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2008/06/22(日)
精神修行の旅-2日目その2
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で、早めに大阪に移動することに。 すると、「ちょっとさ、この荷物、アンタのそのコロコロの上に載らない?」と言い出した。出た。早速出ちゃった。 まー、おかんも年だし、アタシがこんなに疲れてるのに、おかんの疲れはその倍だろうと、荷物を持つことにしたのだが、これが重い。コロコロでスムーズに移動していたアタシだが、そのコロコロがズッシリ重くなり、ゴロゴロ状態になってしまったのだ。
ゴロゴロを引きずって歩いたが、さすがに限界がきた。 「お母さん、これ重いよ」というと、「じゃあいいよ、自分で持つよ」と、素直に持ってくれた。ところが、後になって、これは全然素直な行動ではないことが判明する。
ホテルは梅田駅の近く。というか阪急梅田駅の駅ビル内だ。 翌日の行動は、すべて御堂筋線沿いである。なので、まずは新大阪駅に荷物を置きにいき、そのままなんばなどで遊んで、帰りはホテルに寄らず、まっすぐ新大阪に帰れるようにしようと提案した。
しかしながらおかんはこれに反対。ホテルに荷物を置いておけるんだから、わざわざ新大阪に持っていかなくてもいいじゃん!という。おかんよ、よく考えろよ。猛烈に疲れていることを想像してよ。なんばで遊んで、そのまま新幹線のあるところまで行けた方が良かろう?わざわざ一旦降りて、ホテルまで歩いて、荷物持ってから新大阪に行くの面倒でしょう?と、説得しても、まるで聞かず。
「だって、ここ大阪でしょう??大阪で遊んで大阪から新幹線乗るんでしょう??」とわけのわからないことを言い出す始末。 「全部大阪なんだけど。」と言うのだが、さっぱり通じず。 仕方ないので、「例えばだよ、横浜で遊んで、平塚に帰ってくるとするじゃん。で、荷物が辻堂の駅からちょっと離れたところにあるとするでしょ。先に平塚に荷物を置いて、横浜で遊んで、平塚にそのまま帰ってきた方が、楽だよね?すごーく疲れてるんだよ?」と説明すると、ようやく理解した。おかんは、御堂筋線というのは、道路であり電車だとは思っていなかったとのこと。 新大阪→なんばは、歩いていける距離だと思っていたのだそうだ。
このように、いちいち全て説明をしなければ話しが通じず、しかも聞こえないので猛烈に疲れるのである。
で、理解したところで何を言い出すかと思ったら、「じゃあ、アタシはここで待ってるから、アンタ荷物持って行って帰ってきてよ」と。
なるべくおかんに負担をかけないようにと考えた上での提案だったのだが、それを1人でやってこいという。 アタシはコロコロに土産、更にショルダーバッグ。おかんはデカイバッグにプラスしてごっそり土産。これを全てアタシ1人で新大阪まで運び、梅田に戻って来いというのである。 鬼か!!
→更に続く
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