独りごちる。
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2006/07/09(日) 想い出よ、さらば
先日から、怪しい、怪しいとは思っていたのだ。
HDD から、時々怪しい音がする。
それが、一昨日、突然、ギーガチャン、ギーガチャンと、実にヤバイ音で騒ぎ始めた。
あ、ヤバイ。と思ったときには既に遅く、そのままハングアップした。で、「DISK BOOT FAILURE」。

・・・・ですよね。
って感じである。悲しき哉、こちとらサポート稼業のはしくれ、この場合の対処法は言われなくてもわかっている。
「HDD ぶっ壊れ。データは諦めましょう。」である。

常々、お客さんに「データはこまめにバックアップを!!」などとアドバイスしているが、そう言ってる自分は案外無頓着で、バックアップなんぞ取っちゃいない。

ギーガチャンの音と共に、ここ7、8年ばかりに溜めに溜めてきたすべてがフワフワフワフワフワワワワ〜ンと、消え去った。
いやいや、前のPC から引き継いだものがあるから、10年分ばかりか。

よく、「ンニャロー!!ヤワなもん作りやがって!!データ弁償せい!!」とか、「いくらかかってもいいから、なんとかデータを取り出せないか」などと、しつこくしつこく言ってくる人がいるのだが、むしろそんな元気があるのはまだマシな方で、人間、本当にショックを受けると、「アハ・・・・アハハハハ〜」と、笑うしかないのである。しかも自作マシンだからどこにも怒りのぶつけ様がない。怒りをぶつける先がある人は羨ましい限りだ。
どうせ諦めるしかないとはいえ、その前に多少は気持ちも晴れるというものだ。が、アタシの場合は。。。

ショックを受けててもしょうがないので、とりあえず新しいHDD を買ってきて、交換した。が、このマシンを作ったのはもう何年も前で、最近のBig Drive をうまく認識できないらしい。
いや、認識はするのだが、何度やってもフォーマットに失敗し、OS が入ってくれないのである。しまいにはハードディスクが壊れてるか電源が入ってないとか言い出す始末。

試行錯誤の末、なんとかOS を入れることに成功。インターネットにも接続成功。が。
前回の懸念が早速現実味を帯びることになった。メールの設定がまるっきり不明になってしまったのである。
アカウントはわかるが、パスワードがわからない。POPだのSMTP だのも、絶対手紙でもらってるはずなんだが、どこへ行ってしまったものか、皆目検討がつかない。とりあえず、2つあるうちひとつはなんとか設定できたので、そのメアドを使ってもう一つの方に、再発行依頼を出した。

その後も、環境を戻すまでにひと苦労。いちいちアカウントだのパスワードだのシリアルだのを聞かれ、その度にアタフタと部屋中探しまくる羽目になるのである。
心配していたことが、早速起きてしまったのだった。

一時は、すべて諦めて新しいPC を買っちゃうか。とまで思ったが、とりあえず使えているのでこのまま騙し騙し使いつづけ、新しいOS が出たときに考えようということにした。

それにしても。
メールやら写真やら、何から何まで全部綺麗に消え去った。
ク〜ッ・・・という気持ちだが、過去とはそのように淘汰していくものかもしれん。とも思う。

写真は残念至極だが、考えてみれば大昔の人などは、写真なんぞなかったのだ。セカセカと写真を撮って、後で見ながらニヤニヤしたりなんぞせず、想い出は想い出として、胸の中に納めておく。やがて忘れたら忘れるにまかせる。そういうことがあっても、まあ、いいではないか。

などと、いろいろ自分に言い聞かせつつ、思い返しては「くーっあれは惜しかった」などと、悔やんだりしている小さい私なのだった。

でもまあ悔やんだところで消えたものは返ってこないのだ。
過去なんぞ、邪魔することはあれど、何の助けにもなってくれやしない。大体においてそういうもんだ。
思い出などは、死ぬ直前に思い返せればいい。その時忘れていたならば、それは人生においてそうたいしたことじゃなかったってことなんだろう。
ていうか、PC の中身が消えたからって思い出が消えるわけでもないのだが、ちょうどいいから一緒に消したいものはここで消してしまおうと、思ってみたりもする。

そんな中、昨日は着物仲間+会社の仲間で七夕見物をした。
ものすごい人だったが、いろいろと飲み食いして面白かった。
写真は昨日の浴衣コーディネートと、実に下品なイナバウアー。


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