独りごちる。
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2009/08/31(月) 哀しき性。
ぶっ叩かれると感性が目覚める という、この哀しき性はなんとかならんものか。

しかしながら、事実、あらゆる言葉が溢れ出し
そしてアタシのクソつまらない退屈なこの独り言も、自分的には「10年日記」以来の盛り上がりなのである。

もう、こうなったら本でも書いちゃうか。
調子こいては最後にしっぺ返しを食らうというこの展開
「家政婦は見た」好きの人あたりに受けるんではなかろうか。
何なら挿絵も自分で描くし。

あるいはアタシが死んだ後、誰かまとめて本にでもしてくれんかな。「或るお調子者の記録」として。
「ウケる〜」とか言って、読んで欲しいもんだ、馬鹿ギャルに。

それにしてもアタシの人生、なぜこのような思いがけない展開が待ち受けているものか。未だに、実はそのへんにヘルメットかぶって看板背負った野呂 圭介がうろうろしていて、いつ出て行こうかと様子を伺っているんではないか。などと思ってしまう。

で、「大成功〜!!」と一緒に言わされた挙句、「も〜っ」とか言いながらヘナヘナ〜っとソファーに座り込んだところへ、ブーブークッション。みたいな。

そういう事が本当に起こるんだからたまったもんじゃない。しかも、何度も、である。ここまでくると、さすがに自分でも、「自分劇場」が面白くなってきた。一体次はどうなるのか、と。

幸せで調子こいてるときの日記など、今読み返せば顔から火の出る思いだが、あえて消さずに取っておくのだ。だって、その方が後から読んだとき面白いもん。

10年日記がそれを物語っているのだ。
調子こいてはぶっ潰され、そしてまた調子こき。この飽くなき展開の面白さ。で、20年経った未だにそれを繰り返しているという、このお寒い感。これを残しておかずして何としよう。

とはいえ、実際、その時々は一応アタシも必死なのだ。いや、必死だからこそ、後から読んで面白いのか。
リアルタイムで関わった様々な人々も、10年、20年経てば全て「愛すべき登場人物」達である。

全ての思いはやがて風化し、アタシの人生の1ページを彩る、登場人物の一人と化すのだ。で、それは他の誰かにとってのアタシの存在も同様ということである。

それで、いいのだ。

そして今日のアタシは、新たに「ロックな肉体」作りを目標に、エクササイズに励み、iPod をぶら下げて、一人、「Air 清志郎」に興じるのであった。

そう。ただのアホですが、何か?


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