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2007年3月
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2007/03/05(月) チロル2日目..
昨夜は、熟睡出来なかった..狭いソファーベットで、勇気を庇いながら寝ていたせいかもしれない..

夜中、勇気は私を二度起こした..オシッコがしたくて、床に下りたいのに私が邪魔をしていたようだ..
邪魔だよ〜どいて!そんな感じで私を起こし、オシッコをして来た後は、そこに乗せて〜それを繰り返した
勇気は家にいる時も、夜中のオシッコは絶対に粗相をしない..そして、私を起こす事もしないお利口
私や彼が、教えた訳ではない..この点は、元気のパピーの頃より、数段優れているかもしれないが..
元気は我が家に来た翌日から、お留守番の毎日..勇気は付きっきり..その点が違うのかもしれない。

朝食後、ちょびさんご夫婦が帰る事になった..アンジェロ君の身体の調子が、あまり良くなかったのだ..
一緒にスキーも出来なかったし、短い時間しか会えなかったが、冬のチロルで会う事が出来て嬉しかった
来年も、冬のチロルで会えると良いな..その頃には、勇気も大きくなって雪原で遊べるようになるだろう

ちょびさんご夫婦を見送った後、リビングでオーナー夫妻と、元気との思い出を語りながら珈琲タイム..
せっかく来たのだからと、スキーへ行く準備を始めた..やっとの思いで支度が終わり、さぁ〜スキーへ出陣
だけど、あまりにも風が強かった..もしかしたら、ダボスの最終ゴンドラが止まっているかもしれないと、
オーナーが、電話を入れて確認してくれた..ダボスどころか、菅平のリフトまで、全てが止まってしまった。
リフトが動かなくては、スキーは出来ない..もう諦めるしかなかった..今年のスキーは、これで終了..

勇気をオーナー夫妻に預けて、昼食を食べに行く事にした..10月に、コロンママさん達と行ったお店へ
あの時は元気が死んで1ヶ月経っていなかった..悲しみをどこかに置いてチロルまで来たような気がする
運転も、心の中も無我夢中だった..懐かしいダボスの地にて、思い切り泣きたいのに、泣けなかった..
あの日と同じ物をオーダーした..あの日と違うのは私の食欲だった..心も体も復活して来たのかも..

昼食後、スキーヤーもボーダーもいないゲレンデでソリ遊びをしよう..こんな機会は、滅多にないぞ〜
そんな事を言いながら、菅平スキー場の反対側にあるダボスの丘に通じる斜面へソリを持って向かった。
最初は少しだけ、斜面を上がって滑り降りた..旭川の空港で貰ったソリ..なかなか良い滑りをしていた
そして..ふと、このままダボスの丘まで、上がって行こうかなと思った..見上げると斜面は結構きつい..
意を決して上り始めた..きつかった..心臓が破裂しそうになった..何度も、斜面にへたり込んだ..
その度に、もう少し..もう少し頑張れば、あの木がある..三分の二位に差しかかった時..「ワン!」
犬の声が聞こえた..元気が呼んでいる..心臓は破裂しそうだったが、気力を振り絞って上がって行った
強風で吹き飛ばされそうになりながら、前に進んだ..あ〜もう駄目と思った瞬間目の前に、あの木が..
立っていられないほどの強風だった..あの木の周りには、冬だと言うのに雪が無かった..元気来たよ!

6歳位の頃、ママと一緒にこの斜面を上がったよね〜あの時もきつかったね..でも、元気は元気だった。
上り切ってからも、この木の周りを走ってたよね..生き生きとして、楽しそうだった..はしゃいでいたよね
あの時の楽しそうな顔は、今でも忘れないよ..ママはゼイゼイ言ってたけど..元気は本当に元気だった
今日は、寒いし、風で飛ばされちゃうから走れないね..今度は、新緑の季節に勇気を連れて来るね。
あの木の下の元気に語りかけ、斜面を下り始めたが、スキーで慣れてる斜面なのにソリで下りられない..
怖い..仕方なく途中までお尻で滑り降りたり、歩いたりしながら、斜面であきれ果てて横になっていた
娘の所まで、やっとの思いでたどり着いた..スキーヤーもボーダーもいない斜面は、何となく快適だった。

今夜のお客は私達だけだった..部屋へ戻り、のんびりとした時間を過ごし、ゆっくりと食事を楽しんだ。


  「元気、コロンちゃんまた来るから待っててね」        「寂しくぶら下がるスキーウェアー」


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