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2006/06/24(土)
ほたるの夕べ
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今日は、着物仲間と虎ノ門近くの愛宕神社のほおずき市と、椿山荘のほたるの夕べスペシャルディナーバイキングに行ってきた。 旅行中は雨だったのに、今日はウソみたいに晴れ。梅雨のクソ暑い日となった。
こんな暑い日に着物なんて御免被りたいもんだが、かったばかりの汗取りあしべと、麻の襦袢の威力を試すには持ってこいである。さっそく、あしべ&ステテコ&麻襦袢 + 去年仕立てたサマーウールで去年に引き続き夏の下着検証を行った。
結果◎。 やっぱ麻、最強だわ。という感じである。まあ、その下にステテコあってこそのものであることは言うまでもないが、やはり夏は麻の右に出るものはないだろうと確信した。
暑いのは暑いんだが、それでも去年のポリ麻混より数段マシである。また、サマーウールもシャリ感が気持ちよかった。 着物好きを自負するのであれば、暑いなどと言ってビビってるわけにはいかない。夏こそ、本当はクソ暑いのを我慢して、いかにも涼しげに装うことが、着物好きの醍醐味なのである。
さて、愛宕神社は初めて行ったのだが、とても雰囲気のいい神社だった。行くと、人がズラーッと並んでいるので驚いた。 ほおずき市と千日参りというのが同時に行われているらしい。 千日参りというのは、何やらい草みたいなので編んだ丸い輪っか の中を通ってお参りすると、千日分お参りしたことになるという 有難くもある意味ちゃっかりした行事のことである。 みんな、この"ちゃっかり輪っか"をくぐるために、並んでいるのだった。
アタシも皆に倣って列に加わった。そしてちゃっかり、1日で千日分のお参りを無事済ませたのだった。
どうも歩いている人の中に、ほおずきをぶら下げている人がいないなぁ〜などと思っていたら、なんとほおずきは売り切れであった。しかも、もっとズラーッと並べて売られていたのかと思っていたのに、小さな階段みたいなものにポツポツと並べて売っていたらしく、今はただその階段のみが残されていたのである。
お参りも済み、愛宕神社の嫌がらせかと思える程の急な階段を降り、いよいよ椿山荘へ。
ほたるは、ほたるの夕べに参加する人じゃないと見られないのかと思っていたが、そうではなかった。誰でも入れて、タダで見れるらしい。なので、ほたる目当ての人やら結婚式帰りの人やらで、ほたる観賞会場は人・人・人の山だった。
ほたるいないじゃーん(`Д´)と、思っていたら ピカーッと光りながら漂うものを発見。 そのうちに、光が複数になって漂い始めた。
去年、伊豆で生まれて初めてほたるを見たとき程の数はなく またあれほど感動もしなかったが、やはり、ほたるは綺麗でそれなりに感慨深くなったのである。
そして、ほたるもそこそこに、いよいよスペシャルディナーバイキングへ。 いやぁ〜、ここのローストビーフ、超美味かった!! 帯がはちきれるのではと思うほど、死ぬ程色々飲み食いした。
そんなわけで、楽しい一日であった。
関係ないが、着物仲間に旅行のときの話しをしていたら とっても面白そうだから、今度是非一緒に旅行しようと言われた。 「あ、そうっすね」とか適当に答えておいたのだが、内心「ご冗談を」と思っていた。何故ならば、あんな面白い旅ができちゃうのは1人だからに他ならないし、しかも、アタシのペースで旅したら、多分皆ヘロヘロになってしまうからである。 旅は、1人でするものだ。
写真は、愛宕神社のお清め水場、独特の口上でなんか金色の小さいものを売っていたおじさん、恐ろしく急な階段とそれを見守る狛犬、今日のコーディネート。
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![](/user/gumbo/img/2006_6/24.jpg) |
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