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2007/01/01(月)
2007年..
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新しい年が明けた..年が変わっても、次の日が来ただけ..何も変わらない..何の希望もない..
私の心の中は、昨日と変わらない..どんより曇っていて、どっしり重い..新年を祝う気持ちになれない 昨夜、遅くまで起きていたので、目覚めも遅かった..食事の支度をしなくちゃと思いながら、うだうだ.. いつものように、元気にお水と、ご飯と、お菓子と、ヨーグルトと、お線香をあげ、おはようの挨拶..
娘が来るとメールが入ったので、ようやく重い腰をあげ、食事の支度に取りかかったが、心は重いまま.. お雑煮に入れた鶏肉を元気用に取り出した..お雑煮を作り出すと、匂いに誘われて鶏肉を待っていた 元気のお楽しみの一つ..有頭エビを焼き出すと、いつもの香りがして来た..これもお楽しみの一つ.. いつも、エビを食べる私達の側にぴったり張り付いて、お裾分けを待っていた..尻尾あげるから待ってね。
娘が買って来てくれた豪華なお刺身や、黒豆や、きんとんや、数の子や、煮物等を並べ食卓についた。 何かが足りない..私達の周りを、点検しながら歩く元気がいない..エビ頂戴〜鶏肉頂戴〜黒豆頂戴 元気がいない寂しいお正月..寂しいのは、覚悟はしていたが..三人共、ほとんど無言のままだった.. 今更ながら大事な家族を失ってしまった事が、私達の心に重くのしかかって来る..時間が戻って欲しい
去年の今日は、のんびりとした元旦だった..お雑煮を食べる前に、パパと元気はお散歩へ出かけた.. ベランダから見える元気の後ろ姿は、とっても嬉しそうだった..尻尾を目一杯フリフリしながら歩いていた この頃はあまりカートに乗せていなかった..足の筋肉を衰えさせないように、なるべく自力で歩かせていた 左後ろ足の変形は進んでいたがそれでも一生懸命歩いていた..正常な足の筋肉は衰えていなかった 癌の兆候など、みじんもなかった..太っていたし、食欲もあったし、足の腫れもさほど酷くなかった.. このまま、進まないで欲しい..このまま、左後ろ足の骨がもって欲しい..そう願いながら過ごしていた..
昨夜から、ここに元気がいないような気がしていた..気配を感じないと、ど〜んと胸が重くなって来る.. 捜索願いを出す事にした..コロンママさんと、なおたさんにメールを入れた..絶対に、どっちかにいる.. やっぱり、なおたさんちにいた..ぎゅうちゃんが、お座りをして上を見たまま、呼んでも動かなかったと.. きっと、元気と話をしていたのだろうと..それから、凄く大人しくなって、出窓に座って外を見つめていた。 「もこちゃんと、仲良くしなよ」とでも、言っていたのだろうか..未だに帰って来ない..元気は何処へ?
2007年..元気への想いを、引きずったまま迎えてしまった..少しずつ、ゆっくり前に進んで行きたい..
「寒空に咲いた真っ赤なバラ」 「元気にもお裾分け」 「去年の1月1日 パパとお散歩へ 不機嫌な元気」
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