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2008/06/08(日)
季の会
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今日は、お師匠さんに四谷まで男性小唄の会「季の会」に連れていっていただいた。 小唄の会は何度か行ったが、多くは女性なので、男性だけの会というのは初めてである。
場所は上智大学の近くで、駅から会場までの間、紫陽花がすごく綺麗だった。
天気予報は雨だったので、いつも着物のときの雨用に持っていくでかい傘を持参したのだが、結局降らず。 アタシがこの大刀を引っさげて行くときは、大抵雨が降らないのである。
で、男性小唄の会。 最近、三味線だけでなく唄がとても面白くなってきたアタシだが、やはりまだ自分で適当に唄ってるときの方が、人の唄を聴くより面白い。
というのも、まだ小唄というものが全然わかっていないからである。どう聴いていいのかが、いまいちわからない。どの人が上手いのか、とか、どこを取って上手いと言うのか、そのあたりがまったくわからないのである。
ただ、「この人イマイチ」というのだけはなんとなくわかった。 抑揚がないので、気付くと寝ちゃってるのである。 師匠はプログラムに色んなメモを書き込んでいるが、そういう人のときにチラ見すると「覇気がないやねぇ」とか書いてある。 それを見て、「この、つまんないと眠くなるという動物的勘だけは、どうやら当たってるらしい」と、感じた次第だ。
でも、人の唄を聴くというのは、眠いながらもやはり色々勉強になる。やっぱ、抑揚がないとダメだよねぇ。 しかしながらアタシの場合、唄に感情がこもらないから、致命的である。あとは無理矢理でも演技するしかないってことなのかなぁ。
いやはや、それにしても。 さすがに疲れてしまった。帰りの電車では、なりふり構わず爆睡した。
今日はサマーウールを着て行ったんだけど、6月初旬にして既に「あっちぃ〜」という感じだった。 こんなことで、7月の披露宴を乗り切れるのか、オレ。 三味線担いで、都内まで行かなくちゃならんというのに。
で、写真は今日のコーディネート。 半襟は紫陽花模様。帯はお気に入りのカエル柄の絽の帯である。 涼しそうに見えるけど、あっちーのよね〜。
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