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2007/08/08(水)
あれから1年..その二
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やつを見てしまった..声を聞いてしまった..再び、憎しみの気持ちが、心の中に沸き上がって来た..
決して忘れないあの顔..決して忘れないあの声..決して忘れないあの話し方..元気の元主治医。 どうして今頃、私の前に..もう忘れようと、憎しみをぬぐい去ろうと必死でもがき苦しんでいたのに.. 目の前で苦しんでいる患者の命を救おうとしなかった主治医が、狂犬病について偉そうに語っていた.. 見殺しにしたのは元気だけじゃない..蘇生が必要な患者を放ったまま、元気の診察を続けていた.. その時に気づけば良かった..この人は、医者としても人間としても、何かが欠落していると言う事を.. 自分の保身の為に、大学病院もセカンドオピニオンも紹介してくれなかった..他の病院は自分で探せと 10年間信頼して通っていた、元気の体と私の心をズタズタにした元主治医..元気の命を返して欲しい
去年の今日..鍼の先生が来る前に、みんなでお散歩へ出かけた..雨上がりの遊歩道は涼しかった。 ボーッとしていた元気の顔が、見事に輝きだした..お目目はキラキラ、舌はピンク色、鼻はヌレヌレだった いつものお休み処で、クッキーを食べさせてあげた..美味しそうに食べている顔はとても幸せそうだった。 お散歩をしたかったんだ..例え、歩く事が出来なくても、外の空気に触れただけで、体は活性化する。 真夏じゃなければ、毎日でも連れて行ってあげたかった..その気持ちを、季節が邪魔をしていた..
鍼の先生と共に、なおたさんが帰って行った..もう二度と会えないであろう元気と一緒に見送った..
「雨上がりの遊歩道..お休み処で、クッキーを食べて上機嫌だった..これが最後のスリーショット」
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