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2007/01/24(水)
家族..
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昨夜は、元気☆が見えなかった..見えない空に向かって「元気、おやすみ」..何だか、空しかった..
「おやすみ」を言いながら、空の上にはいない..今日は、どこへ行っていたのかな..そんな事を思う.. 数日前は、ぎゅうちゃんちへ行ってたようだ..ぎゅうちゃんと、どんな話しをしていたんだろう..? 生きている時は、喧嘩もしないけれど、仲良しでもなかった..お互いの、邪魔をせずに接していた仲.. どっちかと言うと、元気が遠慮していたかな..病気になってから、自分は弱い立場なんだと認識していた ぎゅうちゃんに睨まれると「すまないのぅ〜」..そんな顔をしていた..それはそれで見ていて楽しかった.. ぎゅうちゃんちへ行くと、元気はお決まりのソファーに寝ていた..決して、自分から下りようとはしなかった。 私達が手を差し伸べなければ、一日中でもそこに寝ていただろう..今でも、あのソファーを思い出す..
去年の今日は、3日振りにお散歩へ出かけていた..激坂で、元気を抱いたまま転びそうになって慌てた 遊歩道には、雪も残っていなくて、気持ち良さそうに歩いていた..念入りに縄張り点検をしていた.. 途中で、シーズーに唸り飛ばされ、しょんぼりしていた..その後ろ姿が、とっても寂しそうに見えた.. 威厳のあった後ろ姿が、小さく見えた..病気になると、こんな風になってしまうんだ..私も寂しかった。 胸を張って堂々と、そして生き生きと歩いていた姿が懐かしかった..もう一度、歩いている姿を見たい。
あんなに、面倒は見ない..可愛がれないかもしれないと言っていた彼が、勇気を家族だと認め始めた。 それはそうだろう..ちっちゃ〜い体で、目一杯尻尾を振りながらお迎えしてくれる勇気を拒絶出来ない。 そして、彼の膝に乗って「お帰り〜」の挨拶をしてくれる..その時の、彼の眼差しは優しさに溢れている。 その眼差しは、元気に向けられていた眼差しと同じ..これで、やっと勇気も我が家の家族になれた..
最愛の家族を亡くし、新しい家族を迎えた..私の心の隙間が、埋まるかと思った..でも、埋まらない。
「一昨年の12月13日..ぎゅうちゃんに文句を言われていたが、その後は仲良く、くっついていた」
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