|
2009/05/09(土)
我等なりの偲ぶ会
|
|
|
青山は、すんごい事になってたようだが、アタシはライブを最後の思い出としておきたい、というか、あえて終止符を打つ必要もないだろ。ってことで、告別式に行く気は無かった。まあ、後でニュース見て、どっちにしろあの行列を並ぶのはアタシにはムリ!って思ったが。
その代わり、相応しい人と相応しい場所で、相応しいやり方で「偲ぶ会」を執り行ったのである。
場所はお祭りで大賑わいの神田。 22年、いや3年前か? アタシがはじめて就職したのが神田の会社であった。そこで出会った同期と、更にはその妹と共に、当時、RC のライブに行きまくったのである。
当時は、清志郎の作り出す歌と、自分の置かれている状況が妙にシンクロして、ライブに行っては、「うぉぉーっそうだ、そうなんだよぉぉお!!」みたいな感じになっていたものである。
まあ、このあたりは「10年日記」に全て書いてあるのだが、つまりは、その「10年日記」に出てくる場所、人、出来事、全てまるごと偲ぶ会を、その、元同期と行ったわけである。
「10年日記」とか言っちゃってるが、このHPを立ち上げて過去の日記を「10年日記」と称して公開したのが10年前。 つまり正しくは、「20年日記」だ。
神田の会社を辞めて、それぞれ別々の道を歩み出してから今までの20年、及び、その会社で共に過ごした1年3ヶ月を振り返ろうというのだから、話が尽きるはずがない。
あっという間に時間が経ってしまったのだが、まだまだ話し足りないという状態だった。
なんというか、20年間かけて作った手弁当を、お互い持ち寄って、披露する。みたいな、そんな感じなのだが、さすがに、20年ともなると、味も相当しみていて、出てくるおかずは、「しょっぱっ!!」「苦っっ!!」「辛っっ」と、味の濃いものばかりだ。 それだけに、超〜面白い。「しょっぱっっ!!!でも、、旨っ」って感じである。
20年以上の歳月を、共に語れる相手がいるというのは幸せなことだ。清志郎を偲ぶという目的で再会したのだが、実際のところは、懐かしい場所、二度と会えない人々、消えたお店、戻れない場所などの全てを「偲ぶ会」になっていた。 なんだか、最高に素敵な偲ぶ会が出来たなぁ〜という気がする。
こんな風に、また元の原点に戻って、共に偲ぶことができるとは、思ってもみなかった。これだから人生は面白い。
で、更にわかったこと。 女の魅力は若さに非ず!! 年を重ねるって、案外素敵で面白いことだなぁと思ったのだった。
とにかく、こんなにすばらしい充実した一日をくれた清志郎に心から感謝である。
写真は、お祭りで賑わう神田。そして、残念ながら閉店していた、AIKO。
|
![](/user/gumbo/img/2009_5/9.jpg) |
|
|