独りごちる。
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2007/03/03(土) ひなまつり。
アッという間に弥生3月。
そして今日は、ひなまつりである。

一年に一度、アタシが両親に懺悔する日。

どう考えても行き遅れた、いや、結局行けなかった娘のために、望みを捨てずに毎年毎年諦めず飽きもせず、雛人形を出し続けるおかんとおとん。

今までは、そんな行為を嫌味に感じ、『折角出したんだから見ていけ』と言われても、『ち。なんだよ、押し付けちゃって。これ見よがしに嫌味ったらしいったらありゃしない』など思いながら、チラッと見て逃げ帰ってきたものだが、自分的にも完全に抜けてしまったというか、今年はむしろ『いや〜すいませんねぇ。ホント、申し訳ない』という気持ちで、じっくり拝んで写真まで撮ってきた。

そして思ったのだが、お姉ちゃんが生まれたときからだから43年モノってことになるのに、うちのお雛様は実に綺麗である。
それだけ、両親が大事にしてくれていたんだなぁと、今更ながら有難く思う。

本来は7段飾りの立派な雛人形なのだが、さすがにもう何年も前から内裏雛しか飾らなくなってしまった。
五人囃子や三人官女は無事だろうか。あの、爺さん武士とか。

いやいやホント、こんなに大切にしてもらって、有難いとしか言いようがない。しかも、諦めず毎年毎年出してくれて、ホント、不肖の娘で申し訳ない。

・・・・が。
どうしても、とーちゃん、かーちゃんに言いたいことがある。

去年だったか、テレビで、本来雛人形というのは、女の子一人にひとつなくてはならない。二人いるならふたつ必要だ。
ということを知り、『なっなに!?じゃあ、あれは姉ちゃんの雛人形で、アタシのは無いってことか?? だからアタシは嫁に行けなかったんじゃないのか??』と、慌てておかんを問いただしてみた。

すると、『そうよ。あんたのもちゃんとあるじゃない。』という。『ええっ!? それはどういうことか』と正すと、『ハイハイ人形みたいなのがあるでしょ。あれがアンタのお雛様よ』という。

それを聞いたアタシの感想→『げっ!!』である。

そういえば、子供の頃から、立派な七段飾りの一番下に、いつも、ガラスケースに入った不気味なハイハイ人形みたいなのが飾られていた。

それがものすごく違和感があり、しかも、他のお雛様に比べて圧倒的にデカイ赤ちゃんで、顔も梅図かずおの漫画に出てくるような不気味な顔なので、子供心に『これ、気持ち悪〜い。なんでいつもこんなところに飾るんだろう』と、思っていたものである。

まさか、あいつが、アタシのお雛様だったとは。。。
30何年も全く知らず、ひたすら『きもーい』と思っていたアタシは一体。。。

おかんとおとんが毎年欠かさず諦めずに出してくれる内裏雛は、あくまでもお姉ちゃんのお雛様であり、アタシのではない。

で、アタシの『ハイハイ人形』は、どうしているかっていうと、年中出しっ放しなのである。ダメじゃん。

とーちゃん、かーちゃんよ。。。何か、間違ってねえか?


で、写真は、『おねーちゃんの』お雛様。
烏帽子が微妙に曲がっているところがなかなか◎。


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