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2007/04/12(木)
思い出..
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昨日より、心の中のすきま風が強く吹いている..あの時、本当に元気の命を救えなかったのだろうか?
いつも思う..私が元気の命を縮めてしまったのではないだろうか..余計な神経を遣わせてしまった.. 毎日を穏やかに過ごしていれば、もっと生きられたのではないだろうか..元気は、私に遠慮していたの? 瞼の上にシコリを発見した時に、私の心に諦めの気持ちが芽生えてしまった..それを見抜いていたの? 毎日の介護で疲れ切って、辛く当たってしまった時もあった..そんな時の元気はいつも伏し目がちだった 一番辛かったのは元気なのに、自分の感情をぶつけてしまった..今更謝っても遅いけれど、「ごめんね」
去年の今日は、まりさん&エマちゃんと、嵐山パーキングで待ち合わせをして、ブリーダーさん宅へ向かった 元気には前日から、「明日、エマちゃんに会えるよ」と言っておいたので、当日は朝からウキウキソワソワ 行きの車の中でも、ハイテンションだった..嵐山パーキングに到着すると、早速エマちゃんを捜していた。 以前、カフェで待ち合わせをした時も、エマちゃんが到着するのを、今か今かと外を見ながら待っていた.. 会っても、そんなにべたべた仲良くする訳じゃないんだけれど、会えるのが嬉しかったんだろうなぁ〜
嵐山パーキングで無事に合流して、ひとまず花園の道の駅へ寄った..ここで、アクシデントがあった.. 私が、滅多に開けない助手席のドアを開けた時、後部座席にいた元気が立ち上がってしまった.. その時、「キャン」と泣いた..多分、骨が折れてしまったのだろう..「キャン」と泣く度に折れていたようだ この頃、既に骨の空洞化が進んでいた..ほんの僅かな衝撃でも、折れてしまう危険性が潜んでいた.. そのリスクを背負ってでも、一緒に行動したかった..そして、ワン友さん達にも会わせておきたかった..
ブリーダーさん宅で、まりさん&エマちゃんは、パパとお祖父ちゃんに会う事が出来た..感激だったね! ちょうど子犬がいたので、元気に会わせてみたら、カートの上でくるっと向きを変えて拒絶されてしまった。 元気が生きているうちに、子犬を飼おうかなと言う考えは、元気の態度を見てもろくも崩れてしまった.. 今思えば、飼わなくて良かったと思う..子犬がいたら、元気への愛情や世話が疎かになっていたと思う ブリーダーさん宅は、たくさんのキャバが吠えまくり..エマちゃんは怯え、元気は不機嫌な顔をしていた.. 元気は、ここで産まれ、ここで育った事を、忘れてしまったのだろう..パパもママも一緒にいたのに..
ブリーダーさんに会わせておいて良かった..この日が、元気が里帰りをした最後の日になってしまった..
「この頃の元気は、病気なのにおデブちゃんだった..ベンチの上で、エマちゃんを待っていた元気」
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