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2012/11/24(土)
袖の下?
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今日は風呂当番。 1人目を終え、2人目のトイレ待ちをしていたところ 最初にお風呂に入った利用者さんが、手押し車を押しながら トイレにやってきた。 ごめんね、トイレ使ってます。 というと、「違うの。トイレっていうのは嘘なの。これを アンタにあげたくて。千円入ってるから。」と 紙に包んだお金を取り出した。
いやいやいやいや と、焦るワシ。
だが、「本当に良くしてくれて、感謝してるの。 どうしても受け取ってもらわないと困る」と 利用者さんも譲らない。
いやいや、これ貰ったらクビになっちゃう。 もう二度と会えなくなっちゃうから。 等々、必死に言うが
「いいから、黙ってればいいんだから! お願いだから貰ってよ。気持ちなんだから。 ズボンのポケットに入れちゃって!」 と、強引にポケットにねじ込もうとする。
しばらくの押し問答の末、 「気持ちは十分頂いたから。ありがとう。」 「・・・うん。わかった(ショボーン)」 ということで、ようやく納得していただけた。
そういや、学校でも、こんなロールプレイングをやった。 ホントにそのシーンに遭遇するとは驚きだったが 気持ちは本当に嬉しかった。
お婆さん達は口が達者で、お手厳しいが 嬉しい気持ちなども、こちらが驚く程真っ直ぐにぶつけてきてくれる。
現金はさすがに焦ったが、これほど感謝して貰えるということは やはり有難い限りである。
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