独りごちる。
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2009/10/03(土) 山。
昨夜は会社の友達とカラオケに直行し、飲みつつ三時間歌いまくり、今日は今日で以前会社にいた友達と一年ぶりに会って二人で飲んだ。

二人で色々話しているうちに、「いや〜、なんか、すっごい勇気貰ったよ!!なんか、今、ワクワクしてきた!!」と、相手に言われた。

このボロゾーキンのようなアタシから、勇気貰うって、どうなのさ、アンタ。と思ってしまうが、彼女もまた非常に壮絶な経験をしてきた人である。

恐らく、1人で生きていこうという決意を固めようとしているが、未だ不安が残る中、アタシの話を聞いて、1人で生きていくための勇気が湧いた、ということではないかと推測する。

が。
どーもみなさん、そこんとこ勘違いしているようで。

アタシは、これまでただの一度も1人で生きていく決意を固めたことなど、ないのだ。
まー、こりゃどうもそうなっちゃうかな〜とは常に思っているのだが、「アタシ、1人で生きてく!!」と、決意したことは一度もない。多分、死ぬまで、「いやいや、どこかにいるはずだ。アタシの片割れが。」と、思い続けているに違いないのだ。

でもまあ、こんなズタボロ状態でも、人に勇気を与えられることができるなら、生きてる価値もあるというもの。
かなり元気になって帰って行ったので、それで良しとするか。と思うわけである。

それにしても。
彼女の話を聞いて思ったが、ホント、人生エロエロ・・・いや、イロイロである。

一生を通して、大事もなく、案外平穏無事で終えられる人もいれば、アタシのように、貰い事故の繰り返しみたいな人生もある。
彼女もまた然り。

常々、運命を司る何がしかの存在はあるような気がしている。
それが神なのか仏なのかあるいは悪魔なのか何なのかは知らないが。

とにかく、何か見えないデカイものが、「よし、じゃあ次はこいつはこうしてやれ。」と、チェスだか何だかやるみたいにして、人の運命を弄んでいるのではないかと。我々は、それに踊らされるままに踊らされ、一生を終えるのではないかと。

だとしたら、そいつは何故アタシに試練を与えるのか。と考えてみたときに、なんとなく、わかってきたことがあった。

要するに、死なない程度の罠を仕掛ける駒として、アタシは非常に適しているのである。なかなかくたばらないから。

常々、自分は弱い人間であると思ってきたのだが、最近は、「実は世の中の大半の人間は、アタシより弱く、甘えん坊である。」ということがわかってきた。

最後の最後で「あら〜。案外弱かったのね。」という部分が見えてしまい、「よっしゃ。アタシならそれ、耐えられちゃうから、耐えてみせましょ。アンタはどうぞお逃げなさい。」という結論に至る。ということが、非常に多いのだ。

そんな、打たれ強いアタシだからこそ、「おまえならこれぐらいやっても死なないだろう」と、何度も罠をしかけてくると。
そういうことではないか、と、思ってみたりしているのだ。

そういうことであるならば。
「おもしれーじゃん。アッサリかわして、「ヘッ!!」と
鼻で笑ってやらぁ。」と、思ってしまうのがアタシの性分だ。

で、今回も、仕掛けられた罠をまたひとつ乗り越えた感がある。
次は一体どんな演出で何をしかけてくるつもり?
と、思うのだが、ひと山越えたアタシは、お陰で強くなっており
「いいじゃん。来るなら来てみやがれ。「ケッ!!」と笑い飛ばしてやりましょうぞ。」と、思っているのだ。

山を越えるまでのアタシは、オロオロ、ジタバタして見苦しく非常に不甲斐ない。
でも、何だかんだ言いながらも、何とか越えちゃって、
そして越えた後は案外涼しい顔をしているのだ。

こんなこと繰り返して、何だか、気付いたらかなり高いところまで昇ってきちゃったよなぁ。
という気が、今、しているのである。


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