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2007/06/28(木)
すべらない話7 8番新井
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こんばんわ。8番新井です。つい最近まで『NEC』をネックと読んでました。
さて僕が中学から10年間通学に使ったK線の話。 あの電車ほど凄い電車はないんです。色んな意味で。 まず『乗る人優先』の共通理解。降りる人の波に遅れるが最期。乗る人の波に押され、もう一つ先の駅に行かされるのは日常茶飯事。 乗客のマナーも良くない。なぜか並ばない。口喧嘩はしょっちゅう。 ホームで飛び蹴りするおじさんも。 満員電車内で張り込んでいた鉄道警察隊が痴漢逮捕した現場を5回は見ました。 しかしもっと凄いのが品川始発の快特で繰り広げられる席の争奪戦です。電車がホームに到着すると乗客の激しいポジション争いが始まります。ドアが開くとダッシュで席の確保へ。あっという間に席が埋まる。その間約3秒。見るとさっきまで最後尾に並んでたおばちゃんが涼しげな顔でベスポジに座っている。芸術的ポジショニング。 ある日のこと。同じように始発を待っていた僕は座るのは諦めてこれから始まる戦いの観戦を楽しもうとしていました。周囲の顔ぶれを見ても今日も激戦は必死だなと思っていると電車がホームへ。今まで3列で並んでいたのにいつも通りあっという間にバラバラに。ドアが開くと一斉に席の奪い合い。速く絶妙な体の入れ合い。 すると埋まったかに見えた席が1つだけ空いている。右からは40代くらいのサラリーマン、左からは60歳くらいのおばちゃんが走ってくる。 若干おじさんの方が速いか!?いや、おばちゃんも負けてない。 僅差でおじさんの勝ち。無事席をゲット・・・ しかし衝撃的光景が・・。なんと、おじさんの膝の上におばちゃんが座っている!!!周囲の人も明らかにえぇっーー!!って顔をしている。 1番びっくりしたおじさんは膝の上に座っているおばちゃんを払い除け立ち上がった。おばちゃんはそのスキに難なく席をゲット。そしてすぐに眠りについた。 あの時のおじさんの苦笑い今でも忘れません。
さて次はお金が落ちた音には誰よりも早く反応する9番小林君です。
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