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2008/11/16 二十六回目の月命日
2008/10/16 二十五回目の月命日..
2008/09/16 三回忌..
2008/08/16 二十三回目の月命日
2008/07/24 誕生日♪

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2007/06/28(木) クランベリーモール..
今日も、暑かったぁ〜今年、最高の気温だったらしい..そう言えば、去年の今日もとっても暑かった..

なおたさんが、初めて関東へ進出して来た日だった..町田のクランベリーモールで待ち合わせをした。
お出かけが大好きな元気は、車の中でも大はしゃぎだった..娘が、元気に向かって「うるさいよ〜」
東名を走って、町田インター下車..クランベリーモールの駐車場と間違えて、他の場所へ止めてしまった
娘に、「馬鹿じゃん」と言われながら、クランベリーモールの駐車場へ止め直したら、皆から遠かったっけ..
元気はカートに座る事が出来なかったので、立ったまま移動していた..段差がある度にフラフラしていた
10Kgの元気を抱きながら移動した..暑くて、暑くて、倒れそうだった..でも抱けるのは私一人だけ..

クランベリーモールから、少し離れたカフェへ車で移動した..私は、元気を抱いて後部座席に座った..
足の腫れた元気を抱いて、車に座ったのは久し振りだったので、元気も私もおたおたしてしまった..
カフェの椅子も幅が狭くて、元気を上手く寝かす事が出来ず、脂汗と冷や汗が同時に出てパニくっていた
そんな私を見て、元気もパニくり寸前..一緒にいたワン友さん達に、嫌な思いや迷惑をかけてしまった。
もうそろそろ、遠出のお出かけは出来なくなるなと感じていた..この日が、遠出の最後の日となった..
元気は、美味しそうな顔で、ワンコメニューを平らげていた..そんな姿は、とても重病には見えなかった
きっと、一緒にいた人達は、元気が重病だなんて思わなかっただろう..飼い主の私でさえそうだったから

今日は、ビル君の11回目の月命日..時間はどんどん過ぎて行く..ビル君に勇気を守ってとお願いした

2007/06/26(火) 元気からの贈り物?..
勇気を病院に預けた後、銀行周り..と言っても、私は車の中で待機..彼が率先して行ってくれた..

何故か、最後の銀行だけ行く気になって、ATMに入金して外へ出ると、そこに会いたかった人の姿が..
「元気君のママさん?」..「マークちゃんのママさん?」..こんな所で会いたかった人に再会するなんて
「元気君は?」..「去年の9月に死んだんですよ」..「エーッ、足が悪くてもあんなに元気だったのに」
去年の夏に会ったのが最後だったので、その後の元気の経過を話し、死んだ時の様子も詳しく伝えた。
マークちゃんのママさんは、目に一杯涙を浮かべ「元気君の事は、絶対に忘れない..忘れないから..」

マークちゃんのママさんとは、遊歩道で時々会っていた仲..元気は、マークちゃんが大好きだった..
どんなに、足の具合が悪くて歩かない時でも、「マークちゃんがいるよ」そう言うと全速力で走って行った..
一緒に連れていたシーズーに怒られても、マークちゃんの傍を離れなかった..仲良くお菓子も食べていた
マークちゃんのママさんに、元気の事を伝えたいと思っていた..その思いが元気に伝わったのだろうか..

勇気の点滴を開始した日から彼がずっと付き添ってくれた..偶然お休みが続いたのだ..これは偶然?
元気の意図が動いていたような気がする..「パパ..勇気を診てあげて..ボクの分まで診てあげて」
そんな風に言われたような気がすると..彼は、元気を診てあげる事が出来なかった..それが心残り..
彼は最大限の協力をしてくれていたけれど、直接元気を診る事はなかった..と言うよりさせなかった..
私が一人で抱え込んでしまった..彼が差し伸べる手を振り払っていた..後で言われた「寂しかった」と

マークちゃんのママさんに会えたのも、彼がお休みだった事も、きっとお空の上の元気からの贈り物..


 「マークちゃんに会うと、尻尾フリフリ、お目目ギラギラだった..シーズーには、いつも唸られたっけ..」

2007/06/25(月) 最後の赤塚公園..
勇気を病院に預けた後、彼と買い物へ行き、彼はそのまま美容院へ..部屋には私一人..寂しかった

元気が死んで3ヶ月間..一人で過ごしていた空間..その後勇気が来て、5ヶ月間一時も離れなかった
久し振りに味わうった一人の時間..勇気を気にせずに、掃除をしたり洗濯をしたり..でも、寂しかった
また、この一人きりの寂しさを味わうのかと..そんな思いが頭をよぎった..きっと、耐えられないだろう..
やっと心が通じ合うようになって来たのに、これからの人生に光が差して来たのに..絶対、守ってやる..

去年の今日は、赤塚公園へ出かけた..元気は、2日続けてのお出かけだったので、大はしゃぎしていた
公園内をカートにも乗らず、元気に歩き回っていた..草や土のを嗅ぎながら、楽しそうに歩いていた..
ベンチを見つけて、「ここに座ろうよ〜」..彼と私、そして元気..穏やかで幸せな時間が流れて行った。
この日が最後の赤塚公園..もう二度と、この公園で元気との穏やかな時間を過ごす事は出来なかった

悔いのない時間を過ごす..それは、とても難しい事だ..多かれ少なかれ、必ず悔いが残ってしまう..


「大好きな赤塚公園での最後の姿..草の上や、土の上を楽しそうに歩いていた..甘えん坊の元気」

2007/06/24(日) ごめんね..
勇気が、難病だと分かったら、元気との思い出の日記が書けなくなってしまった..ごめんね、元気..

HPを開設してから日記を休んだ事がなかった..元気が元気な時も、病気の時も、お空に逝ってからも
ママは、元気を忘れた訳じゃない..元気と同じように、勇気も診てあげたい..ただ、それだけの思い。
いつも、お空の上からママを見守ってくれている元気..今度はママじゃなくて、勇気を見守ってあげてね
元気が勇気を、ママの所へ託したんでしょう〜ママの力は微力..だから、元気の力を貸してね〜!
せっかく生まれて来た命..まだ、半年しか経っていないんだよ..お願いだから、勇気に命を与えて!

去年の今日、ビル君のカートに試乗させて貰った..1ヶ月後にビル君が、3ヶ月後に元気が..お☆様に


  「初めて行ったビル君のお家で、くつろいでいた..優しかったビル君は、元気にカートを貸してくれた」

2007/06/20(水) 暑い!
朝から、強烈な暑さ..梅雨だと言うのに、雨が降らない..去年は適度な暑さで、適度な雨が降った。

去年の今日は、鍼治療の日だった..朝から、全く歩こうとしなかった..先生が来ても迎えに出なかった
こんな事は初めてだった..玄関に行かないで布団の上にいた..よっほど足の具合が悪かったのだろう
鍼の先生が、心配するほどだった..先月まで、お尻フリフリ、尻尾フリフリでお出迎えしていたのに..
鍼治療が済んで、先生を見送りがてら、遊歩道まで行ってみたが、ここでも歩こうとはしなかった..
歩かせようとカートから降ろすと、悲しそうな顔をしていた..辛かったんだろうな..痛かったんだろうな..

彼の事も見送ろうとしなかった..いつも、玄関でお見送りしてから、ベランダでサヨナラしていたのに..
布団の上で、尻尾をだけを振ってサヨナラしていた..この習慣が始まってから、初めての事だった..
彼は、寂しそうに元気の頭を撫でて出かけて行った..元気がいないベランダから私一人で彼を見送った
この時、思った..もう駄目なのかもしれない..このまま、歩けなくなってしまうかもしれないと..

鍼の先生に言われた事を守っていれば、元気の命は長らえたかもしれない..忠告を無視してしまった。


「鍼治療中も、この場所から動こうとしなかった..ウンPをする時に、お尻を丸く出来なくなってしまった」

2007/06/19(火) 外した..
今日も、懲りずに植木や土を食べていた..もしかしたら、小さい柵が邪魔なのかと思い、外してあげた。

この小さい柵は、ベランダの金網に取り付けてあった..元気のウンP落下防止の為につけてあった..
大学病院で足の液体を抜いて、その傷が悪化しないようにと飲まされていた薬が、体に影響を与えた。
下痢が続くようになってしまった..そして、ウンPをする時に体が傾いてしまって、金網にぶつかっていた。
外にウンPが飛び散る可能性と、元気の体を支えてあげる為に、その小さな柵に、本を立てかけておいた
元気は、その立てかけた本を見た途端、安心したような顔をして、遠慮なくウンPをするようになった..
今でも金網につけた小さな柵を見る度に、頑張っていた元気の姿をそこに見ていた..無くなって寂しい

去年の今日は、歩くのをとても嫌がった..それでも、無理矢理お散歩へ連れ出した..今思えば..
相当、左後ろ足が痛かったのだろう..カートにも、座ろうとしなかった..それなのに、「歩け〜」って..
パンパンに腫れ上がった左後ろ足..前の日までピンク色だった肌の色も、黒っぽい色に変わっていた..
骨が粉砕されてしまった事で、血流が悪くなってしまったのだろう..足首から先もブヨブヨになってしまった
頑張り屋さんだった元気..相当の痛みを堪えて、歩いていたんだろう..↓の写真の顔が物語っている

不必要と思って捨てた元気愛用のソファー..空間を見た時の寂しそうな顔..直ぐに回収して来たっけ


   「相当の痛みを堪えて歩いていたんだろうなぁ〜お休み処でパパに抱っこされてご機嫌だった」

2007/06/18(月) 最後のシャンプー..
妙に、イライラする日だった..勇気が悪戯する姿を見てはイライラ..そして彼の姿を見てはイライラ..

勇気は、ベランダの植木や土を食べてしまう..何度、叱っても同じ事の繰り返し..見ていてイライラ
元気がパピーの頃、植木を食べたり土を食べたりした事など、一度もなかった..悪戯さえしなかった..
私が疲れて横になった時も、優しく寄り添ってくれるようなパピーだった..勇気は違う..飛んで来る。
どんなに疲れていても、どんなに具合が悪くても、遊んでよ〜と顔めがけて飛んで来る..あ〜鬱陶しい。
勇気の兄妹犬のココロちゃんも、植木を食べたり引っこ抜いたり..なんだぁ〜この兄妹は..野生児か
元気とコロンちゃんは、異母兄弟..大人しい性格が良く似ていた..パパも、とても穏やかなキャバ..
勇気とココロちゃんは、実の兄妹..やんちゃな性格がそっくりだ..トライのパパが、野生児なのか?

去年の今日..布団に寝ていた元気を、彼が無造作に抱き上げた..悲鳴に近い声で「キャン、キャン」
何が起きたのか、分からなかった..元気は長い間泣き続けていた..その姿を見ていて私も大泣き..
元気は、自分の足が痛いのに、隣で大泣きしている私を慰め続けた..本当に心から優しいワンコだった
後で分かった事だが、この時左後ろ足の骨が砕け散ったようだ..レントゲンに写った骨は粉砕されていた
見るも無惨な骨だった..どれほどの痛みだったのか..そしてこの後、左後ろ足の腫れが酷くなって来た
それでもお散歩へ連れて行くと歩いていた..家の中も歩いていた..痛みを堪えて歩いていたのだろうか

この日、元気を洗った..ワンソープで洗った被毛は、シュルシュル..そして、これが最後のシャンプー..


  「ワンソープで洗う2日前の元気と、ワンソープで洗った後の元気..シュルシュルのピカピカだった」

2007/06/17(日) さ く ら..
高野健一さんの、『さくら』を聴いていると、涙が止めどなく溢れて来る..『さくら』は、愛犬の名前だそうだ

「げんき、げんき、会いたいよ..いやだ、げんきに今すぐ会いたいよ..天に召します神様お願い..」
動画と共に流れる『さくら』..その動画に、元気が生きていた頃の姿を重ね、元気の思い出に浸っている
泣いている私を、勇気がじっと見つめていた..その目はとても悲しそうだった..私の心を分かっている?
今、この瞬間..私の心の中が、元気で一杯だと言う事を..でも今は駄目..私の心に勇気はいない

ラッキーかあちゃまが、元気と勇気に会いに来てくれた..待ち合わせのスタバに、一人で向かった..
久し振りに、勇気から解放された..時折吹くビル風が、とても心地よかった..こんな時間が欲しかった
サティーで買い物をしたのも、何ヶ月振りだろうか..買い物慣れしていないので、疲れ果ててしまった。
ラッキーかあちゃまとラッキー君が、生きている元気に会ったのは、去年の7月末..最初で最後だった..
大学病院へ行って、しょげかえっていた元気の目が輝き始めた..その時の写真の顔は笑っていた..
そして、次に会う約束をしていた日に、元気はお星様になってしまった..もう一度会いたかっただろう..
元気がいたから、繋がった縁..私に遺してくれた宝物..この縁が、今度は勇気に引き継がれて行く..

今日は、コロンちゃんとリロちゃんの月命日..泣いているママ達を、お空の上で並んで見ているのかな..


 「お花を頂いて、祭壇が久し振りに華やかになった..久し振りに出した、ベランダへの進入禁止柵」

2007/06/16(土) 9回目の月命日..
昨夜、2時10分..窓を開けた私の目の前に、無数の☆達が輝いていた..元気からの贈り物かな?

あの日と同じ、雲一つ無い青い空..あの日と同じ、夏のような暑い日..あの日と同じ、土曜日..
何もかもが同じ..違うのは季節..これから、忘れられない夏の日がやって来る..二度と来ない夏の日

昨夜、たくさんの☆を見上げながら、出て来る言葉は「元気、病気を治してあげられなくてごめんね..」
お医者さんを替えなくてごめんね..大学病院へ連れて行っちゃってごめんね..病気を悪化させちゃった
怒ってごめんね..イライラしてごめんね..かまってあげなくてごめんね..寝たきりにしちやってごめんね
もっと愛してあげれば、もっと可愛がってあげれば、もっと優しくしてあげれば、もっと大切にしてあげれば..
後悔の言葉しか出て来なかった..いつになったら、精一杯の事をして来たんだと思えるようになるのか

今日は、函館から旧友が来た..元気が大好きだった「トラピスト クッキー」や、ラベンダーのお線香..
それらをお土産に頂いた..昨年の11月に来た時も、同じ物を頂いた..懐かしい故郷、北海道の香り
元気の月命日に来るなんて..「また、元気に呼ばれたね..」私が泣いてばかりいるから呼んだのかも
彼女は、懐かしそうにこう言った..「元気は、若い頃からお利口な犬だったね..お行儀が良かったね」
「お散歩から帰っても、絶対に部屋に上がらなかった..さぁ〜足を洗うよ〜と言う言葉を待っていたよね」
「長〜い事待たされて、玄関で爆睡してる時もあったね..今でも、その事を時々思い出すんだよ」と..

元気は、私が北海道2000Kmの旅へ出かけた時は、いつも彼とお留守番をしていた..寂しかったろうな
今度は、勇気と一緒に元気も連れて行ってあげよう〜生きてるうちに果たせなかった北海道旅行へ..

月命日..昨日はマ○ロちゃん、今日は元気、明日はコロンちゃんとリロちゃん、明後日はチャマちゃん


 「今日は、窓を開け放し、外が見えるようにしてあげた..暑い日は、ずっとクーラーの中だったもんね」

2007/06/15(金) また一つ..
昨夜からの雨が止んで、お日様が顔を出した..陽射しは暑いけれど、爽やかな風が吹き抜けていた。

今日は、先月亡くなったマ○ロちゃんの初めての月命日..元気より、1歳年下の10歳のキャバちゃん..
一度も会った事はなかったけれど、キャバ友さんのHPやマイ○ママさんのHPで、お顔だけは知っていた..
いつも、優しい顔で座っているマ○ロちゃんがいた..元気と一緒に、一度だけでも会ってみたかった..
マ○ロママさんご一家の、悲しさ寂しさ辛さは、何も聞かなくても伝わって来る..どうか安らかに..

そして、最近よく行くようになったカフェのアメコッカーちゃん..今月の12日に、お星様になってしまった..
まだ、5歳の若さだった..たった5年の犬生だった..慰める言葉も見つからない..どうか、安らかに..
最愛の家族との別れは、どんなに時間が経っても、心の隙間が埋まる事はない..どうしようもない心..
傍に新しい家族がいても、決して埋まる事がない心の隙間..今日も、心の中に風が吹きまくっている。

明日は、元気の9回目の月命日..こんなに時が経ってしまった..2時15分..元気☆が見えるかな?


   「元気の指定席だった場所に、今は勇気がいる..元気と同じように抱き枕を抱きながら..」

2007/06/14(木) 最後の家族写真..
昨夜は、雲の切れ間に、元気☆がはっきり見えた..元気にお願い..勇気をもう少し大人しくさせて

去年の今日は、ちょびさんに再会する為に、千葉県松戸市のカフェに出かけた..とっても暑い日だった
元気は、二日続けてのドライブだったので、とってもご機嫌だった..本当に、ドライブが大好きだった..
小太郎君とは親戚さん..何回会っても、お互いに素っ気ない間柄だった..挨拶も交わしていたっけ?
カフェのオーナーさんが、家族写真を撮ってくれた..でも、その写真は私達の手元には残っていない..
その替わり、ちょびさんが我が家のデジカメで、家族写真を撮ってくれた..この写真が、最後の家族写真

カフェの上にある、手入れの行き届いていないドックラン..雑草が、ボウボウに生い茂っていたけれど..
元気は、この場所が気に入った様子だった..あっちの茂み、こっちの茂みをフラフラと歩き回っていた..
草むらを歩くのが大好きだった..どんな茂みの中も、へっちゃらで飛び込んで行った..野生児だった..
この日、小太郎君と元気がアジェで急接近..小太郎君と元気は、まるで挨拶をしているように見えた
元気の命の灯火を知っていたのだろうか..もう二度と会えないかもしれない事を知っていたのだろうか?

1年前のこの日に会った事を、ちょびさんは覚えているだろうか?..覚えていてくれたら、嬉しいなぁ〜


  「最後のスリーショット&家族写真..ランでのんびり過ごし、小太郎君と何を話していたのかな?」

2007/06/13(水) 動画..
今日も、朝からとても暑かった..2日前、ご機嫌斜めで出かけた彼が、いつもと同じ笑顔で帰って来た。

勇気と楽しそうに遊ぶ姿を見ていて、元気のパピーの頃を思い出した..こんなに、活発に遊ばなかった
何をして遊んでいたんだっけ?..元気は、ぬいぐるみにも、オモチャにも、全く興味を示さなかった..
だから、ぬいぐるみもオモチャも、ほとんど無傷だった..唯一、ビニールのダンベルと遊んだくらいかな。
このダンベルは、年を取ってからも、たまに遊んで〜と転がしていた..だから、一緒にお空へ持たせた..

1年前の公園での動画を公開した..そして公園内での写真も..何度も、見ては泣き見ては泣き..
元気の動いてる姿は、あの動画が最後..どうして、もっと撮っておかなかったのだろう..悔やまれる。
最後の冬のチロルの雪原での様子も、最初で最後のゼブラでの様子も、いつもの遊歩道での様子も..
もう一度見たい..色んな場所で動いている元気を..携帯にチョッコと残っているけれど短すぎる..

最近、日記が書けない..書けば書くほど、落ち込んで来る..体は動くけれど、心は後退している..


 「まだ、左後ろ足を下にして眠る事が出来た..この数日後に、辛い事が待っているとは思わなかった」

2007/06/12(火) 1年振り..
思い出のショップと、思い出の公園へ行って来た..外は暑かったけれど、どうしても今日行きたかった..

元気が呼んでいるような気がした..「勇気を連れて、あの公園へお出でよ〜ボク、待っているからね..」
そんな風に言われているような気がした..どうしても行かなくちゃ..元気があの公園で待っている..
1年前の駐車場..あの時と同じ場所が空いていた..陽射しが差し込んで暑かったが、そこに止めた。
元気が一緒に歩いているような気がした..駐車場の側にある噴水..そこで遠吠えをしていたっけ..
そんな事を思いだしながら歩いていると、小さな橋が見えた..あの場所で彼が動画を撮っていたっけ..

ショコラポンネさん..下に降ろしたら、床で足を滑らせて「キャン」と鳴いた..その声は今も忘れない..
ショコラポンネの方が、元気を覚えていてくれた..勇気にも、ワンコ用クッキーを買って公園内に戻った。
元気と歩いた道を、勇気と歩いた..元気がここで何をしていたのか、その時の表情一つ々を思い出す
お弁当を食べた木陰のテーブル..コンビニのおにぎりだったけれど、あの日はとても美味しく感じた..
今日も、あの日と同じような平日の穏やかな時間が流れていた..おにぎりを買えば良かったと後悔..

樹林公園の小さな広場で遊んでから、最後の大きな広場へ..勇気は、一度も休まずに歩き続けた。
元気が休んでいた場所に、ベンチが設置されていた..ここに元気がいた..そう思ったら涙が溢れて来た
パピヨンに噛まれてしょげかえっている勇気を抱きしめながら、元気の事を想い、涙が止まらなかった..
泣いている私を、勇気が必死で涙を舐めていた..この子も、優しいワンコに育っているなと実感した..

どんなに元気を想っても、もうこの世にはいない..どんなに元気に会いたくても、もうこの世にはいない


 「元気が寝そべっていた場所を、手でなぞってみた..ここにいたんだよね..冷たい感触しかなかった」

2007/06/11(月) いない..
彼が早く出かけた..また、やっちゃった..「もう、お弁当作らなくていいから」..私、疲れてるのかも..

いない..元気が私の傍にいない..月命日が近づくと、必ずいなくなる..心に大きな穴が開く..
涙が止めどなく溢れ、彼の事も勇気の事も、頭に入らない..泣いている私に近づく勇気を追い払う..
追い払っても、追い払っても、私の涙を舐めに来た..「勇気は、元気じゃない..あっちへ行って!」
絶対、言ってはいけない事を言ってしまった..勇気は、しょぼんとして私の肩の上に顔を埋めてしまった
勇気のそんな姿を見ていて、元気の姿と重ねていた..勇気は、勇気なりの精一杯の気持ちだったのに
泣きながら、勇気を抱きしめ..「ごめんね..勇気..こんな事してたら、元気兄さんに叱られちゃうね」
そう言うと、勇気は私の顔を見ながら笑っていた..何でも跳ね返してくれる強いワンコに育ってくれた..

勇気は、元気の分も背負って生まれて来たのかもしれない..「ボクの分まで泣き虫のママを守るんだよ」


 「去年の今日..寝てばかりいたので少し遊んであげたら、目を輝かせていた..満足気に眠っていた」

2007/06/10(日) わがまま..
真夜中から、降り続けていた雨..朝になっても、降り止まず..そろそろ、嫌な梅雨に入るのかな..?

私は、やっぱり我がままだ..一人の時間に慣れてしまっているので、彼がいるのが鬱陶しい時がある
普段の夜は一人切りなので、自由な時間を過ごしている..そて、自分の時間が出来上がっている..
何時に何をしようが、何時にご飯を食べようが自由だ..1週間に1度の事なのに、彼に優しくなれない。
彼は、大変な仕事をしながら、私や勇気の面倒を見てくれている..感謝しなくちゃいけないのに..
元気の病気が悪化してから、寝る暇も惜しんで彼なりに協力してくれていた..これじゃ元気に叱られる

朝から、雷が鳴り続けていた..勇気は、どんなに大きな音がしても、平然とした顔で過ごしていた..
雷を全く怖がらない..それどころか、窓にくっついて眠ってしまった..度胸が良いのか、鈍感なのか?
元気は、雷が大嫌いだった..普段でも、「ゴロゴロ、ピシャーンが来たよ」..そう言うと隠れてしまった。
そんな仕草が、可愛くて楽しくて、雷もなっていないのにからかって遊んでいた..まるで子犬のようだった。
勇気は、まだその言葉の意味を理解していない..元気のように「背中にチャック」を、持てるのかな?

重い左後ろ足を引きずりながら、懸命に歩いていた元気..重たかっただろうな..痛かっただろうな..


 「去年の今日..歩きたがらない元気を強制連行..ルーク君にばったり..元気、鼻水が出てた」

2007/06/09(土) アイトール..
今日は、キャバ友さん達に会う為に、アイトール カフェに出かけた..最近、お出かけする事が多くなった

元気の病気が悪化してから、ほとんど外に出る事がなくなってしまった..元気の病院へ行く位だったかな
そして、元気がお☆様になってからは、引きこもり状態が続いていた..買い物へも行った事がなかった。
彼と、ワン友さん達の手助けで、かろうじて生きていた..勇気が来なかったら、今も続いていただろう..
それほどまでに、元気がいなくなってしまった事がショックだった..このまま立ち直れないと思っていた..
勇気が我が家の一員になった事と、ワン友さん達の応援や支えがあって、やっと前に進めるようになった

アイトールさんに、累ママさん&パパさん、ナナママさん&パパさん、ビトンさん&パパさんが集合した..
アイトールさんに行ったのは、去年の10月以来だった..あの時は、そこにいるのが悲しくて辛かった..
今日も、元気の姿を探してしまったが、前回よりも辛く感じなかった..そこに、心から笑える自分がいた
私が座った席は、去年座っていた席と同じ..向かい側の席に彼が座っていた..そして真ん中に元気
テーブルの上に置いた元気の写真..ちょうどその場所に、カートに乗ったちょっとフテ気味の元気がいた。
その事を誰にも言わなかった..そして、その時の元気の姿を思い出し、必死で涙をこらえていた..
今日の出会いも、元気がこの世に生きていたから..懸命に生きていたから..元気が遺してくれた宝物

アイトールさんへ行く事は急に決まった..去年の6月6日と今年の6月9日..元気が集合をかけたのかも


   「テーブルの上に置いた元気の写真に光が..あまりに話が長すぎたので、フテ気味だった元気」

2007/06/08(金) 元気☆..
雲の切れ目に、うっすらと元気☆が見える..他の☆が見えなくても、元気☆だけは輝いて見える..

サティ1階にある「スタバ」..買い物がてら、近くに住む娘を迎えに行き、珈琲を飲んでいたっけ..
娘の家が近づくと、カートの上に仁王立ちになって、早く早くとせがんでいた..娘の家が分かっていたのだ
目の前の公園で、娘が出て来るのをピーピー鳴きながら待っていた..元気は、優しい娘が大好きだった
今は、娘もその場所には住んでいない..そして、娘を待っていた元気もこの世にいない..寂しい..

この現実を受け入れなくては..と思いながらも、どこかで拒絶してる自分がいる..情けない自分が..


  「去年の今頃..サティー1階スタバにて..買い物をしていた私を、お行儀良く待っていてくれた」

2007/06/07(木) 元気の力..
今朝は、低い雲に覆われていた..累ママさんから、「こっちは雨が降っているよ」..でも、雨天決行。

関越道に乗った頃、雲の切れ目からお日様が顔を出して来た..元気へのお願いが、通じたのだろうか
どこへ出かけても、お空の元気にお願いすれば、お日様が顔を出してくれる..元気、今日もありがとう〜
ルークママさんが、「元気は、私達と車に乗っているのかな?」..「外で、車にへばりついてるかもよ〜」
「どんなにスピード出したって、不死身だから平気だよ」..こんな冗談も、言えるようになって来た..

森林公園に着いた頃は、陽射しがきつくなっていた..ルーク君も勇気も、ヘばりながら歩いていた..
「こんなに雲を取り除かなくたって良いのにね〜」..「きっと、お空の仲間達を総動員したんだよ〜」
元気が、お空の上で、キャバ仲間達を仕切っている姿を想像しちゃった..ウッーかな?ワンかな?..

ランで遊んでいたら、遠くで雷が鳴り響いていた..空もだんだん暗くなって来た..そして場内アナウンス
「雷が発生しています..避難して貰う場合があります」..どうする..ここに留まって避難するのか?
それとも、一か八か駐車場まで向かうか..私達は、後者を選び木立を避けながら、急いで向かった..
こんなに早歩きした事など何年もなかった..片手に荷物、片手に勇気を抱えて、息も絶え絶えだった
そして間一髪..公園の出口に着いた途端雨がパラつき始めた..急いで車に乗ったら雨が降り出した

元気は今日も、私達を守ってくれた..ルークママさんと、また実感する事が出来た..元気ありがとう♪


「去年の今頃..ご飯もお水も上げ膳据え膳だったが、自分で食べなさいと言ったら食べるようになった」

2007/06/06(水) 思い出..
彼が帰って来る日は、何処にも行く事が出来ない..朝ご飯を作って食べさせ、お弁当を作って送り出す

元気の病気が悪化してから、私の食事は疎かになってしまった..作る時間も食べる時間もなかった。
それでも、彼のお弁当だけは作り続けた..そして、ある日気がついた..私のお弁当も作ればいいじゃん
その習慣が、元気が死んでしまった今でも続いている..私の夕食は、1日置きに彼と同じお弁当なのだ
お弁当の蓋を開けた瞬間..わびしさが湧いて来る..どうして、こんな夕食を食べなきゃいけないの..
独りぼっちで食べる夕食..自分で作ったお弁当..いったいこの侘びしい生活がいつまで続くのだろう。

去年の今日は、蕨の「アイトール」さんへ行った..彼と何気なく行ったカフェ..最後の出会いのカフェ..
そろそろ帰ろうかなと思っていたら、ルビィーママさんとちゃろママさん達が、やって来る事が分かった..
待ってみよう..しばらく待っていると、窓の外にルビィーママさん達の姿が見えた..待ってて良かった..
同じテーブルに座らせて貰い、暫くお話しさせて頂いた..そして、これが元気が会った最後の日となった
その後「アイトール」さんへは、元気が死んで1ヶ月後位に、なおたさん、チーズママさん達と行った事がある
その時、偶然同じ場所に座った..彼と目を合わせ、うなずき、確認し会った..とても辛い気持ちだった


   「去年の今日..アイトールさんにて..美味しい物を待っている元気..最後のパンプキンプリン」

2007/06/05(火) 公園にて..
今日も、車で近場の公園へ出かけた..その公園には、元気はたった一度しか連れて行った事がない。

確か、元気が1歳に満たない頃、連れて行った記憶がある..初めての大きな公園デビューだったかも
元気は物怖じしないパピーだった..どんなに大きなワンコが傍に来ても、決して逃げようとはしなかった
自分から、きちんと挨拶をしに行っていた..ブリーダーさんの所で社会性を身につけていたからだろう..
人間も、ワンコも大好きだったので、誰からも可愛がられていた..私達の理想通りのワンコに育っていた

私が仕事をしていなかったら、もっと別の犬生があったかもしれない..もっと甘えて来たかもしれない..
きっと小さな頃から、私達に遠慮をして甘える事を我慢して来たのだろう..本当は寂しかったのかな..
もう一度会う事が出来たら、思い切り甘えさせてあげたい..無理だよね..そう無理な願い事..馬鹿


 「1996年5月or6月頃..最初で最後の城北公園にて..これからの希望に満ち溢れた私達と元気」

2007/06/04(月) どんどん..
時間だけが過ぎて行き、心の隙間は益々大きくなって行く..そのギャップに、喘ぎ続けている日々..

ベランダから、☆を見上げては、「元気に会いたい、元気に会いたい..」..その言葉しか出てこない..
勇気が側にいても、「元気に会いたい..」..会えないのは、分かっているのに、「元気に会いたい」
心が前に進まない..進むどころか後退している..胸に開いた大きな隙間..いつになったら埋まるのか
最近、ふと元気が寝ていた布団に元気がいるような気がした..振り返ってみたら、元気の抱き枕だった

去年の今頃の元気は必死で生きていたような気がする..足は悪化する一方だったが気力が勝っていた
ご飯やお菓子も全て平らげていた..もっと生きるんだ..ママ達と一緒にいるんだ..生きてやるんだ..
そんな風に見えていた..精一杯頑張っていたんだろう..私は、元気に甘えていたのかもしれない..


「2004年11月の元気..やっと、パソコンを設置した年..もっと早くHPを開設しておけばと悔やまれる」

2007/06/03(日) 園遊会..
昨日、きゃば園遊会に参加する為に、野川公園まで出かけた..こういう集まりには初めて参加した..

大きな木の下に、たくさんのキャバちゃん達が集まっていた..勇気と遊びながら、元気を想っていた..
涙が出そうになる度に、みんなの輪から外れ、一人で違う木の下へ移動して、涙を必死で止めていた。
元気も、元気なうちに連れて来てあげたかった..たくさんのキャバちゃん達に会ったら喜んだだろうな..
我が家は、パソを設置するのが遅かったので、キャバ仲間との交流が全くなくて、いつも家族だけだった。
近所にも、キャバちゃんがいなくて、会う事もなかった..たまにキャバちゃんに会うと、とても喜んでいた..
自分と同じ犬種だと匂いで分かったのだろう..会わせてあげたかった..たくさんのキャバちゃん達に..

元気もお空の上できゃば園遊会してるかな..コロンちゃん、リロちゃん、ハッピーちゃん、マイロちゃん達と


  「去年の今日..左後ろ足の浮腫が酷くて歩きたがらず..無理矢理歩かせたので怒っていた?」

2007/06/02(土) 空虚さ..
昨日、元気の動画をアップした..パートナーズのランを走っていた姿だ..最後に走っていた姿だった..

動画を、何度も何度も見続けた..左後ろ足を庇うように、前足を使いピョンピョン跳ねて走っていた。
私の後を必死で追いかける姿を見ていて、涙が溢れて来た..体も、心も私を追いかけていたのだろう
病気になってからは、いつも私の事を見つめていた..元気な頃は、どんな時も私を庇ってくれていた..
それが逆転したのだ..以前は、あんなに素っ気なかった元気が、すっかり甘えん坊に変わってしまった。

動物は、自分の命の時間が分かると言う..元気も、自分の命の時間を分かっていたのかな..?


   「旅行の疲れも見せず、とっても元気だった..この写真の元気は、勇気と似てるような気がする」

2007/06/01(金) 思い出8..
6月になっちゃった..どうして、こんなに心が重いんだろう..明るく振る舞えば振る舞うほど重くなる..

去年の今日は、長い旅行を終え、我が家へ帰った日だった..この旅行が本当に最後になってしまった
東名の鮎沢PAはドックランが併設されているが、この日は暑かったので、元気はあまり歩こうとしなかった
木陰のベンチに座ると、爽やかな風が吹き抜けて行った..旅行中、何事もなく安堵感に包まれていた
風に吹かれて気持ちよさそうにしている元気を見ていて、このままの状態をキープして欲しいと願った..

元気は我が家へ戻ってからも、旅行の疲れを感じさせないほど元気だった..夕食も全て平らげてくれた
元気を見ていると、どこが病気なんだろう..そう思うほどだった..この頃は、体力が備わっていた..
サプリや、漢方薬、鍼などの効果は絶大だった..金銭面での負担は大きかったが、してあげて良かった
元気が元気でいてくれれば、私達は何もいらなかった..体に良いと思える事は、全てしてあげたかった。
この旅行で、元気の細胞は活性化され、元気を取り戻したようだった..きっと、楽しかったんだろうな..

この旅行で、お会いした方々..コロンママさんご一家..なおたさんご一家に深く感謝しております..


  「鮎沢PAにて..暑くてドックランで遊べなかった..木陰の吹き抜ける風..気持ちよかったねぇ〜」


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