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2006/03/25(土)
買出し
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昼近くに起きたので、どうしようかと思ったが、思い切って再び日暮里まで出かけて行った。 今日は、洋服だし、でかいバッグも持ったので、存分に買出しが出来た。 繊維問屋街の桜並木も、先日はまだ蕾だったが、今日はかなり咲いていて、3〜5分咲きといったところ。天気もよく、花見もできて楽しかった。 着物の仲間と、2回日暮里に行ったが、その度に、あの駄菓子屋横丁はどの辺りにあったのだろうとキョロキョロ探していた。 どうも、駅前の大規模な工事をやっている辺りがそうなのではないかという気がしていたが、いまいちよくわからなかった。
今回は1人だし、久しぶりに駄菓子屋横丁に行ってみようと思い、昨夜ネットで検索してみて、ようやくその所在が明らかになった。場所は、やはり駅前の工事現場だった。開発のため、2004年に解体されたという。駄菓子屋横丁は、もう無かった。
専門学校のとき、日暮里に駄菓子屋がズラッと並んだところがあると、どこからか情報を得て、安斉ちゃんという友達と2人で行ってみた。それが、日暮里に行った最初である。 昭和初期の風景がそこにあった。そして駄菓子を、今で言う「大人買い」したのである。日暮里に行ったら、絶対もう一度あの駄菓子屋横丁に行きたいと思っていたのだが、2年遅かった。
駄菓子屋は新しくできるビルの中に入るという。 「ふ〜ん。」という感じである。 昔ながらの駄菓子屋は、もうこの辺りではお目にかかれなくなった。それでも日暮里にはあると思っていたのに、ビルの中では意味がない。ジジぐさいことを言うようだが、昭和はこういう風にして消えていくのか。と思ってしまう。 開発も結構だが、一体どれだけ開発すれば気が済むのか。街の名物をつぶしてまで、開発する意味があるのか。 と、騒いでみてもあとの祭だ。2年遅かったのだ。 どうも今年は同級生との偶然の再会といい、みかん電車の引退といい、おセンチにさせられるシーンが多い。
が、今日、ゆかた屋さんに注文しておいた木綿の着物が仕立て上がってきたので、多少おセンチからは解消された。シンプルな着物なので、帯によって色々表情を変えられそうだ。 今日大量仕入れした生地で、半幅をたくさん作ろう。あー休みが欲しい。365日ぐらい。
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