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2012/04/22(日)
くつ。
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相方と共に明日から本格的なダイエットに挑む事になった。そのメニューのひとつとして、ウォーキングも取り入れたので、今日、買い物ついでにウォーキング用の靴を買った。 相方が選んでくれたのは、体に優しい という、機能重視の靴だった。つまり、足に優しいが見た目はダサい。 しかしながら、外反母趾という爆弾を抱えている私。 相方の言うとおり、見た目よりはき心地重視でいくべきと、結局それを購入した。 それは白地にピンクのラインが入った、コロッとして不恰好な靴である。 その靴を見ていたら、突然、いつも縁側に揃えて置いてあった、母ちゃんの、小さくてコロっとした不恰好なピンクのスニーカーの映像が、リアルに頭に浮かんできた。 軽くて楽だと、どこかへ出掛けるときは、たいがいそれを履いていたっけ。 なんだか、その、小さなコロっとした靴の映像が、切なくてたまらず、思わず涙が出た。 その後も、縁側で脱ぎ揃えられた、小さく不恰好な靴の映像が、頭から離れず、また、お風呂で声を殺して泣いた。 最近は、そういった、些細な事がきっかけで お母さんを思い出し、泣く事が多い。 悲しみの余波は、おもいがけないところから、津波のように 押し寄せてくるのである。
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