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2005/08/26(金)
禍福は糾える縄のごとし
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という言葉がある。 要するに、ガッカリニッコリガッカリニッコリみたいなことは、順番にやってくるんだよ。という事である。 今日はまさにそんな一日だった。
居酒屋北海道で、今月一杯までジンギスカン食べ放題をやっているという情報を入手。こりゃ行かねばなるまいということで、すぐに会社の連中を誘い、今日、仕事明けに行くことになった。 もう頭の中は肉でいっぱい。何をやってもジューッという音が聞こえてきてしまう。昼は控え目にするという、抜かりない者もあり、「死ぬ程食うぞ!!」という皆の意気込みは高まるばかりだった。
台風のせいで、昨日予定していた研修が今日に伸びてしまい、イライラしながら研修を終えて、いざ、ジンギスカンへ!今日、16時頃に予約も入れ、その際ジンギスカン食べ放題コースにすることも伝えた。ここまで抜かりなし!!あとは食うのみ!Goーーーー!!!
居酒屋北海道につき、ビールとジンギスカンを注文。まずは身辺整理をと、トイレに行って、帰ってくると、何故か店員と思しき女性が、平伏している。テーブルの上には「店長」の名刺。困惑顔の仲間達。どうしたことかと尋ねれば、なんと、あろうことか連絡ミスにより、ラム肉が残っておらず、ジンギスカンは出せないとのこと。その瞬間、魂が抜けた。呆然とする一同。しかし、肉がないというものはしょうがない。何らかのサービスをさせていただくと、更に平伏する店長。部下のミスの尻拭いをする、その辛いお立場、よくわかります。が、しかし、肉が。。
無いと言われたところで、じゃあどうするかを考える気力も無く、とりあえずみんなで打ち合わせをするからと、一旦店長にはお引取りいただく。こうなれば仕方ないので、焼肉屋にでもいくか。いやいや、今からでは店が見つからないかもしれない。いっそ飲み放題をタダにしてもらうかと、やる気がないままにダラダラ話しているところへ、再び店長登場。
ラム肉は一皿分だけご用意できるが、その後、牛肉ではダメか。という。その瞬間、思わず顔がニヤけてしまった。だってあんた、牛肉よ。その時には、もう肉ならなんでもいいから食わせろよ。っていう気持ちになっていたので、正直豚でも馬でもあれば食う勢いだった。それが牛肉とは。店長の素敵なアイデアに、二つ返事でokを出す。店長が出て行ってから、みんな一気に息を吹き返し、大盛り上がりに。
一皿しかないというラム肉は、これだけあれば充分じゃないかと思うほど、大盛りであった。ペロリと平らげ、続いて牛肉登場。ラムにも飽きたなという時に牛肉に代わったので、むしろこの方が良かったね。ということになった。更に飲み物もサービスしてもらった。
無事、羊と牛を腹に納め、じゃー帰りましょかと駅に来てみると、なんと、人身事故発生で、電車が停まっていた。回収のため、時間がかかっており、復旧の見通しがまるで立たないとのこと。「え゛ーーっ」と、再び呆然。こうなっちゃうと、何時間でも平気で動かないのがJR の常である。待っててもしょうがないので、「じゃあ、歌っちゃう〜?」ということで、急遽カラオケへ。まったく今日はハプニング続きだななどと文句を言いながら、カラオケが開始されると大盛り上がりになった。一時間経過し、駅に行くと、電車は既に動いている。混雑もなく、アッサリ座って帰ってこれた。
まさに、ガッカリニッコリガッカリニッコリの一日だ。 終りよければ全て良し。結果オーライデーだった。
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