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2007/03/05(月)
ビニマダム
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いやはや、ものすごい風雨であった。 帰ろうと、会社の外に出掛かったのだが、500円の折りたたみ傘では一秒も持つまい。またしても、開くなり全部持ってかれちゃうに違いない、と、断念した。
で、仲間を誘ってタクシーで帰ることにした。 道端でタクシーを待つ間も、あわや、お猪口。という危険に何度も晒される。そんなとき、目の前を奇妙なものが涼しい顔して通り過ぎて行った。 思わず、皆無言で、その奇妙なものを凝視した。
ビニマダム、見参。
どんなマダムかっていうと、なんとかスーパーと書かれたレジ袋を、頭からすっぽり被っているのである。 で、その下には女の子らしく、ピンクのタオルでターバンを巻いている。それがスーパーの白い袋に透けているので、なんとなくうすピンクのかわいい帽子を小粋に被っているかのように見えるのである(いや、見えない)。
うーん。すごい。 マダムの心意気、半端じゃない。
『生きる』って、つまり、こういうこと。
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