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2007/08/16(木)
捨てたもんじゃない
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じじむさいことを言うようだが、アタシの若い頃には、会社には小うるさいオッサン、オバサンがいて、仕事以外にも、色々と小言を言われ、『うっせーなー』と思いながらも、知らず知らず、人間としての教育もされてきたものである。
が、平成も20年になろうとしている今、世の中、変わっちまったなぁ〜と思わざるを得ない。とにかく、ダメ人間が多いのである。
先日、他の課から新入りがやってきたのだが、入って2日で泣いて逃げ出した。やたらと人のせいにして、自分で考えようとしないので、『人が何と言おうと関係ない。あんたが自分の頭で考えなさい』と言った途端に、失踪。古巣に戻って泣いているという。
ハァ?\(-o-)/ という感じである。 結局、その後2週間無断欠勤し、今日ようやく出てきて退職ということになった。 幼稚園か!!
まあ、そんなアホはどうでもいいんだが、問題は、そのアホに対して、叱る大人が一人もいなかったということである。
叱るどころか、ヨチヨチ。と、なだめすかして何とか辞めさせないようにする始末。離職率を抑えるためらしいのだが、要するに、己の保身しか考えないようなクズの集まりというわけだ。
それならば、『もっと優しく大切にしなさい』と、アタシに意見してくるのかと思いきや、それすらもしない。やってきたなら、首根っこひっ掴まえて、ここぞとばかりに逆に説教してやろうと待ち構えていたのに、それもなし。
どこまで腰抜け揃いなのか。と、内心ガッカリしていたのだが 思いがけないところに、唯一味方が現れた。 『間違ってない。よくやった。その姿勢を続けるべきだ』と言ってくれたのである。
フニャチンばっかりかよ。と思ってたところに、一人でもまともなのが現れて、ようやく気が晴れた。ホント、ありがとう。と言いたい。
それにしても。 辞められては困るからと、間違ってることを間違っているともいえず、本気で叱ることもできないような奴が、人の上に立っていいものか。
人を叱るということは、それだけの責任を自らが被るということである。叱れないのは、己に自信がないからだ。 そんな奴が、人の上に立ってんじゃねーよ、バカ野郎!!! と、言いたい。声を大にして。
でも、ま〜しょうがないのかな。 そうやって、同じように甘やかされてきた連中が、やれTLだSVだと簡単に成り上がっていくわけだから。
つくづく思うのである。 昔は良かったなぁ〜と。こうるさいおっさんやおばはんに反発しながらも、『ちっくしょーっ見返してやるっ』と、頑張って、知らぬうちに成長したものだ。そうやって鍛えられていくんじゃないのか、人間は。
が。 今の世の中、ほ〜んと、ダメ。 『ケッ!!』と、鼻で笑っちゃうようなことばかりだ。
若い奴等は、完全に社会を、会社を、上司を舐めきってるし、また舐められてもしょうがないような上司しかいない。 そんな環境の中で、泣けば許されると思ってる輩も、お気の毒としか言いようがない。あまりにも軽すぎるあなた方の脳みそに、合掌。
んで、アタシゃこんなアホくさい社会にオサラバして、農民になりたいなぁと本気で思うのである。
さて、今日もお姉ちゃんから届いたシラスの写真。 シラスもこの暑さにはバテバテの模様。
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![](/user/gumbo/img/2007_8/16.jpg) |
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