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2007/04/16(月)
7回目の月命日..
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昨夜、帰宅してから遅い晩ご飯を食べた後、彼も私も勇気も、いつの間にか床に転がって眠ってしまった
突然、パチッと目が覚めた..もしやと思い時計を見たら、2時13分..元気が死んだ時間の2分前.. 元気に起こされた..元気の月命日に、彼がいる日はなかなか無かった..それなのに眠ってしまった。 「コラーッ、起きろ..僕の月命日に、寝てるなぁ〜」..きっと、そんな思いで私達を見ていたのだろう.. 彼が慌てて、ベランダの窓を開けたが、☆は見えなかった..二人でゆっくり元気☆に語りかけたかった.. 元気の祭壇の前に座り、お線香をあげながら、「元気が天国へ逝っちゃって、もう7ヶ月になるんだね..」 「時間ばかりが先行しちゃって、ママの心はそれについて行けない..ついこの間のような気がするよ..」
勇気がいるからと言って、元気を心の中から葬り去る事など出来ない..生きて来た時間が違い過ぎる 11年間、苦楽を共にし、一緒に生きて来た大事な家族..元気の存在を、否定する事など出来ない。 今でも、私の心の比重は元気の方が重い..生きている者を優先しなくてはいけない事は分かっている。 でも、勇気の比重が重くなるには、まだ時間が必要だ..元気は、私達にとっては特別な存在なのだ..
先日、勇気と遊歩道へお散歩に出かけた時、ルークママさんとベンチに座り元気の最後の日の話をした 「元気は、最後の最後まで頑張っていたよ..頑張り過ぎだよ..普通の犬なら、とっくに死んでいたよ」 「ママの事が心配で心配で、頑張っていたんだよ..最後に、私達にちゃんとお別れをして逝ったよね..」 そう..ずっと横になったまま、ゼイゼイと苦しそうな顔をしていた..その目は、黒目しか見えなかった.. 最後の最後に、むくっと上半身を起こして、私達を見つめていた..そして、その目はキラキラ輝いていた キラキラ輝き出した目を見て、元気は持ち直す..そう思った..でも、それは元気の最後の挨拶だった 元気の最後の頑張りを、見守っていてくれた人達がいる..私の娘、ルークママさん、コナママさん.. どうして良いか分からず泣きじゃくる私を、遠く大阪の地から、電話で励まし続けてくれたコロンママさん.. 他の誰もが、元気の事を忘れても、あの日までの元気の頑張りを、記憶の片隅に留めていてくれるだろう
元気は、大勢の人達の優しさに包まれて、天国へ旅立って逝った..私達家族は今でも感謝している。
「少し寂しくなって来た祭壇..左側に、ラッキーかあちゃまから頂いた、陶器の鯉のぼりを飾った」
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