独りごちる。
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2012/12/29(土) 着ぐるみ&ヅラ。
今日は、デイの今年最後の営業日。
そして、忘年会の日である。

で、アタシはヒヨコの着ぐるみを着て司会をし
アフロのヅラをかぶって、あたりまえ体操をやった。

滑ったら悲惨だったが、幸い利用者さんたちは、
とても喜んでくれ、忘年会は無事成功。
大変だったが、やり切った感があり、帰ってきてからの一杯が
無茶苦茶旨かったのである。

前職の仕事仲間達は、今のアタシの姿、想像つかないだろうな〜。
ていうか、自分でも想像つかなかった。

でも、やっちゃうのである。
そしてやっちゃうのが、オレである。

なんとなく飛び込んでしまった世界ではあったが
ここまでのところ、今までのどの仕事より、一番楽しく
遣り甲斐がある。

最初の頃、失敗ばかりで、毎日、いつ辞めようか
どのタイミングで辞めると言おうかと、そればかり考えていたが
あそこで踏みとどまって良かった、と思う。

というか、踏みとどまったというよりも
あまりに忙しくて、言い出すタイミングを掴めないまま
次第に仕事も覚え、利用者さん達とも親しくなり
気付いたら必死にやっていて、そして楽しくなっていた。
という感じだ。

熱い決意で始めたわけではないが
気付けばかなり熱くなっている自分がいる。

そうそう。
そうなのだ。
私は、実は熱い奴だったのだ。
と、忘れていた自分を思い出した。

今年もめまぐるしく過ぎていったが
とにかく、言えることは、介護始めて良かった。
そして、デイも色々ある中で、あのデイに就職して
本当に良かった。
これが、今年一番の収穫であることは、間違いない。

来年も、利用者さんたちにたくさん笑ってもらうために
体張っていこう。
と、思う私である。

写真は、私が描いた下絵で利用者さんが作ってくれた貼り絵。
見る度に、嬉しくなってしまう。

2012/12/24(月) クリスマス会。
今日はデイでクリスマス会をやった。
スタッフが出し物をやったり、ビンゴをやったり、ケーキを食べたり。
なんか、遥か遠い日の子ども会のクリスマス会を思い出したのである。

去年の今頃は、まさか自分がデイサービスでクリスマスを迎えていようとは思いもしなかった。

ホント、わからんな、人生。

夜は旦那様と二人で鶏料理をたらふく食べた。

忙しいけど、なんだかとってもクリスマスらしいクリスマスイヴであった。

2012/12/17(月) 上を向いて歩こう
明日は、母ちゃんの命日である。

昨日の今頃は、母ちゃんはまだ生きていた。
言い換えれば、昨日の今頃は、母ちゃんが生きていた最期の時である。

今日は旦那が夜勤でいない。
1人の夜、CDに溜め込んだ母ちゃんの写真を見て、号泣した。

母ちゃん、なぜ死んだの。
どうして死んじゃったの。
とか言いながら。

・・・・・が、色々な写真を見ているうちに
ふっと笑い始めた。

旦那とアタシの面白い写真がある。
母ちゃんは、どの写真も笑顔で幸せそうである。

幸せだったのだ。

アタシも、幸せなのだ。

泣くだけ泣いたら、スッキリした。

お母さん、アタシは今、100近くまで生きてる人に囲まれて仕事をしています。
お母さんより、20年以上も長生きしている人たちと。

お母さんは、その人たちに比べると、随分早く逝ってしまった。

・・・・・・でも、幸せだったんだよね?

アタシは、優しい旦那と、父ちゃんと
この先の人生、幸せに暮らします。

だから、安心していてね。

母ちゃん、会いたいよ。
ものすごく会いたいよ。

でも、まだ会いには行かないよ。
父ちゃんと、大事な旦那を幸せにするという
大事な仕事が、アタシには、ある。

2012/12/16(日) 早い…
早いもので、今年もあと半月。
学校に行っていたときの三ヶ月は恐ろしく長く感じたが、働き始めてからの三ヶ月はバカみたいに過ぎるのが早かった。
このままわけがわからないうちに、お正月突入となりそうである。
お母さんが逝ってから、間も無く一年だ。
早いなぁ…
今日は選挙だったが、自民党返り咲き。
今の日本を、おかんはあの世でどう見ているのだろう。
政治はともかく、あたしゃ頑張ってるよ、母ちゃん。

全然関係ないが、庭の枯れたバジルを引っこ抜いて、ミニガーデンシクラメンと、プリムラジュリアンという花を植えた。
寒さに強いそうなので、上手く育ってくれるといいが。
先月植えたビオラは、霜にも負けず、元気に咲いている。

2012/12/14(金) 風邪で
一日中寝てました。

薬を飲むために、ご飯のときだけ起き
それ以外は、眠り続け。

たまにはこのような休日があっても良いかも。
と、思うのだった。

それはそうと、デイで働いてから、初めて利用者さんの死に直面した。
三日前に亡くなり、一昨日、仕事の後皆でお通夜に行ってきた。

とても気丈な人だったが、ついに力尽きた。
とはいえ、94なので、大往生である。

みんな泣いていたが、私は泣かなかった。

母親の死以上の悲しみは、父親、配偶者の死を除いては、もう無いだろうと思われるし
たかが三ヶ月では、その人の何をわかったとも言えず
メソメソ泣くのもおこがましい、という気もしたからである。

ただ、顔を見て、さようなら、と心の中で言った。

私が目指すのは、生きているお年寄りの残りの人生を
いかに楽しく有意義にさせるか。
それだけである。

2012/12/02(日) さっぽろ。
12/2-3と、一泊で札幌に行ってきた。
まずは札幌ビール園でジンギスカンを食べた。
札幌は雪が積もっていて、それが固まってツルツル滑って怖い。
アタシはツルツル滑るのが本気で怖いので、途中、スポーツ用品店で靴につける滑り止めを買った。
夜は、初めて二人で札幌に行ったときに寄った、コロポックルというお店で飲んだ。
本当は、まだまだ豪遊する予定だったが、早々に眠くなり、ホテルに戻って一杯飲んだら、爆睡してしまった。

かつては、夜通し飲んで歌ったものである。
やっぱ、年かねぇ〜と、しみじみ思った札幌の夜であった。

それにしても、旦那との旅は楽しい。


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