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2006/12/05(火)
負けパー
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今は営業をしている、元上司がやってきて、「今年も負けパーやろうぜ!」という。
負けパーとは、負け組パーティーの略で、クリスマスを一人寂しく暮らす負け組み達が肩を寄せ合い飲み食いするパーティーのことを言う。
去年はこの上司の家で、四人の寂しい者達が集まり、負けパーをしたのだ。来年も同じメンバーで集まることのないようにしよう。と、誓い合いながら。
そして今年。
何の疑問も持たず、当然のようにアタシを負けパーに誘う彼と、断る理由を持たないアタシ。異動やら退職やらで、去年とはメンバーが異なるが、他に誘われる面々のいかにも負け組なこと。
これが泣かずにいられるだろうか。
しかも、各々の日程を合わせていくと、いずれもガラ空きなのが24日というこの悲惨さ。まさに、負け組の負け組による負け組の為の負けパーである。
24日に負けパーだけは、なんとしても避けようという、アタシともう一人の負け組の意見も聞かず「24日に決まり!じゃ〜ね〜」と再び営業に戻ってしまった。
オイ。待ってくれ。
できるならば、アタシは前日に食材を買い込み、24日は一日中パジャマのまま、一歩も外に出ず過ごしたいのだ。
チカチカキラキラしたイルミネーションなんぞ、見たくもない。
むしろ一日中家にこもり、お経をあげて過ごしたいと思っていたくらいである。
なのに、あえて、その日に、負けパー(ToT)
問答無用で、負けパー(ToT)
多分、来年も、
負けパー(ToT)
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