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2007/08/01(水)
3回目のお誕生日..
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やっと梅雨が明けた..1年中で一番嫌いな季節が始まってしまった..今年からは、もっと嫌いになった。
去年の8月..外は真夏..部屋の中は真冬..ずっと、冷え切った部屋で、元気と私は過ごしていた。 1日中、エアコンのスイッチを切る事はなかった..外に出たい..いつも、そう思って過ごしていた.. でも、元気を一人で置いて行く訳にはいかない..私の肌は、真夏だと言うのに日焼けさえしてなかった お散歩へ行きたくても、元気を抱く事さえ困難な状況だった..元気もお散歩へ行きたかっただろう.. だから、たまには窓辺に寝かせ、外の空気と風に当たらせていた..そんな時元気の顔は嬉しそうだった 大学病院に行かなければ、お散歩へ行けたろうし、歩く事も出来た..自分が選んでしまった事が悔しい
去年の今日は、アリスちゃんと元気の合同お誕生日会をしていた..アリスちゃん2歳、元気11歳.. kaznさんが、アリスちゃんを連れて、手作りケーキを持参して、わざわざ我が家まで来てくれた.. アリスちゃんは我が家に入るなり、真っ先に元気の所へ飛んで行った..そして元気と挨拶を交わしていた アリスちゃんは、元気の異変に気がついていたようだ..挨拶を交わした直後、寂しそうな顔をしていた。 でも、元気はアリスちゃんと会えて、とっても嬉しそうだった..最後に会わせる事が出来て良かった..
元気を布団の上から隣の部屋へ移動して、ケーキにロウソクを立てて、最後のお誕生日をお祝いした。 元気は、遊びに来ていたコナちゃんやアリスちゃんに負けないぞとばかりに、ケーキにパクついていた.. 若いアリスちゃんやコナちゃんに囲まれて、元気は元気を取り戻していた..全身に生きる力が漲っていた 若いパワーをたくさん貰って、これからを生きようとしていた..「ボクは病気なんか負けないぞ〜」って..
とっくに見捨てられた命..生きているのが不思議だと言われた命..私の傍に奇跡のワンコがいた..
「元気を優しく見つめるアリスちゃん、アリスちゃんの優しさを感じる元気..とっても良い関係だった」
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