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2007/09/08(土)
最後の鍼治療..
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台風一過..抜けるような青空..元気が逝ってしまったあの日のような青い空..照りつける太陽..
来週の土曜日に、一周忌を迎える..あっと言う間の1年だったが、元気との日々が走馬燈のように蘇る 元気の一周忌が来るまでに、最後の2週間をメモリアルとして、残そうと思ったが、写真を見るのが辛い。 だんだん、輝きが無くなって来た大きなお目目..うつ伏せでしか寝られなくなってしまった哀れな姿.. そんな姿を見ていると、再び後悔の想いが押し寄せて来る..もっと違う生き方があったのではないか.. してあげられなかった事としなければ良かった事..勇気に対して出来る事が、元気には出来なかった。 気がついてあげられなかった..今更遅いけれど、もっともっと、たくさんの事をしてあげれば良かった.. そうすれば、もう少し私達の傍にいてくれたかもしれない..してあげられなかった事を深く後悔している。 そして、しなければ良かった事..元気の為と思いしてしまった事が結局何一つ元気の為にならなかった
去年の今日..最後の鍼治療を受けた..気孔をしていた先生が、腎臓の辺りが冷たく感じます..と 寝たきりになって動かないので、血流が悪くなっていると..その結果、体中の浮腫が酷くなっていると.. 歩かせたくても、歩けなくなってしまった..私が、手を貸しすぎて、自分で歩くのを止めてしまった.. その結果、左後ろ足の筋肉も骨も、完全に固まってしまった..全く、動かなくなってしまったのだ.. 歩きたいと願う元気の自由を私が奪ってしまった..介護をし過ぎた..放っておく必要もあったのだ.. 私は、元気に対して、何をして来たのだろう..面倒な事は省こうと思って介護をしていたような気がする そして、私の心の中に諦めの気持ちが芽生え始めていた..その気持ちを読み取っていたのかもしれない
コナちゃんとルーク君..元気の命を延ばしてくれたワンコ達..元気に生きる力を与えてくれたワンコ達 コナちゃんとルーク君が来ると、20時間も出なかったオシッコさえ出てしまった..本当に不思議だった.. コナちゃんとルーク君が来ると、それまで全く食べようとしなかった物でさえ、争うように食べていた.. ルーク君は、暴れん坊のコナちゃんから、元気を守ろうとしてくれた事もある..立ち塞がってくれたのだ.. 元気はお空の上で、コナちゃんとルーク君に感謝しているだろう..たまには傍にいるかもしれない..
最後の鍼治療の時に、左後ろ足につけてくれた漢方薬..これが、足が崩れる一因になった..と思う。
「鍼の前のマッサージを受けて、気持ち良さそうだった..右下の赤い光は、まだ生きるぞーと言う証」
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