独りごちる。
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2008/04/27(日) ロックンロールショーはもう終わりだ〜♪
さて、もうひと昔半前ぐらいになろうか、RC SUCCESSION 活動休止直前に、忌野清志郎が、♪ロックンロールショーはもう終わりだ〜♪という歌を作った。まだ20代で、ライブに明け暮れていたアタシは、「えー。そんな〜。」と、思ったものである。

で、それから15年以上を経て。
ライブなどに明け暮れていたのも今は昔。
「オールスタンディングなんか腰痛くてやってらんね〜。」「アンコールなんていいよ面倒くさい。」と気付いて以来、パッタリとライブにも行かなくなり、今や小唄を弾き唄って喜んでる日々である。

まー、たまに行くとしても、美輪先生のコンサートだったり、友達のジャズライブだったり、あとは小唄名流会だったりと、いわゆるロックなるライブなどはとんとご無沙汰のアタシなのだが、この日、超〜久しぶりに、行ってしまったのである。

高校の同級生が、某ミュージシャンのマネージャーのようなことをやっている。
で、かれこれ15年程前は、ライブのチラシなどを描かせてもらった関係で、アタシもたまにライブにもお邪魔したりしていた。

かなりベタな骨太系のミュージシャンであり、当時のアタシのお好みとは随分違ってはいたのだが、まあ、そこはそれ、実際ライブで見てみれば、感じるところもあったのである。

今でも活動を続けているというのだが、もうかなりいいオッサンなはずなので、今は一体どんな音楽をやっているのか、どんな風に年を経たのかと興味を持ち、超久しぶりにお邪魔することにしたのである。

計らずも一番前の席になってしまったのだが、まず、音がデカイのにビックリ。着物で行ったんだけど、帯にガンガン響くのだ。そしていきなり耳をやられてしまった。
「アタシゃこんなもんによく耐えていたわね〜」と、昔の自分に感心。

で、ライブが始まったわけだが、時間が経つに従い、ある種の焦りを感じた。

「やっべー。な〜〜んも響いてこない。」である。

これ、やっぱアタシが年取ったってことなんだろう。
彼は、相変わらずベタな骨太ロックをやり続けており、まー、正直、何も変わってないのであった。見た目だけオッサンになっただけなのだ。

だが一方のアタシはというと、中身もそれなりに年取っただけの変化があるわけである。
もしかしたら15年前のアタシなら、それでも何か感じ入るところがあったのかもしれないが、如何せん、41のアタシにゃ響かず。
「うーーーむ。。。。青い。。。。薄い。。。。」と、思わざるを得なかったのであった。

しかしながら周りを見れば、ノリノリの子もいたりして、皆さん感じ入っているようであり、これはやはりアタシの変化が原因なのだろう。と、結論ずけてみたのだが。

いや、しかし、それにしても。
ライブの形態って、何年経っても変わらないものだな、と。

まず、20代の頃は気付かなかったのだが、MC がイタイ。中途半端に英単語を混ぜるのは何故なのか。ルー大柴を彷彿とさせる中途半端さである。これは冷静に聞くとかなりイタイ。

で、若干ウケ狙い付きのメンバー紹介。

更に、一旦退いてからのお約束アンコール。
下手するとこの退いて→出てきて 的なお約束が3回ぐらい繰り返されてしまうのである。今回は1回だったけど。

・・・と、このようなライブの運びって、全く変わってないのだなあと、なんか感心してしまったのであった。

それにしても、ファンてのは実に有難いものである。
アタシはこんな調子だったので、終始、アポーンとしてしまっていたのだが、他のお客さんはノリノリであり、MC にもいちいち「イェーッ」とか応えるし、「うわー、ダダすべり」とアタシが思ったウケ狙いコメントにも爆笑で応えるしで、非情に協力的なのだった。あれ、自然に出来てるならホントすごいって思ってしまうのだが、でも、自然に出来てるんだろうなぁ。アタシもそうだったもん。むかし。

ここまでボロンケチョンな感じで言っているけど、誓って言うがこれは某ミュージシャンおよびそのファンを誹謗してるのでも中傷してるのでもない。

アタシもかつてはそこにいた1人だったのであり、そして当時は最高に楽しい時間を過ごしていたことも確かなのだ。

が。
終わっちゃったんだよね〜、ロックンロールショーが、アタシの中で。

つまり、そういうことなんだろう。
今のアタシには小唄がお似合い。

写真はこの日のコーディネート。


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