独りごちる。
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2006/07/29(土) 滑って転んで大分県
行っちゃったよ、オレは。隅田川花火大会に。
テレビでしか見ることはないと思っていたが、とうとう行っちまったのだ。浴衣を着たいという目的がなかったら、絶対行かないと思うが、人間、生きてると何に興味を持ち、どういう行動を取るようになるかわからんもんだ。特に私の場合。

まあ強烈に混むだろうさ、とは予想していた。
確かに、どこから溢れたかと思う程人はいたが、予想程ではなく安心した。中華街の春節に比べれば、屁みたいなもんである。あの時は本当に殺されるかと思ったのだ。

浅草駅を出て浅草寺に向かって歩いていると、なにやら聞いたことがある声がする。向かい側から歩いてくる一団の中に、Mr.ちん がいた。会社の子が、芸能人が普通にいっぱいいる。と言っていたが、おー、いきなりか。それにしてはMr.ちんって。などと思いながらも、期待は膨らむ。
が、先に言ってしまうと今日発見した芸能人はMr.ちん で打ち止めだったのだ。不発。

現地は携帯のメールも届かない状況。雷門の真下にいたので、運良く同行者と会うことができた。まずは、鰻屋に入ってキンキンに冷えたビールを一杯。そして鰻や焼き鳥をつまみに、続けて梅干入り酎ハイを流しこむ。なにやら、いかにも、な感じの競馬帰りのオッサンが、おごってやるから何か頼めという。もう出ようかというところだったので、丁重にお断り。オッサンはあれこれ話しかけてくるが、ロレツが回っていないので何を言っているのやらさっぱりわからない。よくよく聞くと、浅草に来ると金をむしり取られるから嫌いだ。と言ってるらしい。
オヤジよ、競馬やらず酒も飲まずまっすぐ家に帰りなさい。そうすれば浅草が好きになるから。
このオッサンはわけがわからんかったが、なんとなく憎めないかわいい顔をしていたので適当に相手をした。

いよいよ花火開始。
隅田川の花火は歩きながら見るもの というのは事前調査でわかっていたが、なるほど実際そうであった。ベストポイントでちょっとでも立ち止まると、お巡りさんがやってきて、「立ち止まらないでくださーい」という。声に促されながらとにかくあてもなく前へ前へと歩かねばならない。

ここでアタシは大失敗をやらかした。
アポーンと上を見ながら歩いていたら、いきなり何かに足を取られた。おっヤベえ!!と思い、反対側の足を踏み出すも、またしても何かに足を取られる。で、思いっきり前のめりにズベーッとすっ転んでしまったのである。浴衣着て。

一体何が起きた???と見ると、中央分離帯に足を取られていたのであった。お巡りよ、危ないから立ち止まらずに前へ進めというから言うとおりにしたら、このザマだよ。あんなわかりずらい突起があるなら、何かビカビカ光るもんでも置いとけよ。

アスファルトにしたたか足を打ちつけたので、絶対擦り剥いたと思ったのだが、立ち止まって見ることができない。
仕方なく、しばらく歩き続けて適当なポイントを見つけたところで見てみると、案の定、ステテコの膝が血だらけになっていた。
幸い、浴衣には響いていない。まさに不幸中の幸いとはこのことである。

まあ、そんな散々な目に遭いながらも、花火は大いに堪能できた。やっぱ、スゲエわ。規模が違うわ、この辺の花火とは。
惜しげもなくドッカンドッカン次から次へ、ド派手な花火が上がりまくる。かなり近くで見れたので、大迫力だった。

気づいたらわけのわからないところまで歩いてしまったが、再び歩いて浅草に戻り、6区の屋台でホッピーを飲んで帰ってきた。
家に着いて帯を解いたら、汗が沁みている。
ウッソー。あしべ着てるのに??と思ってみてみると、浴衣のおなか周りがグッショリだった。慌てて洗濯機へ放り込んだ。
やっぱ暑かったのね。といまさらながら思う。

そういや、電車の中で座っているとき、目の前に立った女の子の浴衣の袖にズラーッとしつけ糸が張り巡らされていて、アイタタタタと思ってしまった。なんか凝った髪型して、帯も凝った結びをしているので、美容院かどこかで着付けもしてもらったんだろうと思うが、しつけ糸には気づかなかったのだろうか。
こりゃ、言ってあげるべきかと悩んだが、知らぬが仏ということもある。で、黙ってた。

今日もたくさんの浴衣姿を見て楽しかったが、やはり襟元をだらしなくベローンと開けてる人が多い。暑苦しいので、是非やめろ。


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