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2007/02/24(土)
また..
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昨夜から、凄い風が吹いている..お天気が良いので布団を干したが、飛ばされそうなほど強い風だ..
今朝は、目が覚めた途端、ある場所の風景が浮かんだ..そして、怒った顔の元気がその場所にいた。 そこは大学病院の待合室..検査を終えて麻酔から覚めた元気が、カートの上から私を睨みつけていた やっぱり、怒っているんだ..今までにも、何度か同じ事があった..この事が、一日中頭から離れない.. 「せっかく、車から大きな音を出して、行っちゃ駄目って知らせたのに..ちっとも気づいてくれなかった..」 そう言われてるような気がする..私の最大の後悔..元気に残されていた僅かな自由を奪ってしまった そして、腫れていた左後ろ足に針を刺した事で、元気なりに保たれていた体のバランスを崩してしまった。 リンパ管を刺激して癌細胞が全身に回ってしまった..私が、余計な事をして元気の命を縮めてしまった 後悔しても..後悔しても..後悔しても..後悔しても..後悔しても、私の前に元気は戻って来ない
勇気を抱いて、ルークママさん、ルーク君とお散歩へ〜ルーク君は、遊歩道と反対の道へ歩き始めた.. 一緒にお散歩をするようになって、こんな事は初めてだった..その道は、元気のかつての散歩道だった 元気がマーキングしていた場所に、ルーク君がマーキングをしていた..何だか妙な気持ちに襲われた.. 念入りにしていた場所には、同じように念入りに、まるでそこに元気がいるような気がしてならなかった.. 懐かしい景色が、私の前に広がっていた..ここで草を食べたていた..ここで嫌いな犬をやり過ごした.. ここでオシッコをしていた..大きなツツジの前で、毎年写真を撮った..色んな思い出が蘇って来た..
長い階段を降りて大通りへ..この道沿いに、珈琲ショップと煙草の販売機がある..何故こんな所へ、 私を連れて来たのだろう..初夏のあの日に行った切り、元気が死んでからも、一度も来た事がなかった 元気に促されたのだろうか..「ルーク君、ママと勇気をあの場所へ連れて行ってあげてね..もういいよ」 そんな事を言ったのかな..決して足を踏み入れなかった場所へ行っても、不思議と涙は出なかった.. 元気は、不思議なワンコ..私を立ち直らせる為に、色んな事をしてくれる..死んでなお、私を想う?
ハピラブママさんから、迷子札を頂いた..元気の迷子札は、天国から我が家まで迷子にならない為。
「去年の2月24日 鍼治療を受けてうっとり」 「ハピラブママさんから頂いた迷子札」
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