてケージをガリガリ..編み目のケージだから、爪が引っかかる。
その抵抗に負けて、私の腕の中へ..途端に、静かになって眠る..いや〜悪い癖をつけちゃったもんだ
ちっちゃ〜いから、潰さないようにと、気を使いながら寝るので、ちっとも熟睡出来ないし、体も痛くなる..
こんな事を続けていたら、甘えん坊のワンコになってしまう..絶対、そんなワンコに育てたくない..困った
昔飼っていた、ベアーデットコリーも、今回と同じような事があって、大人になっても甘えん坊のままだった。

去年の今日は、大雪が降った..窓から見える景色は、一面銀世界だった..坂道でスキーが出来る?
そんな感じだった..北海道育ちの私は、雪を見るとウキウキする..元気も雪を見て嬉しそうだった..
雪の中を歩かせてあげたいなと思ったが、水分が多い雪なので、お股に雪玉が出来てしまうので諦めた。
今思えば、深々と降り積もる雪の中のお散歩も楽しかったかもしれない..行っておけば良かったなぁ〜
東京の大雪なんて、滅多にないから、良い写真が撮れたかもしれない..今更、嘆いてみても遅いか..

つくづく思う..諦めが悪いなって..どんなに想っても、どんなに嘆いても、元気はもうこの世にいない..
私達の元へ戻って来ない..愛する者を失って、初めて分かるこの思い..失わなければ分からない感情
生きている時に大変だった事も、手を患わされた事も、生きていればこそ味わえた事..介護も然り..
夏のあの日に戻って、もっと手厚く介護をしてあげたい..いや、元気の生きる力に任せてあげたい..
もっと、もっと、もっと..生きていて欲しかった..もっと、もっと、もっと..人生を一緒に過ごしたかった..

コロンママさんから頂いた「からくりカレンダー」..1月の写真は、この日の写真..元気は、やっぱり可愛い

2007/01/20(土) ぼーっと..
勇気のブログに、過去の日記を書き込みしているので、寝るのが真夜中..今朝は、起きるのが遅かった

昨夜、勇気をケージの中に入れて寝ようとしたが、出してくれ〜と鳴き始め、眠れなくなってしまった..
知らんぷりを決め込んだが、ピィーピィーが、ギャーギャーに、そして終いには、ワォーンワォーンと遠吠え..
甘やかしたくはないけれど、本当ならまだ母親と一緒にいる月数..もう少しだけ、母親でいてあげよう
ケージから出して、私の腕の中へ..布団をかけてあげると、途端に安心した顔をして、眠りについた。
そのまま、私の腕の中で遅い朝を迎えた..寝返りを打てないから、私の体は硬直しているような固さ..

勇気のご飯の支度をして、元気の祭壇の物を取り替えて、掃除と洗濯をしたら、後は何もする事がない
勇気と遊んで、勇気の寝姿を見ていたら、自分も眠くなってしまった..こたつは、人間を堕落させる..
元気がいなくなってからの数ヶ月間よりも、張りのある生活だけれど、まだ元の生活には戻れない..
情けないけれど、未だに買い物へも行けない..私が以前の生活に戻れるのは、いつになるのだろうか?

去年の今日は、元気の鍼治療の日だった..全身に20本の鍼を刺した姿は痛々しいが、目は穏やか。
この時の私に出来る、精一杯の事だった..少しでも、体が楽になるなら、鍼の治療費など安い物だった
左後ろ足は、骨の変形が進んでしまったので、鍼治療では治らないと言われたが、死ぬ寸前まで続けた
初期の段階で、適切な検査と、適切な治療が施されていれば、左後ろ足は、救われた可能性があると
主治医が撮ったレントゲン写真を見て、「写真の撮り方も知らない獣医なのね..下手くそねぇ〜」と..
下手くそなんだ..そんな事は私には分からない..下手くそな写真を見て診断した大学教授はヤブ?

今日の勇気は、飛んだり跳ねたり、生まれて来たのが楽しいよ〜ここにいるのが楽しいよ〜そんな感じ。
まだ、2ヶ月にもならないのに、私の言葉を理解している..そして、びっくりする位、お行儀が良い..
お座りも勝手に覚えたし、「待っててね」と言うと、大人しく待っててくれる..ほとんど世話がかからない。
おもしろいのは、お水..残っているお水は絶対に飲まない..私を見上げ、交換するのを待っている..
オシッコも、まだ粗相はするが、シートの上でしている..ウンPをする場所は、自分で勝手に決めたようだ

どうしても、元気の存在を感じてしまう..私の手助けをしてくれているような気がする..影の躾役として


  「去年の1月20日 鍼治療中、目がトロン」         「お行儀良くお座りして待っています」

2007/01/19(金) 思い出..
昨夜も、元気☆がキラキラと輝いていた..叶わぬ夢と分かりつつ、「会いたいよ〜」と話しかけていた..

勇気が来てから、日が経つ事に、元気への思いが強くなって来た..勇気の姿に元気を重ねてしまう。
一昨日、お弁当のおかずを作る為に卵をかき混ぜた..その音に目を輝かせながら、勇気が飛んで来た
今まで、一度も反応した事が無かった..それなのに、寝ていた布団の上から、私の元へ走って来た..
そして、きちんとお座りをして、私を見つめていた..まるで、元気な頃の元気を見ているようだった..
走って来る時に、微かな爪の音がした..元気が、元気に走っていた頃の爪の音を、思い出せない..

去年の今日は、娘、ルルメルママさん、ルルちゃんと、みやぴょんさん宅へ、遊びに出かけていた..
ずっと会いたかった、そめさん、ひめちゃん、ホタちゃん..ひめちゃんと元気は、異母兄妹の仲だった..
5匹のキャバが、みやぴょんさん宅を行ったり来たり..素敵な眺めだった..キャバって良いなぁっと感じた
元気は、そめさんがお気に入りだった..異母兄妹のひめちゃんとは、仲良くする気配すら感じなかった。
5匹で、お菓子を奪い合ってる姿は、壮観だった..キャバが、無類の食いしん坊だと言う事を実感した。

木枯らし吹きすさぶ、言門橋を歩いて渡り、浅草まで出かけた..元気は、半分カート半分歩き..
負けず嫌いの元気は、若いホタちゃんに負けてなるもんかと言う態度で、ぐいぐいリードを引っ張っていた。
この負けん気が、命を繋いで来たのだろうな..命尽きるその日まで、若いルーク君達と争っていた..

浅草寺の仲見世..ルルちゃんと元気は、仲良くカートの中にいた..その姿は、とても微笑ましかった..
元気は、自分の小さな縄張りに、ルルちゃんが入って来ても怒らなかった..自然に受け入れていた..
仲見世で、キャバグッズを見つけ、お買いあげ..このキャバグッズを見ると、この日の事を思い出す..

お昼ご飯も、夕ご飯もご馳走になってしまった..初めてお会いしたのに、何て図々しかっただろう..
楽しい時間を過ごしている時に、携帯が鳴った..元気の主治医からだった..大学病院の返答だった。
大学教授の診断結果は、「骨肉腫」でしょうと..その教授の所見は、レントゲン写真を見ただけだった。
治療の方法は、断脚しかないと..何も詳しい検査をしていないのに、レントゲン写真だけで判断された
主治医に食ってかかった..何故、もっと早期に検査をしてくれなかったのか..今更何を言ってるのか..
怒鳴りながらも、心は空しかった..もう、助からない命..助けてあげられない命..もう、遅すぎた..

この日から、主治医への憎悪が生まれて来た..それでも、その主治医の元へ通っていた馬鹿な飼い主
足を失わせたくなかった..最後まで、4本の足で歩いて貰いたかった..でも、これは私のエゴだった..
足を失ってしまっても、命を失わずに済んだかもしれない..元気なら、3本の足でもくじけなかっただろう。

この日の楽しかった時間は、私と元気の思い出の一ページに深く刻まれた..楽しい思い出をありがとう。


 「ルルちゃん、ひめちゃん、ホタちゃん、そめさん、元気..何故か、ひめちゃんの隣で遠吠えをする元気」

2007/01/18(木) 気持ちが..
何故か分からないけれど、心が重い..また、気持ちが落ち込んで来た..勇気は微妙に反応している

ショパンが聞きたくなった..ステレオから、旋律が流れ出したら、勇気がそれに合わせて鳴き出した..
何だか、悲しい声だった..泣きながら、勇気の顔を見ていたら、小さな体を精一杯伸ばして来た..
口か鼻を噛まれると思ったら、昨夜と同じように口と鼻を舐めてくれた..勇気はやっぱり感じている..

ちっちゃ〜い勇気を見ていて、元気がベビーの時は、どんなんだったのかな?..やんちゃだったのかな?
可愛かったのかな?ブチャイクだったのかな?小さかったのかな?大きかったのかな?..そんな事を思う。
元気のベビーの頃を知らない..ショー用に育てられていたので、我が家に来た時は、4ヶ月になっていた
ベビーの頃の元気を見てみたかった..勇気には、悪いなと思うけれど、まだ心の全てを向けられない..

勇気に、「お腹が空いたの?ご飯食べる?おいしい、おいしい食べる?」と聞くと、舌なめずりをする..
そして、台所へ行ってお座りをして、私を待っている..まだ、我が家へ来て、2週間も経っていない..
怒られれば、それなりにシュンとして、最後にはふてくされている..まるで、小さな元気を見てるようだ。
違うのは、腕枕で寝る事と、お股の上に乗って来て寝る事..元気もベビーの頃は、こうだったのかな..

月命日の日、祭壇の前に座っていた娘が、元気のお骨入れを愛おしそうに撫でていた..寂しいんだ..


  「去年の1月18日 足の具合が悪そうだった」      「いつもの花屋&元同僚から頂いたお花」

2007/01/17(水) 今日は..
今日は、コロンちゃんの月命日だった..どうして、16日、17日と、月命日が並んでしまったのだろう..

我が家のカレンダーには、月命日の印がたくさん付いている..父が1日、母が26日、ゴンちゃんが6日..
元気が16日、コロンちゃんが17日、チャマちゃんが18日、ビル君が28日..その印を見る度に悲しくなる。
そして思う..今度は、どの日に印が付くんだろう..そんな事を思っちゃいけないけれど、思ってしまう..
人の死も、ワンコの死も、避けては通れない..自分だけは大丈夫..自分のワンコだけは大丈夫..
私達は、元気は絶対に死なないと思っていた..病気になんか負けないと..でも、結局逝ってしまった。

ルーク君が、以前から前足を痛がっていた..ルークママさんは、近くで評判の良い病院へ連れて行った。
足を痛がるルーク君を診ても、レントゲンを撮って検査をするでもなく、ただの虫刺されでしょうと..
あれから、随分経つのに治る気配がないと..結局、我が家が通っている病院へ連れて行く事にした..
それが、昨日の事だった..診てくれたのはY医師..ルーク君の歩く姿を見て、レントゲンを撮りましょうと
診断結果は、指の骨折だった..どうして、最初に行った病院では、レントゲン検査をしなかったのだろう
これじゃ、元気の主治医だった獣医と何ら変わりがない..どうして、そんな病院の評判が良いのだろう。
元気の主治医もそうだった..「検査をしますか?」..「検査をしましょう」と、何故言えないのだろう..
医者が、積極的に検査をしていたら、救われた命はたくさんあるはず..何故、飼い主に問うのだろう?

勇気を抱いて、壁にもたれ、元気の写真を見ていたら、急に涙が溢れて来た..理由は分からない..
勇気は、声をあげて泣く私を、じっと見つめていた..そして、口元まで這い上がって来て、舐めてくれた。
普段、私の口は勇気の標的..油断をするとカプッとやられてしまう..すなわち、勇気のおもちゃなのだ。
突然の勇気の行動に、びっくりした..こんな、ちっちゃ〜いワンコに、私の心が分かるのだろうか..?

勇気の育児日記のブログをアップした..覗いて見て下さい..http://genki95.blog89.fc2.com/


   「去年の1月16日 大好きな元同僚と」          「月命日..元同僚に遊ばれる勇気」

2007/01/16(火) 月命日..
元気が逝ってしまった、2時15分..夜空を見上げたが、☆は見えなかった..ベランダに面影を探した。

あの日から、4ヶ月も経ってしまった..時間はどんどん過ぎて行くが、未だに心の隙間は埋まらない..
自責の念が、重荷となって心にまとわりつく..してあげなかった事と、しなけれぱ良かった事..
未だに、心の整理がつかない..愛情だと思ってしていた事も、本当はそうではなかったのでは..?
彼に言われた言葉が、心の中をかき乱す..構い過ぎるから死ぬんだよ..私の愛情は間違っていた?
自分が楽をする為に、手をかけ過ぎたのではないだろうか..もっと元気の力を信じてあげれば良かった

午前中、以前勤めていた会社の同僚が遊びに来た..「元気の月命日だと、知っていて来たの?」..
「ごめん..今日だと言う事を忘れていた」..「元気が呼んだんだね」..「元気君に呼ばれちゃったね」
元気は、彼女が大好きだった..名前の頭文字を言っただけで、小躍りしていた..だから呼んだんだね
ちっちゃ〜い勇気を見て、「キャーッ、小さいぬいぐるみかと思った..何だか、元気君に似てるね」と..

午後、娘が遊びに来た..偶然、今日がお休みになった..やっぱり、元気に呼ばれたのだろうか..?
娘は、元気が死んでから、我が家へ来る回数が減った..元気と過ごした日々を思い出すからだろう..
元気は、娘と会うのを楽しみにていた..「今日、お姉ちゃんが遊びに来るよ」と言うと、待ちかまえていた
元気な頃は、玄関で..動けなくなってからは、布団の上で..今か、今かと、待ちかまえていた..
娘がしてくれる、マッサージが大好きだった..いつも、気持ち良さそうに、うっとりと寝入ってしまった..
今度は、勇気にしてくれるのかな..そんな事を思いながら、楽しそうに勇気とじゃれ合う娘を見ていた。

20時頃、ルークママさんとルーク君が遊びに来てくれた..勇気は、嬉しそうに尻尾フリフリでお出迎え..
でも、ルーク君はつれない態度..元気が死んでから、我が家は自分の縄張りだったのに変なやつが..
そんな態度だった..勇気が大きくなったら、仲良く遊んでくれるかな..元気にお願いしとかなきゃね..
ルークママさんに、ルーク君が着きられなくなった洋服を頂いた..その中に、見覚えのある洋服があった。
ルーク君と知り合った頃、元気とお散歩へ出かけた時に着ていた洋服だった..こんなに小さかったんだ。
懐かしい思いと、寂しい思いが、心の中で交錯していた..もう少し、もう少し、生きていて欲しかった..

元気は、我が家へ来る全ての人を歓迎していた..人が大好きだった..今日は、賑やかで良かったね。


   「いつまでも、元気にしがみついている馬鹿な私..この祭壇が無くなる日はいつになるのだろうか」

2007/01/15(月) 一言..
彼の連休が終わり、仕事へ出かけた..ベランダからの一人きりのお見送りも、何ヶ月目に入ったろうか

元気が元気な頃は、玄関で一緒にお見送りしてから、急いでベランダへ向かった..それが日課だった。
玄関でお見送りをした後は、「早く窓を開けてよ〜早くベランダへ出ようよ〜」と、いつも急かされていた。
最後に一緒に、ベランダから見送ったのは、8月頃だったかな..急に、ボクも一緒に見送るよ〜って..
遠ざかるパパの姿を、名残惜しそうに見送っていた..この後、一度もベランダから見送る事は無かった。
今は、お星様となって、パパの姿を見送っているのかな..今夜も、元気☆がキラキラと輝いていた..

昨日、彼が放った一言..病院から帰り、勇気が少しくたっとしていた..それが気になりずっと見ていた。
寝ているのに、「大丈夫かなぁ〜?」と時々体を触っていた..すると「構い過ぎるから死ぬんだよ」と..
【構い過ぎるから死ぬ】..この言葉..きつかった..心にぐさっと突き刺さった..そう思っていたんだ..
確かにそうかもしれない..元気の行動の一つ々が気になり、手を貸し過ぎて力を奪ったのかもしれない
もっと突き放し、もっと自分の力で動いて貰った方が、もっと生きる気力が湧いたのかもしれない..
彼は、泣きじゃくる私の頭を、いつまでも撫でていた..彼と私の間には、何も知らない勇気が寝ていた。

明日は、元気の4回目の月命日..いったい何人の人が覚えているのだろうか..元気が生きていた事も


      「夏のある日 パパを見送る元気」           「元気の抱き枕が大好きな勇気」

2007/01/14(日) 初めて..
昨夜遅くまで、ブログと取り組んでいた..何だか、さっぱり分からない..HP作成の方が楽な気がする。

テンプレートを選ぶだけで、相当の時間がかかってしまった..テンプレートを選ぶだけで、疲れ果てた..
何だか、私には合わない気がする..ブログのタイトルを入れて、プロフィールの途中で飽きてしまった..
写真もそのまま、アップロード出来るのかと思ったら、我が家の写真は大きすぎて、そのまま入らない..
これじゃ、今までの日記と変わらない..別の日記を借りた方が、手っ取り早いかもしれないなぁ〜

今日は、早起きをして、勇気を病院へ連れて行った..初めての混合ワクチンを接種する為だ..
勇気は、車の中の匂いを盛んに嗅いでいた..元気の匂いが染みついた車..未だに被毛も付いたまま
車の隅々に、元気の匂いと被毛が付いている..この車との思い出が多すぎて、まだ掃除も出来ない。

元気が最後に通っていた病院..去年の8月以来だった..この駐車場で、必死で車から降ろしたっけ
診察台で具合が悪そうにしていたのに、ここへ戻ると楽しそうな顔をしていたっけ..思い出してしまった。
階段を上がり、受付を済ませ、待合室の椅子に座った..あっ!この椅子に元気が横になっていたんだ
不慣れな病院で、私も元気も不安な顔で待っていたっけ..そんな事を思い出したら、涙が溢れて来た
ここへ来て良かったのだろうか..勇気の為に、ここへ来たけれど、心は元気の事で一杯になってしまった

放心状態で順番を待っていたら、元気の担当だったY医師に呼ばれた..私の顔を見て、微笑んでいた
元気がお世話になったお礼を言って、診察室の中へ..「新しい家族が来たんですね..ちっちゃ〜い」
ワクチン接種に来たと言うと、「まだ、5種を打つには、時期が早すぎるので、2種を打ちましょう」..
電話で問い合わせた時は、5種と8種しかないと言っていたのに時期が早い仔の為にストックしてあると..
無理矢理、5種を打つのではなく、その仔の事を考えて、臨機応変に対応してくれる..来て良かった。

心音異常無し、体温平熱、ウンP検査異常無し、体重(聞き忘れ)..2種混合を横っ腹に打った..
その途端、病院中に響き渡るような声で、泣き始めた..注射が終わっても、ヒィーヒィー、ピィーピィー..
診察室から出で来たら、みんなの目が一斉にこちらを..待っていた彼に聞いたら、凄い声だった..と
これは先が思いやられるかも..2回目は2月5日頃、5種混合ワクチンを打つ予定..また泣かれるかな

もっと早く、Y医師に会えていたら、元気の命は救えたかもしれない..初期の頃に、会えていたなら..
元気の元主治医は、ワクチンを打つかどうか迷っている私に、「ワクチンを打たないなら外に出すな」と..
飼い主の悩みなど、聞く耳を持たなかった..抗体検査の事を聞いても、面倒くさそうな顔で応対した。
癌に冒されているかもしれない体に、無造作に8種混合ワクチンを打った..生きた病原菌を体内へ〜
癌に冒されているワンコや、心臓疾患、腎臓疾患のワンコに、混合ワクチンを打つなんて、論外だそうだ
ズーノーシー予防(狂犬病等の感染症)を研究する前に、自分の患者の命と真剣に取り組んで欲しい。

彼が放った一言..元気が死んでから、初めて彼の前で大泣きした..心の傷をえぐられたようだった..


      「注射をされるとも知らずご機嫌」       「去年の7月 病院Pにて..笑っているでしょう」

2007/01/13(土) ショック..
昨夜の元気☆は、澄んだ夜空に美しく輝いていた..「そこに、いたのね..ちゃんと、いてくれたのね」

最近、妙に物悲しくなる..元気の写真を見ていても、ベランダから見える元気の縄張りを見ていても、
元気に関わる事全て..ベランダで、懸命にオシッコや、ウンPをしていた姿..ベランダで転んでた姿..
布団の上で、ご飯を待っている姿..怒った顔、しょぼくれた顔、寂しそうな顔、笑った顔、照れた顔..
元気一杯の勇気を見ているからだろうか..私の前から去ってしまった命と、私の前に生まれ出た命..
これからの犬生を、私達と共に生きて行く勇気..犬生を全う出来ずに、この世を去ってしまった元気..
二つの命の重さを、ひしひしと感じる..元気は、幸せだったのだろうか..勇気は、幸せになれるだろうか

彼が帰って来ると、家族の一員だと認識しているのだろう..尻尾フリフリで側に寄り、甘えて行く..
彼も、そんな勇気を優しく見つめ、じゃれ合って遊んでいる..あんなに、可愛がれないかもと言ってたのに
彼も、勇気を家族の一員だと認めてくれたのだろう..勇気が幸せになるように、可愛がってあげなくちゃ

昨夜、ショックな出来事があったけれど、もう後戻りは出来ない..このまま、先へ進んで行くしかない。
元気がいなくなってから、ずっとこだわって来た事だけれど、勇気と巡り会ってしまった運命は変えられない
勇気は、元気が会わせてくれた家族..血の繋がりはないけれど、それ以上の絆があるのかもしれない。
でも..やっぱりショック..その仔達に会うべきか、会わずにいるべきか..じっくり考える事にしよう..

「ふたたびの奈良」..このCMを見る度に、春の関西旅行の帰りに寄った場所の情景が目に浮かぶ..


      「パパに思い切り甘える勇気」           「元気と勇気のそっくりな部分を発見」

2007/01/12(金) 不思議..
今朝の、私と勇気はぐうたらだった..何と、目を覚ましたら、9時になっていた..実に良く眠った..

しかも目覚めた時に、勇気は私の腕の中だった..しっかりと腕枕で寝ていた..さすがにびっくりした!
ちっちゃ〜い体が、私の腕の中で、スヤスヤ眠っていた..ワンコが、腕枕で寝てるなんて何年振り?
元気は、腕枕が嫌いだったので、ほとんどされた事が無かった..勇気は、もしかして甘えん坊さん?

昨夜、ルークママさんとルーク君が遊びに来た..勇気は、ちっちゃい尻尾をフリフリしながらお出迎え。
ルーク君にも、尻尾をフリフリしながらご挨拶..ルーク君は、ちょっぴり嫌な顔をして後ずさりしていた。
でも、怒ったりはしなかった..あまりにちっちゃくて、どうして良いのか分からないのだろう..と解釈。

いつものように、元気の祭壇のお菓子を食べて、いつものように山羊さんミルクを飲んで、ご満悦だった。
再び、祭壇の前に来たので、お菓子を取り出す為に元気の写真を床に..写真の上にルーク君が〜
「あ〜っ!元気に怒られるよ」と言っていたら、ルーク君が神妙な顔で、隣の写真の前で伏せを始めた。
じっと写真を見つめたまま、瞬き一つせず、呼んでも私達を見ようともしない..え〜っ!怒られてる?

そんな私達の驚きをよそに、勇気はお眠の時間..さっさと、布団の上によじ登って眠ってしまった..
ルークママさんとルーク君が帰っても、私がお風呂に入って、出て来てからも、一向に起きる気配がない
起こすのも可哀想なので、そのまま布団に寝かせて、私も横で眠ってしまった..そして、朝を迎えた。

ショップに頼んでおいた注文品が届いた..宅急便のお兄さんが入って来たら、尻尾フリフリでご挨拶!!
宅急便のお兄さんが、勇気に向かって言った..「前にいたワンコのように可愛がって貰うんだよ」と..
荷物を受け取り、床に荷物を置くと、箱の匂いを嗅ぎ始めた..そこにいるのは、ちっちゃくなった元気..
箱を開けると、中に入って再び匂いを嗅ぎ始めた..元気のように、自分の物だと分かっているのかな?

勇気は毎日成長している..行動もしっかりして来て、被毛も伸びて来た..ワンコの時間は短いと実感


     「箱の中のちっちゃ〜い元気?」              「私めがけて突進中の勇気」

2007/01/11(木) 似てる..
今朝の、遠吠えは凄かった..ワォーン、ギャオーン、ウォーン..笑いながら楽しく、朝を迎えられる..

遠吠えが済むと、ケージから出してくれと立ち上がり、ピィーピィー泣きながら、ケージにガリガリ攻撃..
ケージから出て、オシッコをした後は、お腹が空いたよ〜攻撃..ピィーピィー鳴きながら私を追いかけ回す
フードがふやけるまでは、お遊びタイム..遊んであげようと思っていたら、勝手にオモチャで遊んでいた。
ふやけたフードを潰している間、私の足下でお行儀良くお座りをして待っている..何でこんなにお利口?

暫くすると、彼が帰って来た..小走りで彼に近づいて行って、ちっちゃい尻尾をブンブン振り回していた。
彼も、「お帰り〜」の歓迎を受けて、まんざらでもない様子..勇気を抱き上げ「ただいま〜」の挨拶..
あれだけ、自分は面倒を見ないと言ってたのに、オシッコの世話をしてくれたり、遊んでくれたりしている..
「可愛いね〜」と言っても、「そうかな〜」と気のない返事をするが、その目は優しく勇気を見つめている。

彼が、お風呂に入った後、勇気の姿が見当たらない..部屋中探したが、ちっちゃいから見つからない..
ふと、こたつ布団の上を見ると、勇気が丸まって眠っていた..ホットカーペットの暖かさが心地良いんだ。
気持ち良さそうに眠る勇気を見ていたら、ほんわか気分になって来た..その寝顔は、元気に似ていた

昨夜、「元気の日常写真」を見ていた..一昨年の春、HPを開設してから、毎日2、3枚づつ撮っていた
最初の写真から、順に見て行った..元気な時の元気から、一枚ずつ日付を確かめながら見て行った。
元気な頃から、死ぬ3日前まで、表情が変わって行く..やんちゃな表情が、優しい表情に変化していた

健康で太っていた頃、日常を楽しく送っていた頃、足が少し悪くなって来た頃、カートに乗り始めた頃..
腫れた足を庇いながらお散歩をしていた頃..寝たきりになった頃..そして..天国へ旅立つ3日前..
「元気の日常写真」のファイルは、ここで終わっている..後の3日間は、「メモリアル」に納められている。
9月に入ってからの表情は、こんな事を言ってるようだ..「ボク、頑張ったよね..だから、もういいよね」

パソコンの画面に映る元気の表情を見ていたら、涙が溢れて来た..元気は、一生懸命頑張ったよ!


       「この場所がお気に入りだね」            「元気の写真に見入るルーク君」

2007/01/10(水) 今日も..
今朝も、早くから起こされた..寝た振りをしていたら、ケージの中で、3回〜4回位遠吠えをしていた..

何だぁ〜こいつ..でも、遠吠えをするのは、勇気だけじゃない..ココロちゃんも起きがけに遠吠えをする
元気も遠吠えをした..もしかしたら、ブリーダーさんの環境のせいかな?集団生活で身に付くのかな?
野生の名残を残している遠吠え..都会の犬にはほとんど見られない..犬本来の遠吠えが大好きだ。

勇気は、だいぶ落ち着いて来た..ご飯を作っている時も、最初は鳴いているが、足下でお座りを始めた
ご飯を持って移動すると、私の後を追いかけて来る..そして、見事に平らげ、暫く遊ぶと寝てしまう..
困った事が一つ..私のお股の上に乗って来て、スヤスヤと寝てしまう..甘やかすなと言われているのに
私が何も教えてないのに、お座りする事を覚えた..悪戯もあまりしない..きちんと私の目を見つめる。
意外とお利口さんだ..もしかしたら、元気が教えているのかな..時々、勇気の視線が上を向いている

今日も、元気が使っていたお布団の上に眠る勇気を見て、元気を思う..ここに、ずっと寝ていたんだ..
パンパンに腫れ上がった左後ろ足を懸命に動かし、布団の上を移動して、壁にくっついて横になっていた
真ん中に寝かせても、自ら端っこへ移動してしまう..壁にくっついていないと、不安だったのだろうか?
別の部屋へ連れて行くと、居心地が悪そうだった..そんな時の、元気の目はお布団へ連れて行って..

お布団に寝たまま、元気なりの合図を私に送って来た..側にある鏡の後ろをガリガリ、床をガリガリ..
私が飛んで行くと、側に置いてある水の入った容器を、横目で見ていた..お水?と聞くと、そうだよ..と
今、その場所に勇気が寝ている..元気の匂いが染みついた布団で、安心しきった顔の勇気が寝ている
元気は、このお布団の上で、何を思っていたのだろうか..「ママ〜、ボクの足は、どうして動かないの?
どうして、歩けないの?どうして、こんなに腫れているの?..自由に歩きたいよ〜お散歩へ行きたいよ」
元気は健脚だった..板橋区の我が家から、秋が瀬公園まで往復歩いても、決して弱音を吐かなかった

勇気がいても、元気への思いを断ち切る事が出来ない..死んでしまった今も、私達には大切な家族だ


      「去年の1月某日 ちょっと幼顔の元気と今日の勇気 何となく似てるような気がする」

2007/01/09(火) 思い..
あ〜眠い..以前と変わらず、真夜中まで起きている..以前と違うのは、勇気に朝早く起こされる事。

起きて、シートの上でオシッコをさせると、飛んだり跳ねたり元気一杯..そして、お腹が空いたよ攻撃..
ピィーピィー鳴きながら、口をモゴモゴさせている..抱くと私の顔をじっと見つめ、早くご飯ちょうだいよ〜
フードをふやかすのに、時間がかかる..待ってるその間も、ピィーピィー鳴きながら、部屋の中を探検..
私が動くと、足にまとわりついて、靴下で遊んでいる..食器の音がすると、再びピィーピィー鳴き出す..
離乳食を差し出すと、待ってましたとばかりに、自分で全てを平らげてくれる..食べ終わるとウンP体勢
そしてウンPが終わると、遊んでよ〜攻撃..暫く遊ぶと眠ってしまう..ベビーなのにあまり手がかからない

ケージの中に眠る勇気を見ていて、元気を思う..このケージは、春の関西旅行へ行く時に購入した。
我が家に来てからの10年間..一度もケージを使った事がなかった..中へ入る事を拒否されると思った
ところが、ケージを指さし、「元気、この中に入って!」と言ったら、素直にケージの中へ入って行った..
この行動に、驚いてしまった..元気は自分の事を、充分に分かっていたんだ..ケージの必要性も..
関西旅行の時も、その後のお出かけの時も、病院へ行く時も、いつも素直にケージの中へ入ってくれた。
左後ろ足が悪化するに連れ、出入りが大変になって来たが、私達を気遣い、自ら体勢を変えてくれた。
元気がいなくなってから、しまったままだったケージ..元気の匂いやシミが付いたまま..心は複雑だ..

去年の今日は、「MARS Cafe」へ出かけていた..パパも一緒だったので、元気は大張り切りだった..
それなのに、カフェには元気が食べられるワンコメニューが無かった..元気は、カートの上でご機嫌斜め。
クッキーをと思ったら、それも無かった..元気は、益々ご機嫌斜め..そんな元気を見ていて楽しかった。
元気は、喜怒哀楽がはっきりしていた..元気の大きな目を見れば、気持ちを読み取る事が出来た..
だから、元気といると楽しかった..彼と二人でからかって遊んでいた..そんな時、元気も楽しそうだった。

帰りがけに、荒川が見える土手を散歩した..小さなチワワ達に遭遇して、思い切り吠えられてしまった。
元気は、困った顔をして私達を見ていた..健康体だったら一喝していただろう..情けない顔をしていた
そんな元気が可哀想だった..そんな元気が愛おしかった..ごめんね、情けない思いをさせてしまって..
元気は自分の体の事を自覚していたのだろう..今までの自分とは違う事を..本当にお利口さんだった

今日は、元気を思い、久し振りに泣いてしまった..そんな私を見ても、勇気には涙の意味が分からない


    「去年の1月9日 チワワに吠えられた」          「ちゃろパパさんから頂いたアルバム」

2007/01/08(月) 命名..
昨夜のベビーは、起きる度にコロンママさんちのベビーを、部屋中ピィーピィーと鳴きながら探していた。

やっぱり、寂しいんだなと思っていたら、意外にあっさりと諦めて、ケージの中へ入って眠り始めた..
さすが、元気のブリーダーさん生まれのワンコは芯が強い..あの環境で育てば、心に問題はないだろう。

今朝、お座りをして上を見上げ、遠吠えを始めた..同じ頃、コロンママさんちでも、遠吠えをしていた。
我が家は、元気の遠吠えをする姿が大好きだった..救急車が通る度、遠吠えを聞くのが楽しみだった
もしかして、この子達も遠吠えをするようになるのかな?..育てる楽しみが、また一つ増えたような..

今日も、元気一杯..起きると、オシッコ..食べると、ウンP..少し遊んでから、自らケージに入り眠る。
その繰り返し..少し、動きが活発になって来た..部屋の中を、こけながらかけずり回っている..
何を見ても、何に触れても、興味津々..部屋の行き止まりで「行けないよ」と、ピィーピィー鳴いている。
起きている時は、ピィーピィー鳴いているだけなのに、眠っている時に「ワン!」と、寝言を言っていた..
遊んであげると、一丁前に「ウーッ」って、怒り出す..その姿がとても可愛い..小さくてもワンコなんだ。

キャバのベビーって、みんなこんな風なのかな?..ベビーの頃の元気を知らないから、寂しい気持ち..
元気がベビーの頃に会いたかったなぁ〜どこにも写真すら残っていない..どんなベビーだったのかな?
今のベビーを見ていたら、その頃の元気を知りたくなった..何だか、無性に寂しい..浮かれ過ぎたかな
ついこの間までは、元気の事しか頭になかった..去年の今頃は何をしていたっけ、具合はどうだったけ?
まだ、元気への思いが断ち切れた訳じゃない..まだ、心の三分の二は、元気への思いが詰まっている。

この日記は、元気と生きて来た記録..元気と共に病気と闘った記録..元気がこの世に生きていた証
だから、新しいベビーとの記録は、別の日記にするつもり..でも、この日記は閉鎖せずに続けて行く..
11年間の思い出は、尽きる事がない..でも、鮮明に思い出せるのは、病気と闘い続けていた日々..
元気への想いが、私なりの整理がつくまで、回顧を続けて行く..思い出してあげる事が元気への弔い。

トップページも変更しなくちゃ..元気の成長記録も完成させなくちゃ..写真館のアルバムも作らなくちゃ
元気のメモリアルも完成させなくちゃ..育児日記用のブログも借りなくちゃ..やる事は山ほどあるが..
ベビーの面倒を見ながら、一人で全てをやらなくてはいけない..開設当時のようなやる気が出るかな?

ベビーの名前は、【勇気】..ベビーを引き取る朝、起きた途端に閃いた..元気からの贈り物かな?
【勇気】と言う名前は、元気が大好きだった、ブルテリアの【悠樹君】と同じ名前..ゴロもぴったり!!
今日まで発表しなかったのは、彼が違う名前を考えていて、【勇気】と言う名前に納得していなかった。
結局、ごり押しで【勇気】と名付けた..コロンママさんちのベビーは【ココロちゃん】..よろしくお願いします

まだ、ベビーを名前で呼んでいない..口から出る名前は、元気..ちゃんと、勇気って呼んであげなくちゃ


「食欲満点の元気印..良く寝て、良く遊び、じゃれたり、怒ったり..かなりの腕白坊主&甘えん坊」

2007/01/07(日) 別れ..
昨夜は、満点の☆空だった..昼間は、あんなに土砂降りだったのに、夜空には☆が輝いていた..

夜空を見上げ、元気☆に話しかけた..新しい家族を迎えたけれど、あの子で本当に良かったのかな?
ママは、元気が会わせてくれたんだって思っているの..左後ろ足のミスは、元気からのメッセージだよね
元気の生まれ変わりだとは思わず、全く新しいワンコとして、育てて行くね〜元気は、元気しかいないもの
まだ、ママ達の側にいるよね..そんな気がする..心配で、心配で、どこにも行けないんだもんね〜
ずっと側にいて欲しい..そして、時々はベビーに話をしてあげてね〜他のワンコ達に話しをしたように..

元気の事でお世話になっていた、ショップの店長さんへ電話を入れた..パピー用品を見繕ってくれと..
新しい家族を迎えたと伝えたら、我が事のように喜んでくれた..それが私にとって最良の方法だと..
元気と私は、想像以上の強い絆で結ばれていた..それは元気と私を見た瞬間に、理解出できたと..
だから、元気を失った心の傷の深さも想像以上..その子は、元気が私の元へ導いてくれたワンコだと..
そしてパピー用は、ブリーダーさんから貰った物を、3週間与えてから切り替える事..まずは体作りから..

今日の午後、コロンママさん一家が、何と大阪から日帰り予定で、♀のベビーを引き取りに来た..
ベビーに会うのは、今日が初めて..先日、ブリーダーさんから入れた、テレビ電話と写真でしか知らない。
ベビーを一目見た瞬間、コロンママさんも、コロンパパさんも、コロむすさんも、目尻がだら〜り、だら〜り
コロンちゃんが亡くなってから1年半、ずっと待ち望んでいたベビー..やっと会えた嬉しさが伝わって来た。

我が家のベビーにびっくり..コロンママさんが来た時に、おぼつかない足取りで、玄関までお迎えに〜
そして、我が家のベビーも、コロンママさんのベビーも、一日でオシッコをする場所を覚えてしまった..
まだ、生後40日も経っていない..もしかしたら、とても頭が良いのかもしれない..もう、親馬鹿かな?

累ママさんと累パパさん、ルークママさんも駆けつけてくれた..ベビーを間に、みんな心からの笑顔だった
元気がいたから、コロンちゃんがいたから..人と人の縁、ワンコとワンコの縁が結びついた..心から感謝。
ワンコを通じてサイトで知り合い、お散歩で知り合い、人の輪が広がって、縁が生まれ絆が深まって行く。
元気と、コロンちゃんが遺してくれた宝物を、これからも大切にして行きたい..それが供養になるだろう。

コロンママさんが、夜なべをして作ってくれたお揃いのお洋服を着て、並んで寝ている姿はとても愛らしい
でも、今日でお別れ..母犬との別れ、乳母犬との別れ、兄弟との別れ..寂しさに耐えられるだろうか
いや..お別れが今日で良かった..一週間後のお別れは、私もベビーもよけいに辛くなってしまう..
コロンママさん..ベビーを幸せにしてあげようね〜もっと生きていたかった、元気とコロンちゃんの分も..ね

コロンママさん一家は、2時間位の滞在で、強い風と共に帰って行った..今度会えるのはいつ頃かな?


    「元気とコロンちゃんを失った悲しみを乗り越え、巡り会えたベビー達..幸せにしてあげよう」

2007/01/06(土) 再会&ベビー
今日は、朝から土砂降りの雨..やっと会えるワン友さん達との再会の日に、何もこんなに降らなくても

大阪から帰って来る彼を待ちながら、外の天気とは裏腹に心ウキウキ..今日は楽しみが二つ待っている
土砂降りの関越道を走って、待ち合わせの高坂サービスエリア向かった..ここで、まりさんと合流した..
春にお会いした時には、元気が一緒だった..窓から顔を覗かせるエマちゃんの顔に、元気の顔を重ねた
そこから、東松山インターを目指した..インター出口で、累ママさんと合流して、カフェ.ミントさんへ〜

今日、お会いしたワン友さん達は、ちゃろパパさん&ちゃろママさん、まりさん、累ママさん&パパさん達..
ちゃろパパさん&ちゃろママさんとは、去年の6月以来の再会、まりさんとは、去年の春以来の再会だった
あの時お会いしたのが、元気との最後になるなんて、思ってもみなかった..心の中に、風が吹き抜けた
再会の挨拶を交わして、元気の思い出話や、近況などを語り合い、とても楽しい時間が過ぎて行った。
そして、話の最後にある事を発表した..みんな一斉に「えーっ!」..みんな、心から祝福してくれた。

ちゃろパパさんから、元気の写真を頂いた..カフェFu〜さんと、Aiter Cafeでお会いした時の写真だ..
アルバムの中の元気は、とても楽しそうな顔をしていた..元気独特の表情が、見事に映し出されている
これが、元気のお目目..これが、元気の口..これが、元気のお鼻..これが、元気の生きてた証..
写真を見ていたら、涙がこぼれそうになった..でも、今日は泣かない..絶対に涙は見せたくなかった。

カフェ ミントさんを後にして、降りしきる雨の中、4台の車を連ね、元気のブリーダーさん宅へ移動した..
そこに待っていたのは、先日ご対面をした2匹のベビー達..3日前に会った時より、少し大きくなっていた
みんなで「可愛い〜!」を連発..一斉に写真撮影が始まった..でも、ベビー達は全く動じない..
そこへ、ブラタンのベビー達も登場..毛がフサフサしていて可愛い..累ママさんはお持ち帰りの準備?
ベビーは、見てしまうと、抱いてしまうと、お持ち帰りしたくなる..その感情を、我慢するのは大変だな..

我が家に新しい家族を迎える事にした..元気との血の繋がりはないけれど、同じブリーダーさんのベビー
きっと、どこかで繋がっている..そして、元気のブリーダーさんが守っている、私好みのキャバリアの姿..
気にしていた、顔のアンバランスも、ミスカラーも、良く見ればそんなに気になる物ではなかった..
本当は、最初に会いに来た時に、気持ちは決まっていた..左後ろ足のミスカラーを見つけた時に..
ブーリーダーさんに急に電話をかけたのも、ベビーが産まれていたのも、元気の導きがあったからだと思う
2匹のベビー達を引き取って家路を急いだ..車でのベビー達は、ケージの中でお股を広げて眠っていた

我が家へ着いたベビー達は、初めてのドライブだったのに、そんな事はお構いなしに、とっても元気印!
二匹でじゃれ合い、離乳食もたらふく食べた..そして、初めてのトイレシーツの上でオシッコをしていた。
シーシーと言うと、その声に従いオシッコをしていた..この子達は、物覚えが早いぞー..そう感じた..
夜泣きをするのではと心配したが、全くしなかった..私の心配をよそに、お腹を出して平然と眠っていた

同時に引き取った♀のベビーは、コロンママさん家の新しい家族になる..ママが待ち望んでいたベビー
元気と、コロンちゃんが生きているうちに、果たせなかった事を、次の世代が引き継いでくれる..
元気も、コロンちゃんも喜んでくれるだろう..兄弟犬を飼える事を、元気とコロンちゃんに感謝している。

ちゃろパパさん&ちゃろママさん、まりさん、累ママさん&累パパさん..今日はありがとうございました。


     「元気も一緒に記念撮影 ちゃろパパさんから頂いたお花 新しい家族になったベビー達」

2007/01/05(金) 迷い..
昨夜は、☆と月が綺麗だった..月は闇夜を照らし、☆は夜空で輝いていた..元気☆も輝いていた。

答えてはくれないけれど、元気にベビーの事を聞きたかった..寒空の下、元気☆に向かい問うてみた。
あの子は、元気がよこしてくれたベビーなの?それとも、別の場所にいるの?ママに教えてくれないかな
これからの人生を、一緒に過ごす事になるワンコはあの子なの?ママの選択に、間違いはないのかな?

今まで、飼っていたワンコは、即決即日引き取りだった..マルチーズの雄雌、ベアデットコリーの樹理..
そして呼びもしないのに、柵を跳び越え、私達の元に走って来た元気..当然のように抱いて帰った..
それなのに、今度のベビーには迷いがある..90%気持ちは固まっているが、10%の迷いが残っている..
その迷いは、元気に対する哀しみの気持ちを抱いたまま、次のベビーを飼う事への後ろめたさなのか..
自分の気持ちを癒す為に、ベビーを飼おうとしているのではないだろうか..それで、良いのだろうか?..
私達の元へ来て、幸せになれるのだろうか..元気と同じように愛させるだろうか..考えても分からない。

今日は、久し振りにルーク君がやって来た..部屋に入ると早速、元気の祭壇の前に〜お目当ては?
元気にお供えしているお菓子..ルーク君が来てくれると、食べて貰えるので、元気も喜んでいるだろう
毎日、取り替えるているので、誰も来ない日は捨ててしまう..捨てるよりは、食べて貰えた方がいいよね
もう一つのお目当ては、山羊さんミルク..残念な事に切らしてしまった..ルーク君は不服そうだった..
右目に、テニスボールをぶつけられて、心配していたが、ショボショボは治っていて、大丈夫そうだった..
傷ついた足裏は、触ると「キャン」と鳴く..一応、消毒はしてるみたいだが、病院へ行った方が良いかも

明日は、久し振りにワン友さん達にお会いする..去年の春と初夏に、お会いしたワン友さん達だ..


      「元気&ぎゅうちゃん&ルーク君..お揃いで作ったダッフルコート..もう着る事はない」

2007/01/04(木) メッセージ..
毎晩、真夜中までテレビを見ているので、目覚める時間が遅い..そして、彼の目覚めはもっと遅い..

昨日のベビーの事を話しあった..彼は、飼う事に反対はしないけれど、手放しでは賛成出来ない..
元気に接していた時と同じようには、出来ないかもしれない..そして、自分は面倒を見る事が出来ない
全ての世話を私がする事..そして絶対条件..決して甘やかしてはいけない..ワイルドに育てる事
一日中、一緒に過ごすのではなく、用事が無くても外へ出かけて、お留守番が出来るようにする事..
無駄吠しないように育てる事..犬や人間を怖がらないように育てる事..物怖じしないように育てる事
ワンコに合わせるのではなく、人間に合わせるように育てる事..優しい心を持ったワンコに育てる事..
元気は、この条件の全てをクリアしていた..すなわち、元気と同じようなワンコに育てる事に等しい..
は〜っ..ワンコだって、持って生まれた性格があるから、見極めるのが難しい..私一人で出来るかな?

ベビーの気になる所..顔の配色が、左右対称ではない事..左側の頬の下に、ミスカラーがある事..
おでこに白い毛が多い事..体の茶色の毛が少ない事..お目目が小さい事..元気と比べてしまう。
四肢を調べていたら、左後ろ足にもミスカラーを見つけた..あ〜ぁ、こんな所にもミスカラーがあった..
最初はそう思っていた..でも、はっと気がついた..左後ろ足にミスカラー..元気が失った左後ろ足..
もしかしたら、元気からのメッセージではないのだろうか?..ママ〜ボクはここにいるよ..ほら、足を見て」

元気に似てるなと思う所もある..真ん丸な頭..太くて短い足..頭から胴体にかけての被毛の配色
でも、ベビーはこの先どう成長していくか分からない..可愛くなるのか、可愛くないのか..不安だ..
元気に似てくればいいなぁ〜比較してはいけないのは分かっているけれど、どうしても比較してしまう..
まだ、飼ってはいけないのかな?..まだ、飼うのは早すぎるのかな?..元気に怒られちゃうかな?..

去年の今日は、左足の腫れの具合を見る為に、内側を確認しようと触れたら、元気が「ギャン」と泣いた
我慢強い元気が「ギャン」と鳴く位だから、よほどの痛みがあったに違いない..私には何も出来なかった
こんな事になったのは私のせい..あの夏の日に、もっと注意して元気を下ろしていれば..と後悔ばかり
そして、元気の主治医への憎しみが、心の中を占めていた..何もしなかったと言う思いで一杯だった..
今も、元気の主治医への憎しみは変わらない..変わらないと言うより、以前より憎しみが増している..
伝染病の研究に力を入れる前に、目の前で苦しんでいる患者の命を救う為に最善の医療を施すべきだ

彼のお休みが終わった..久し振りに過ごす一人ぼっの夜..でも、あんまり寂しくなかった..何故?


    「去年の1月4日 左後ろ足が痛くて、元気がなかった..ふて寝状態の元気..可愛い寝顔」

2007/01/03(水) ベビー..
真夜中まで、テレビを見ていたので、目覚ましが鳴ってもなかなか起きられなかった..超〜寝不足..

お昼頃までに、元気のブリーダーさん宅へ行く予定だった..眠い目をこすりながら、布団から這い出た。
心は弾んでいるような、そうでないような..そのベビーが、元気の血統と違う血筋の血統だからかも..
彼は、以前として気が進んでいない様子..私が行きたがっているから、仕方ないなと言う感じに見えた
元気..君の生まれたお家へ一緒に行こうね〜ママに、自分はここにいるよ〜と、ちゃんと教えてね..

久し振りに走る関越道..10月に行った元気の弔い旅行以来..休日のせいか、とろい車が多かった。
追い越し車線を、トロトロ走る車..車間距離もないのに、いきなり車線変更する車..あ〜あ、嫌だ。
「何やってるんだよ!全く下手くそ」..そんな文句を言いながら走っていると、嵐山パーキングが見えた。
ここは去年の春、エマちゃんと待ち合わせをした場所..公園の椅子に座って、エマちゃんを待っていた。
10月に通った時は悲しくて顔を背けた..今日はちゃんとその場所を確認出来た..あっ!あの場所..

到着時間が早かったので花園の道の駅に寄った..軽井沢方面に行く時は、必ず立ち寄っていた場所
ここで、手作りのお弁当を食べていた..お弁当を食べ始めると、ボクの物はないかとチェックする元気!
楽しい旅行のスタート地点だった..そんな事を思い出しながら、二人共無言のままの時間を過ごした。
今、ここに元気がいたら、「なんだぁ〜今日は、お弁当がないんだ..つまんないな」と、言ってるだろう..

ブリーダーさんへ到着..10月以来の再会、相変わらず♂犬達はうるさい..でも、真ん丸で可愛い!
彼が吠え続ける♂犬達に向かって仁王立ちになったままシーッと指を立てた..あら不思議静かになった
ブリーダーさんが、無造作にベビーを運んで来た..この扱い方が、神経質な犬にならないんだろう..
変な事に感心しながら、ベビーを見せて貰った..「触ってもいいですか?抱いてもいいですか?」..と、
一応聞いた..「いいよ〜触っても、抱いてもお好きなように」..私達の方が、神経質になっていた..

ベビーのキャバを、初めて抱いた..元気は、ブリーダーさん宅で育ったので、既に4ヶ月になっていた..
ちっちゃい体..ちっちゃいお目目..体の割には、でっかいアンヨ..ずんぐり、むっくりなキャバベビー..
元気との血の繋がりはないけれど、同じブリーダーさんのキャバ..これは、期待出来るかもしれない。
兄弟犬も、見せて貰った..♀のブレンとトライ..トライはお目目が真ん丸..ブレンは??に似ている

どうしても気になる部分があったので、今日は即決をせずに帰る事にした..土曜日まで待ってもらう。
帰り道、近くのホームセンターへ寄ってお買い物..迷う事なく、ワンコ用売り場へ足が向いてしまった..
ベビー用の暖かいベットを見ていると、「元気のがあるじゃないか」..「元気のは使いたくないの!」..
まだ、使えない..まだ、使う気持ちになれない..だって、元気の被毛がたくさん付いたままだから..
泣きべそをかく私に、「分かった、分かった..新しいのを買えば良いよ」..まだ飼う事も決めてないぞ!
元気のお菓子と、取りあえずの離乳食を買って、隣の食料品売り場で、買い出しをして高速に乗った。

関越道を下りて、我が家へ戻る途中でファミレスに入った..彼と二人で外食をするのは何ヶ月振りかな
元気の病気が悪化してからは勿論..いなくなってしまった後も、二人で外食などした事がなかった..
悲しいような、嬉しいような複雑な心境だった..彼が元気に対する気持ちを、ボソボソと話し始めた..
その目には、涙が浮かんでいた..会えない時間が多かったから、元気に対する思いは想像以上に深い

ふと、窓の下の道路に目を向けた..この道路は、元気を大学病院へ連れて行った時に通った帰り道
あの時は、麻酔の覚めた元気を乗せて、必死で運転していた..疲れたろうな..お腹が空いただろうな
最後の望みをかけて行った大学病院..まさか、その1ヶ月半後に元気との別れが待っていたなんて..
道路を走る車のヘットライトを見ていたら、涙がこぼれて来た..元気、ごめんね..ママを許してね..

久し振りの遠出で疲れてしまい、こたつの中でうつらうつら..休日の、平穏な時間が過ぎて行った..


 「3匹の、可愛いキャバベビー  去年の1月3日 お正月は、パパと一緒にのんびりフルコースのお散歩」

2007/01/02(火) 寝太郎..
昨夜、寝る前に空を見上げると、雲の合間にたった一つ光る星があった..あっ!あんな所にいた..

どおりで帰ってこない訳だ..お正月の大好きな物を、お供えして置いたのに..何が不服だったのかな
ママ..元気が帰って来ないから、寂しくて胸がど〜んと重いの..早く、空から下りて帰って来てね〜

昨夜、遅く寝たせいか、彼も娘も起きて来ない..私は、それなりに起きたのに、二人共こたつでぐっすり
元気にお水と、ご飯と、お菓子と、ヨーグルトと、お線香をあげ、「パパ達が起きて来ない」と愚痴を言った
11時..12時..あ〜お腹が空いた..12時半..「もう、1時になるよ!」..その声で、やっと起きた..
結局、朝ご飯を食べたのが、2時近くになってしまった..あのまま放っておいたら、外が暗くなっただろう。
元気がいれば、こんな事はなかったのに..「パパを起こして来て」と言う声で、ガリガリ攻撃をしていた..

元気のブリーダーさんに、電話をかけてみた..今日は、しゃっきりしていたので、要領を得た答えだった。
元気のパパの、「ロカビリー」と同じ、オーストラリアチャンピオンの、「ビノ」の血を引くベビーが産まれた..
ブレンと、トライの♀2頭、ブレンの♂1頭..「会ってみたい」と言ったら、「いいよ〜見においでよ」と..
「ウィリアム」の血を引く方も、一応交配したけれど、まだ懐妊したかどうか分からない..「待っておくれ〜」
「もう、寂しくてたまらないです」と涙声で訴えたら、「見に来るだけでも来てみたら」..そう言ってくれた。
明日のお昼頃、会いに行く事にした..11月30日生まれだから、まだ成長した姿は想像出来ないだろう

元気が大好きだった、大阪在住のブルテリアの「悠樹君&大地君」のママから、今年も年賀状が届いた
1999年初夏..定宿のチロルで、たった一度だけお会いした..元気は、悠樹君が気に入ってしまった。
悠樹君のママ&パパは、食事の時に食堂へ同伴しなかった..理由は、他のお客さんが怖がるからと..
他のお客は、私達だけだったので、どうか遠慮しないで、ワンコ達を、ここへ連れて来て下さいと促した..

ママ達の顔がパッと輝いた..急いで、悠樹君達を連れて来た..ブルテリアに触れるのは初めてだった。
本当は、内心恐かった..でも、その穏和な瞳を見つめていると、恐いと思った事など忘れてしまった..
元気は、大きなワンコが大好きだった..嬉しくて、しつこくつきまとっていたが、悠樹君達は紳士的だった

翌日は清里のドックランへ出かけた..そこに悠樹君達も来ていた..元気は悠樹君の金魚のフン状態
悠樹君を、追いかけ回していた..水飲み場で、悠樹君の下でビショビショになって、お水を飲んでいた。
あっちへ行けば、あっちへ..こっちへ来れば、こっちへ..それでも、悠樹君は一度も怒らなかった..
写真を見れば、悠樹君の優しさが伝わって来る..元気と、悠樹君が見つめ合う瞬間..素敵でしょう

それから2年間位、手紙やグッズのやり取りをしていたが、少しの間お互いに連絡をしない期間があった。
その後、復活をして、年賀状が来るようになった..元気は、最後まで悠樹君の事を忘れていなかった。
悠樹君のママは、元気が天国へ逝ってしまった事を知らない..知らせなくてはいけないな..嫌だな..

娘に聞いた..何故、大学病院へ行く事を止めなかったの..私は止めたよ、元気の体をいじるなと..


「1999年初夏 見つめ合い寄り添う元気と悠樹君 去年の1月2日 気持ち良いお灸 ドングリ眼の元気」

2007/01/01(月) 2007年..
新しい年が明けた..年が変わっても、次の日が来ただけ..何も変わらない..何の希望もない..

私の心の中は、昨日と変わらない..どんより曇っていて、どっしり重い..新年を祝う気持ちになれない
昨夜、遅くまで起きていたので、目覚めも遅かった..食事の支度をしなくちゃと思いながら、うだうだ..
いつものように、元気にお水と、ご飯と、お菓子と、ヨーグルトと、お線香をあげ、おはようの挨拶..

娘が来るとメールが入ったので、ようやく重い腰をあげ、食事の支度に取りかかったが、心は重いまま..
お雑煮に入れた鶏肉を元気用に取り出した..お雑煮を作り出すと、匂いに誘われて鶏肉を待っていた
元気のお楽しみの一つ..有頭エビを焼き出すと、いつもの香りがして来た..これもお楽しみの一つ..
いつも、エビを食べる私達の側にぴったり張り付いて、お裾分けを待っていた..尻尾あげるから待ってね。

娘が買って来てくれた豪華なお刺身や、黒豆や、きんとんや、数の子や、煮物等を並べ食卓についた。
何かが足りない..私達の周りを、点検しながら歩く元気がいない..エビ頂戴〜鶏肉頂戴〜黒豆頂戴
元気がいない寂しいお正月..寂しいのは、覚悟はしていたが..三人共、ほとんど無言のままだった..
今更ながら大事な家族を失ってしまった事が、私達の心に重くのしかかって来る..時間が戻って欲しい

去年の今日は、のんびりとした元旦だった..お雑煮を食べる前に、パパと元気はお散歩へ出かけた..
ベランダから見える元気の後ろ姿は、とっても嬉しそうだった..尻尾を目一杯フリフリしながら歩いていた
この頃はあまりカートに乗せていなかった..足の筋肉を衰えさせないように、なるべく自力で歩かせていた
左後ろ足の変形は進んでいたがそれでも一生懸命歩いていた..正常な足の筋肉は衰えていなかった
癌の兆候など、みじんもなかった..太っていたし、食欲もあったし、足の腫れもさほど酷くなかった..
このまま、進まないで欲しい..このまま、左後ろ足の骨がもって欲しい..そう願いながら過ごしていた..

昨夜から、ここに元気がいないような気がしていた..気配を感じないと、ど〜んと胸が重くなって来る..
捜索願いを出す事にした..コロンママさんと、なおたさんにメールを入れた..絶対に、どっちかにいる..
やっぱり、なおたさんちにいた..ぎゅうちゃんが、お座りをして上を見たまま、呼んでも動かなかったと..
きっと、元気と話をしていたのだろうと..それから、凄く大人しくなって、出窓に座って外を見つめていた。
「もこちゃんと、仲良くしなよ」とでも、言っていたのだろうか..未だに帰って来ない..元気は何処へ?

2007年..元気への想いを、引きずったまま迎えてしまった..少しずつ、ゆっくり前に進んで行きたい..


「寒空に咲いた真っ赤なバラ」 「元気にもお裾分け」 「去年の1月1日 パパとお散歩へ 不機嫌な元気」


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