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2007/09/14(金) 瞼のシコリ..そして、皮膚が..
昨夜は、泣き疲れたのか、頭が痛くていつの間にか眠ってしまった..そして、真夜中携帯にメールが来た

チ○ルのオーナーからだった..「ダボスの丘へ行って元気君を想ってみます..そして☆を眺めます..」
「元気君とアリス(オーナーの愛犬)は、私の犬関係で大きな比重を占めています..特別な存在です」
パピーの頃から、通い続けたチ○ル..オーナーが変わった時、小さなアイリッシュセターを連れて来た..
元気にとって、アリスちゃんは後から来たワンコ..元気の方が優勢だった..アリスちゃんも従っていた..
元気より、数段大きくなってしまったアリスちゃんに対しても、最後まで変わらぬ態度で接していた..
チ○ルへ行きたい..ダボスの丘へ行きたい..あの木の傍へ行きたい..元気が私を呼んでいる..

去年の今頃、元気が怒った顔をしてるなと思っていた..瞼の上に出来た、シコリを発見してしまった..
右目の瞼が、おかしい事にと気がついた..恐る恐る触ってみたら、私の手に大きなシコリが触れた..
大好きな大きな目..目の動きだけで、元気の気持ちが全て伝わって来た..キラキラ輝く大きな目..
その大きな目が、シコリの為に塞がって来ていた..ショックのあまり、元気の傍で泣き崩れてしまった..
体中がシコリだらけだった..三種類のシコリが無数に体にへばりついていた..ついに目にもシコリが..

この日、コナママさんが、トリミングに来てくれた..お尻の被毛と、前足の被毛を切ってもらった..
寝ながらウンPをしていたので、下痢Pの時など被毛にへばりついて、大変な思いをしながら取っていた。
ルークママさんも来てくれた..元気が生きていた、最初で最後の三人一緒のランチとなってしまった..
三人一緒のランチ..その様子を見ていた元気も、どこか楽しげに見えた..顔が笑っているようだった。

左後ろ足の右下の皮膚がおかしくなって、毛を取ろうとしたら、皮膚も一緒に剥がれそうになってしまった
そこから、中の液体がこぼれ始めていた..右下の皮膚は、まだ綺麗なピンク色で、壊死していなかった。
鍼の先生から指示された漢方薬を塗ってガーゼを当てておいた..それが最善の方法だと思っていた..
この時、義妹から電話がかかって来た..最悪の事になるとは知らずに、長々と話し込んでしまった..
義妹と、話し込んでいた2時間余り..元気と私に取っては貴重な時間を、義妹に奪い取られてしまった

こんな状況でも、ご飯を全て食べてくれた..そして足のガーゼを取り替えようとして、タオルをめくったら..
壊死してないピンク色の皮膚が、だらんとぶら下がっていた..どういう処置をして良いか分からなかった。
ガーゼを取ろうとしたら、ぶら下がった皮膚の肉片が、一緒に取れてしまった..恐怖で体が震えていた。
元気はそんな私を、きょとんとした顔で見つめていた..そして、右後ろ足で力強く布団を叩いていた..
左後ろ足に、違和感を感じていたのだろう..うつ伏せの状態のまま、ガンガンと布団を叩いていた..

壁にもたれ、垂れ下がった皮膚をずっと見つめていた..何をして良いかも分からず、再びタオルをかけた
恐怖で眠る事も出来なかった..夜が明け始めていた..珈琲を入れた途端、ほんの僅か眠ってしまった
恐る恐るタオルをめくってみると、目の前には黒く変色して、ちぎれてしまった皮膚がぶら下がっていた..


「右の瞼にシコリが..コロンママさんから、シコリ保護用の胸巻きが送られて来たが一度しか使用せず」     


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