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2006/07/18(火)
手紙
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アタシんちのポストには、ピザだの寿司だのマンションだののチラシか、請求書や領収書の類しか入っていない。 面倒なので、何日間か放置し、溜まったらまとめて捨てるようにしている。 今回は、なんだかわからんが、「まだまだ片付けてやるもんか」と、意味のわからない意地を張り、相当溜めこんでいたんだが、さすがに何に意地を張ってるのかもわからなくなってきたのでまとめて引っこ抜いて整理することにした。
案の定、ピザと寿司とマンションと車のチラシに、着物の展示会のお知らせ、携帯の請求書などであったが、その中に、旧い友人からの手紙がまぎれていた。
チラシを捨てているときは、殺伐としていた心が、ジーンと温かくなった。
昔はよく手紙を書いたものだが、インターネットと携帯が当たり前に使われるようになった昨今、手紙というのは書きもしなければ来なくもなった。お気軽に「げんきー??」などと連絡を取り合える半面、味気なさは否めない。それでも電話や手紙に比べて、簡単なのでどうしてもメールに走ってしまう。
が、こうして久しぶりに手紙を貰ってみると、やはり手書きの味わい深さには、何ものにも変えがたいものがある。書き手の温もりが直に伝わってくる気がする。
手紙ははがきで、短い文章ではあったが、自分のために手紙を書いて、切手を貼り、ポストに投函してくれたことを思うと、それだけで嬉しくて有難い気持ちになる。
手紙って、素敵だ。
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