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2009/05/25(月)
で、そして。
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唄っちゃいました。 ホールで、図々しくも。厚かましいまでに。
お師匠さんと二人で会場に向かったのだが 電車の中でもずーっと楽しく喋りまくっていて、 全く緊張せぬまま会場に到着。
控え室には、貫禄充分なお姐さん方がたくさん居たので さすがに怖くて隅っこの方にちょこんとしていたが すぐにお稽古開始。続いて、お師匠さん自身のお稽古が始まったので、アタシはpsp に録音しておいた本日のお題の唄をひたすら 聴きながら、口パクで稽古した。
そうこうしているうちに、いよいよ出番。 舞台袖に行ったときは、さすがに若干緊張したのだが 隙間から客席を覗くと、「ありゃ〜っ」ってぐらい、ガラガラも いいとこである。
後ろの方にまばらに人がいるだけで、あれをきっちり前から詰めて座らせたら、おそらく二列で納まっちゃうんじゃないか、というぐらいのガラガラぶりなのであった。
それを見て、すっかり安心した。 これなら昨年の、同期の結婚式で唄ったときの方が 余程お客が多いではないか。
ってことで、さすがに若干声が上ずってしまったものの 落ち着いて唄うことが出来たのである。
先に唄った「移り香や」は、高音部がどうにもショボイ感じになってしまったが、二曲目の「晴れた庭木に」は、結構元気に唄えたのではないか、と思う。
終わってから、お師匠さんにも、「お弟子さんが落ち着いていてすばらしいってみんなに言われるわ〜」と言っていただいたので アタシもホッとして、うれしかった。
写真は、帰ってきてから撮ったもの。 青くて見えないけど、着物は蝶々の絵入りで、これは 大師匠に頂戴したもの。花柄の帯は、お師匠さんからお借りした 大切な嫁入り道具である。
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![](/user/gumbo/img/2009_5/25.jpg) |
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