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2009/10/25(日)
Day Dream Beriever
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天地が引っくり返った日から丸二ヶ月。 まるで何かの月命日のように、この日をしっかり覚えているのである。 いや、実際、アタシの中で何かが死んだ。だから月命日には変わりない。忘れようにも忘れられない。 給料日と一緒だし。
それにしても、二ヶ月か。 まだたった二ヶ月とは。もっとずっと長い時間が経過したような気がするのだが、たった二ヶ月とはね。
もはや過ぎたことであり、所詮ただの夢。アタシゃもう全然大丈夫。屁でもねーのよ。って顔して過ごしているが、そんなの全然ウソである。
たまには本音を語ってもよかろう。月命日だし。
退き際の良さには定評があり、事実、今回も己なりの武士道を通したわけだが、それはあくまでも表向きのこと。 裏では想像を絶する葛藤がある。ただ、その姿は絶対見せないだけである。
たまに自分でも勘違いする。「あ、吹っ切れたな。」と。 だが、すぐにただの勘違いであることに気付かされるのである。
昨夜も、いつも通りエクササイズをし、何気にテレビをつけて、 裸の大将放浪記なんぞを見るともなしに見ていたら、突然、そんなシーンでもないのに、ボロボロッと涙がこぼれた。 清がおにぎり食ってるだけなのに、だ。 このように、ふと気を抜いた瞬間に、それはやってくるのだ。
しかしながら考えてみれば、まだたった二ヶ月。 そりゃー、無理もないよな。と、自分でも思うのだ。 この不条理を納得せよという事自体に、そもそも無理があるのである。
通常、不条理→怒り→悲しみ→悟り→許し と、消化すべきところを、不条理→諦め しか、選択肢が無かったのだ。 全て夢であったということで終わらせようとしたのも、苦渋の決断である。そうするしか道が無かったのだから。
しかしながら、夢と片付けるには、全てがあまりに鮮明である。 色んなことに無理があるわけだが、無理を通す以外に、道がない。結局、こうするしか無かったのだ、と、最後は諦めの境地に達するわけである。
とか言いながら、どこかでまだ僅かな奇跡を信じようとする愚かな自分もいたりするのだ。 正直、潔く決別したというよりも、その望みも絶たれた時が怖くて、逃げ出したという方が正しいかもしれぬ。とも思う。
要するにアタシは、Day Dream Beriever なわけである。 現実から目を逸らし、夢を見続けているに他ならない。 武士道どころか、未練たらたらの物凄い腰抜けだったりするわけだ。格好よく去ったとて、実際はこんなもんだ。
で、そんな思いを、インナーマッスルにぶつけたりしているのである。 ってことで、今日なんぞはついに4時間もエクササイズに励んでしまったのだ。結局、最後は筋肉の話か。という感じだが。
普段のアタシの様子を見て、無理はするな、と言ってくれる人がいる。有難い。有難い、が、しかし。 無理でもしないと、やってられないでしょーが。こちとらズタボロだっつーの。
痩せ我慢も我慢のうちなら、空元気も元気のうちである。 そのうち、ホントの元気だと勘違いしはじめて、やがてホントに元気になるのだ。何年かかるか知らないが。
さて、本音を語るのもこれで終了。月命日だけにしとこう。
関係ないが、この秋初めて暖房をつけた。で、乾燥させてはいかんと、加湿器をつけようとしたら、いきなり電源が入らない。 ウソでしょー。と、何度もパチパチつけたりけしたりをしたのだが、一向につかない。さすが、西友で買った安物は違う。裏切らないね、こういう時に。
ということで、ヤマダ電機で新しい加湿器を買ってきた。 色々悩んだ末、フィルター交換のいらない像印の加湿器にしてみた。まるでポットだが、フィルター交換がいらないのは便利。 てことで、本日の写真は、新しい加湿器。この冬、バッチリ働いてもらうのだ。
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![](/user/gumbo/img/2009_10/25.jpg) |
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