独りごちる。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年2月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
最新の絵日記ダイジェスト
2016/01/11 遅ればせながら
2015/11/07 12年
2015/06/11 ほぼインスタ。
2015/04/09 祝・結婚5周年記念旅行
2015/03/24 招き猫

直接移動: 20161 月  201511 6 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 月 

2006/02/04(土) 日暮里
今日は着物仲間と日暮里へ行ってきた。
目的はTOMATO という生地屋さんで生地を大量に仕入れてくること。だが、実は私の中の本来の目的は、羽二重餅を食べることにあった。
専門学校時代、何故か下町を探索するのがマイブームになっていた。日暮里だの人形町だのに出向いて行っては、駄菓子を買ったり、団子を食ったりしていたのである。
その時、初めて羽二重餅を食べた。今や、どこででも赤福が手に入り、また赤福もどきも簡単に手に入る時代である。だが、当時、かれこれ20年前になるが、その頃はまだあんなに柔らかい餅は、そうそう簡単に食すことができなかったのである。団子といえば、いわゆるよくある弾力性ありまくりのみたらし&あんこしかなかった。少なくとも私の周りには。
そんな中、羽二重餅を初めて食べたときの感動といったら、そりゃもう計り知れないものがあったのである。「なっなんだこの柔らかい団子は???そして何だこの上品な餡子は??旨すぎる!!!」と、まさにほっぺが落ちちゃう状態だったのだ。

それから恐らく一年後ぐらいに、私は再び日暮里を訪れ、羽二重餅を食べているが、それ以降、今日まで、ずっと羽二重餅は口にしていない。またあれが食えるのかと思うと、感動もひとしおだった。

そして予定通りTOMATOで大量に生地を買い(安かった!!)、羽二重餅屋へ。ワクワクしながらパクッと食いついた。
が。
おかしい。羽二重餅の味は変わっていないはずなのだが、当時感じた程柔らかいとは感じなかった。そして、確かに美味しいのだが、「そんなに言う程美味いか?」という気もしてきた。
断じて言うが、羽二重餅自体の味も柔らかさも、絶対に変わっていないと思う。私はこの20年の間に、赤福および赤福もどきを食いすぎてしまったのだろう。なんたって赤福はキングオブあんころもちである。柔らかさ、味共に他の追随を許さない。赤福と比べてはいけないが、やはり、赤福の味を知らなかった当時と、知ってしまった今とでは、もうどうしようもないのである。でも、美味いことには変わりなかった。

20年も経っているんだから、当たり前といえば当たり前だが、日暮里の街並にも驚いた。確か当時はだだっ広い道路の両脇に、いかにも布問屋然とした、一般向けに売ってるのか売ってないのかわからないような、暗〜い店風みたいなものがズラーッと並んでいたような気がする。
そして、駅前に薬局があるのは昔と変わらないのだが、確か薬局のところを入っていくと、駄菓子問屋がズラーッと並んでいるところがあったはずだ。あのあたりかなと見当をつけたところは、何やら大規模な工事をしていた。
多分、私の見当が外れていて、まだ存在するのだろうとは思うが、大体の見当も自信をなくしてしまうほど、様子が変わっていたのである。

羽二重餅を食べた後は、谷中ぎんざに向かった。
夕焼けだんだんを下ると、そこに何匹もの猫が固まっていた。
ホントに猫がいっぱいいる町なんだなぁなどと思っていると、早速美味しそうな店発見。飴屋さんだったが、そこでもんじゃ焼きソースせんべいなるものをGET。そしてまた少し進むと、美味そうなコロッケだのチキンだのの揚げ物を売る店が。そこでちゃんぽん天なるものを買って、また食す。これが冷めてたけど美味かった。

そして魅力的な谷中ぎんざを抜け、千駄木の駅を目指す。
途中、1個10円のおまんじゅう屋さんがあったので、すかさず購入。この道には、アップルパイの専門店とか、気になる店がいくつもあった。

とにかく寒い一日だったが、地元に帰ってきて驚いた。
雪が積もっているのである。すぐに帰る気にはなれず、駅ビルのレストラン街でうどんとほたて飯のセットを食べる。これがまた実に美味かった。

と、こう書くとなんだか食ってばっかりだが(いや実際そうなのだが)、一応着物も着たので写真を載せておく。
今日の着物は、浅草に行ったときに1000円でGETしたウールの着物。なんとなく自分の好みではなかったのだが、1000円だからこそ、自分の好みと違うものを買ってみようと思って買った着物だ。着てみると、案外いい感じだった。たまには好みに逆らってみるのも面白い。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.