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2006/05/04(木)
事件
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今、地元が大騒ぎである。 男女2人の遺体が見つかったと思ったら、更に3人の子供の遺体が見つかった。で、どうやら犯人は亡くなった女性の母親だとか。 それだけでもビックリなんだが、その子供3人のうちの1人が 22年前に行方不明になった男の子ではというのには驚いた。 22年前に子供が行方不明になった事件については、よく覚えている。あの日、町中に子供が行方不明になったという放送が何度も流れた。大概はボケた年寄りがいなくなったという放送なので、子供というのはかなり驚きで、他人事ながら心配したものである。 しかも、その後「見つかりました」という放送が一向に流れてこないので、更に不安にさせられた。 結局、子供は見つからず、なんとなく風化した感があったが、たまに「そういえば」と、家族でも話題に上ることがあった。 おかんはずっと地元の布団屋で働いていたが、その話しが出ると、「あの子のお母さんがあの子をおんぶして、よくお店にきたよ」と言っていたものだ。 その、子供をおんぶしていたというお母さんが、今、世間を騒がさせている容疑者その人だ。 現場も、うちからほど近い。日々過ごす中で、まさかそんなことがと思ってしまうが、実際、起きてしまったのである。 それにしても、わけがわからない事件だ。更にあの子供がここで出てくるとは思いもしなかったので、ますますビックリだ。 事実は小説より奇なり。というが、まさにその通りと思う。 しかし、本当に、恐ろしい世の中。 隣人が何してるかなんて、全くわからない。事実、アタシが住んでるアパートでも、数年前、仲良し家族と思っていた一家で、殺人未遂事件がおきたのだ。 人を見たら泥棒と思え。という世の中が来た、、というよりも人を見たら殺人者と思え。という世の中が来たと思った方がいいのかもしれない。 くわばら、くわばら。
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