独りごちる。
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2007/10/31(水) 8年目。
なんと、今日で、今の会社に入社してから8年目に突入した。
これはアタシの多すぎる職歴の中でも、キャンプ用品屋の7年を抜いて、最長である。

今まで何度か危機はあったが、それでも何とか8年続いたのは、このアタシにもようやく忍耐力がついてきたってことなのか。偉いぞ、アタシ。などと思ってみたが、違う。
年取ったってだけである。

今、仕事を辞めたら、ワーキングプアだのニュープアだのでは済まない。そんなもんは若いからなれるのだ。アタシなんかいきなりホームレスになってしまうのだ。

そうなりゃ、そりゃもう多少のことは目をつぶり、ひたすら大人しく定年まで粘るしかないじゃないか。
今後は当たらず障らず大人しく。で行こう。

絶対無理だけど。

で、全然関係ないが、アタシんち周辺で出没してたパンク魔がついに逮捕されたらしい。
どーせムシャクシャした男だろうと思っていたら、なんと捕まったのは、32歳の主婦だとか。

どうりでねぇ。
近くの本屋に、本を買いに行ったときに、隣の公園で町内会のオヤジ達みたいなのがたむろしてて、本屋の駐車場から降りるアタシを強烈にジロ見してたんだよねえ。
疑うなっつーの。他人の車をパンクして回るほど、暇じゃないっつーの。

でもまあ、とにかく捕まって良かった、良かった。
タイヤ4本交換したばかりのアタシは、毎日ヒヤヒヤものだったんだから。

しかし、何があったんだろうねえ。
旦那が相手にしてくれなかったのかな。そんなことでパンクさせられちゃ、たまらんな。

それにしても、色んな人がいるもんだなぁと、思ってしまう10月の最終日なのであった。

1年て、早いね。

2007/10/29(月) 今更、亀田。
さて、先週の金曜日は、信濃屋も開いており、二週間ぶりにお邪魔したのだが、いやー、盛り上がった、盛り上がった。

みんな、1人で飲みにきた人たちばかりなのだが、アタシ以外の3人は既に常連でお互い顔見知り。
そこにちゃっかり加わったのだが、すぐに打ち解けてワイワイ騒いできた。

信濃屋は、ほぼ、おでんしかないので、常連さんの1人が他の店で山ほど焼き鳥を買ってきて、おでんそっちのけでみんなでご馳走になった。そんなことも、アリなのである。

そして初対面の女の人に、電気ブランをご馳走になった。
散々飲んだ後の電気ブランは強烈で、それこそ帰りはヘベレケ状態。よくぞ、ゲロ吐かずに家まで辿りついたものだと、われながら感心してしまったのだ。
尤も、タクシーに乗ってたら間違いなく小間物広げちゃってたけど。

さて、世間的には一応落ち着いたところで、今更ながら亀田騒動に触れてみよう。

アタシは元々亀田一家が大嫌いなので、今更叩かれようが何だろうが知ったこっちゃないが、この一連の騒ぎを見て思うのは、亀田を持ち上げてみたり、落としてみたり、また持ち上げてみたりと、何と日和見主義な人々が多いことか。ということである。

なんか、おめーら一貫した主義みたいなもの、ないの? と、言いたい。
みんな、散々、亀田カッコイイ、新しいって騒いでたじゃん。
それがいきなりバッシング。で、兄ちゃんの会見で一緒に涙し、『亀田がんばれ』『最高の親子だ』って、バカか。

結局、そういうバカ達に、頭の悪い亀田一家が踊らされちゃったんだろうなぁ〜。というのが、アタシの感想だ。
亀もおだてりゃ木に登る、といったところだろうか。

まーとにかく。
持ち上げたり落としたりして、人の人生を弄ぶのは、やめようよ。と言いたい。
そんなことしても、胸くそ悪いだけなのだ。

2007/10/22(月) 白扇
最近、小唄のことについて触れていないが、相変わらず熱心にお稽古に励んでいるのである。

きゃらの香り、春風さん、ときて、先日、3曲目の課題曲を戴いた。おめでたいときに唄ううた、『白扇』である。

今までと違って、これはちと長い。で、更に三味線が難しく(いや、唄もだが)なっているのである。
最初、こりゃ無理だ。と思っていたが、何度も繰り返し練習するうちに、なんとなく曲になってきた。
唄に合わせて弾けるようになるまで、あと一息といったところ。

曲にもならない状態から、だんだんと曲として弾けるようになるのは、とても楽しい。
難しいけど、面白くてやめられないのである。

2007/10/19(金) 臨時休業
ようやく金曜日。
今日も仕事帰りに信濃屋で一杯、、、と、雨の中、傘がお猪口になりそうなところを頑張って行ってみたのだが、『臨時休業』。

昨日、ホームから見たら、ちょうちんが暗かったので、『よ、よもや潰れたのでは!?』と焦ったが、入り口に『臨時休業』の貼り紙があった。
『臨時休業』の文字だけは読めたのだが、如何せん、そのほかの字があまりに小さくてホームからは読めない。
電車の窓に顔をくっつけるようにして見てみたのだが、やはり読めず。

今日、店の前に行き、初めて昨日、今日と臨時休業であることがわかったのだった。

あー残念。
おでんとホッピーで過ごすアタシの花金生活計画が、いきなり出鼻をくじかれるとは。。。。

写真は、残念ついでにホームから撮った信濃屋。
こんな可愛い看板を最近つけたのである。

2007/10/14(日) エディット・ピアフ
前から見たいと思っていた、映画エディット・ピアフを見てきた。
泣くということはないが、とにかく波乱万丈なその人生に『うーむ・・・』と唸らずにはいられない。すごい一生を送る人もいるもんだなあ、と。

良い映画で、特に主演女優の演技が凄く良かったが、現在と過去とを行き来しすぎるというか、その過去も時代がまちまちなので、そのせいで、本来の歌とピアフの人生の意味や重みが薄れちゃった感があるような気がする。

愛の賛歌と副題がついているが、実は愛の賛歌は少ししか流れない。個人的には、もうちょっとそこを深く掘り下げても、、という気がしなくもなかった。
あれだと、越路吹雪の歌ってた愛の賛歌は、本当の歌詞とは全然違うってことがわからないなぁ。
って、映画制作者はそんなこと伝えようなんて思っちゃいないだろうけど。

今後のお楽しみは椿三十郎と、三丁目の夕陽かな。


今日は、テレビでヨコハマメリーもやっていたので、家に帰ってきてからは、メリーさんの生涯を見た。

何にせよ、女はすごい。

2007/10/10(水) new poor
new poor という社会現象?があるらしい。今日、テレビでやっていた。派遣や契約社員で、極貧生活を送ってる人々のこととか。

確かに、このご時世、正社員として就職できるのは、ある意味奇跡なのかもしれない。

江戸時代で言えば、中間みたいな感じで、派遣社員や契約社員の人が遣われているのである。要するに、用があるときだけお願いして、あとはサヨナラ。みたいな感じである。

正社員による派遣、契約社員に対する見方にも、差別的なものがあるという。

が、どこも同じと考えるのはどうかと思う。
アタシの周りも、ほとんどが契約社員だが、アタシ自身、バイト生活も派遣生活も長かったせいか、この人は派遣だから、とか、この人は契約社員だから、と言った見方はしていない。

というのも、自分自身、派遣だろうがバイトだろうが、ガンガン意見もしたし、社員以上の働きをしてやるぜという気概があったからである。底辺から成り上がっていくのが大好きなのだ。
下克上、万歳だ。

ところが、今は逆に、派遣社員、契約社員自身が、自らを卑下してしまっているところがあるように思う。
もっとガンガンでしゃばって行けよー!と思うのだが、『自分は契約社員だから・・・』と遠慮してしまうらしい。

契約社員の方が圧倒的に数が多く、もしも彼らがごっそり辞めたら、たちまち会社は立ち行かなくなるわけで、『あんたらが作ってる会社なのに』と思うのだが、彼等の中の、正社員、契約社員
の意識はかなり強いみたいだ。

また、『契約社員』であることに、逆に甘えている面も見られなくはない。全員がそうとは言わないが、どうしても、意識の違いを感じざるを得ない。そこが非情に残念であり、勿体無いと思う。

でも、まあ、うちの会社の人々は、今日テレビで見た人たちに比べ、大分恵まれてるよな〜と思った。
しょっちゅう休んでても、仕事できなくても、クビにならないんだもの。海外旅行なんぞ行ったりして、アタシなんかより余程リッチに思えてしまうのだ。

で、見終わって決意したのだが、40のアタシがこのご時世に正社員でいられることは、まさに奇跡。だから、多少のことがあっても文句も言わず、目立たず大人しく、定年までしがみついておこう。

・・・・こうして、アタシもつまんない社員になっていくのだ。
日本を殺したな、小泉さんよ。

2007/10/08(月) 信濃屋
ずっと、一人で飲める居酒屋が欲しい。と、手頃な店を探していたのだが、ようやく見つけた。

いや、見つけたというより、1年近く前から、常に様子は伺っていたのだが、1年越しで、やっと、実際に入ることができた。という方が正しい。

金曜日に、友達と飲む約束をしたのだが、職場が違い、あちらの方が終わるのが大分に遅い。どうしようか、ということになったので、今こそと、『アタシは先に一人で飲んでるから、構わないよ』と言った。
で、信濃屋に一人で乗り込むことにしたのである。

信濃屋は、帰りに乗る電車の駅のホームから見える。
信濃屋の白い提灯が、疲れた心に沁みるのである。
渋いが小奇麗で、カウンターしかないところもいい感じだ。
しかも、ホッピーを置いているのが良い。
入り口を開けているのも入り易い。

・・・が。客がいない。
とにかく、いつ見ても客がいないのである。

アタシは随分前から狙っていたので、毎晩、毎晩、ホームから様子を伺ってきた。
台風の日に、店主が必死に消えた提灯の明かりをつけようとしているときも、所在無さそうにドアを拭いているときも、たまに何人かお客が入っているときも、ずっと見てきた。

すると、まさに、行くぞという前日になったら、二階の壁に、着物姿の女の人の絵のついた、何やら小洒落た看板なんぞをつけていた。これは、いよいよアタシを呼んでいるに違いない。と勝手に思った。

当日は雨。よっしゃー!!と行ってみると、『やっぱり』という感じでお客ゼロ人。景気付けにホッピーを頼み、いくつかおでんも注文した。マスターは、なかなか小洒落た人で、しかもすっとぼけていて面白い。恐らく一時間以上、マンツーマンで色々話をしていたのだが、お酒だのつまみだの、あれやこれやとサービスしてくれる。おでんも美味い。

なんだかんだと喋ってるうちに、友達がきて、常連の客が一人きた。全然知らない人だが、四人でワイワイとかなり盛り上がったところで、終電を逃してしまう。
なんだか面白いので、全然気にせず、もうこうなりゃ飲み倒そうかと思っているところへ、サラリーマン二人がやってきた。

これがまた、『昔はこういう人が会社に一人はいたんだよねえ』という感じの、猛烈営業マンと、そのお世話係みたいな技術系の男。この猛烈営業マンが、とにかく面白い人で、信濃屋は大いに盛り上がったのだった。

その後、誘われるまま近くのバーで猛烈営業マンにご馳走になり、始発で帰ってきた。

こうして、アタシの初一人飲みは、わけのわからない大騒ぎなまま、終了したのである。
あー、面白かったなぁ。

一人で何か始めようとすると、かなりの勇気がいるものだが、ちょっと勇気を出してしまえば、新しい世界がワァ〜ッと広がるものである。これだから人生、面白い。

ただ、肝心なところでは勇気を出せないアタシである。
翌日は、己の勇気の無さに、撃沈したアタシなのだった。

写真は、ホームから見た信濃屋。ちょっと何がなんだかよくわからないけど。


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