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2006/06/28(水)
無駄ボーン。
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また1人辞めた。 オイオイ、ここは金貰えるアビバかよ!?と、言いたくなるような無知なオバちゃんであったのだが、結局教えても教えてもひとつもモノにならないうちに「ムリでした」といって辞めていった。
「ムリ」の結論は、入って3日で出せ。頼むから。 歓迎会でおまえが飲み食いした分払ってんだよ、こっちは。 二ヶ月給料払いながらアビバってやったんだよ、アタシはよ。 尤も、給料払ってるのは私ではないが。
さすがに辞めるときにいつもの「贈り物」はやらなかったが 今回もそれをやるなんて言い出したら、大暴れするところであった。何故そこまでしなければならんのか。この人に一体、何をしていただいたというのか。何に対するどういう気持ちなのか。 金を払ってもらう義理こそあれ、払う義理はない。
が、「最後に一言」はあった。これも全く必要ないと思うのだが。 ある程度貢献して、勇退するというならわかる。が、所詮負けて去る者である。それに対し、贈る言葉など、イヤミも甚だしいのではなかろうか。予想通り、白々しい言葉が飛び交って、居ても立ってもいられない状況となった。どうせイヤミな行為なのだからと、「お役に立てず、申し訳ございません」と、最大級のイヤミをお贈りしたのだが、どうやらバカすぎて伝わらなかったらしい。素直に受け取られてしまい、残念である。
恩返しもせずに辞めるのかコノヤローと思ったが、よくよく考えれば、さっさと見切りつけてくれたのが最大の恩返しとも言える。ただ、どうせならもっと早くして欲しかったものだ。
このようにして、次々と人が出入りする妙な職場である。 今まで何人出迎え、何人送り出したかわからない。 その都度徴収された金を合計すれば、豪勢な旅行ができるはずである。そして自分が辞める頃には、そいつらはもういないのだ。 返ってこないことがわかって払う無駄金である。
金金とケチくさいと思われそうだが、さすがにここまでドブに捨てるといい加減言いたくもなってくる。月収100万もあれば、さすがにそんなことは言わないのだが、こちとら貧乏人である。 歓迎会だの送別会だのと、そんなもんやりたい奴が勝手にやっておけ、と思う。プレゼントも有志でやりゃいいだろう、と。何を格好つけているのか。アホくさい。
そうして、この会社に入り、人との出会いと別れを繰り返しているうちに、去る者に対する未練やある種の思慕のようなものは、一切なくなってしまった。
サイナラ。オツカレ。 言いたいことは、ただそれだけである。
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